愛国者の邪論

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重い腰を上げて中国大使と会談した日本共産党志位委員長、アッパレだが、日本のマスコミはこれを黙殺!?

2012-09-22 | 日記

昨日から先ほどまで妻の実家の墓参に行っていました。今朝の「朝日」の4面の記事を読み、「共産党のやったな!」と思ったのでした。

だが、それにしても、その記事の扱いを考えると、実はとんでもないことが判るので、簡単に。

それは何か。中国共産党のことをいろいろ批判している「朝日」だが、「朝日」の視点を使えば、「朝日」を始め、日本のマスコミは、ある意味、中国共産党の「人民日報」と同じだな、と思った。理由は、この共産党の活動をほとんどのマスコミ・マスメディアは黙殺に近い扱いだと思ったからだ。

「朝日」の一面には、「野田首相、大差で再選」「輿石幹事長に続投要請」とトップ記事。これは仕方ないとしても、その隣に「中国反日広がる波紋」「日本関係の本規制 日系工場スト続発」「中国共産党高官24日から訪日へ 尖閣国有化後で初」の見出しの記事。

今日の「朝日」の記事を読んだ国民、或いは今日のマスコミの記事を読んだり、観たりした国民は、共産党の中国大使との会談のやりとりは、ほとんど知らされないことになる。だが、同じ名前をもつ共産党の日本の共産党に対しては、中国共産党と同じレベルで見ることになる。こういう手法で共産党の伸張を抑えているのだろう。

このことについては、明日の各紙の記事に注目してみたい。ネットにもどのような反応が出ているか、も。

「朝日」 志位・共産党委員長「冷静に解決を」 中国大使と会談 
 共産党の志位和夫委員長は21日、在日中国大使館で程永華(チョンヨンホワ)駐日大使と会談し、尖閣諸島問題について「暴力はいかなる理由であれ許されない。冷静な態度で解決をはかるべきだ」と申し入れた。志位氏によると、程氏は「これ以上、事態をエスカレートさせないというのは同じ考え。対話での解決が、中国政府の基本的立場だ」と答えたという。
http://www.asahi.com/politics/intro/TKY201209210665.html?id1=2&id2=cabcajcc


同時に、だからこそ、日本の共産党の正念場は、これからだということも、強調しておきたい。大使の以下の言葉を、どのように検証し、日本共産党の立場を訴えていくか。まさに日本共産党の外交能力が試されているのだから。

程大使は、「注意深く聞きました。『提言』は、政府と党に報告します」と表明。「領有権に関しては立場が異なりますが、外交交渉による解決をはかるという点では、お互いの考え方は近いと思います」と述べました。さらに、「暴力行為は賛成しません。中国政府は冷静で理性的な行動を呼びかけ、警察は違法行為を取り締まると発表しています」と述べました。(引用ここまで)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-22/2012092201_01_1.html



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