アメリカ空軍は26日、西部カリフォルニア州の基地で、ICBM=大陸間弾道ミサイルのミニットマン3の発射試験を実施したと発表しました。
発表によりますと、現地時間の26日午前0時3分、試験用の弾頭を搭載したミニットマン3の1発を太平洋に向けて発射し、ミサイルはおよそ6700キロ先のマーシャル諸島の周辺の環礁まで飛しょうしたとしています。アメリカ空軍は、導入から60年が経過するミニットマンのシステムの正確性や信頼性を確認するため、定期的に発射試験を実施していて、部隊の指揮官は「われわれの核抑止力を実証する重要な発射試験だ」と説明しています。アメリカ空軍では、今回の試験は事前に計画されていたとしていますが、アメリカの一部のメディアは「北朝鮮の核開発をめぐり緊張が高まっている中で発射されたという点が注目される」などと指摘しています。(引用ここまで)
アメリカ空軍がICBMの発射実験 北朝鮮への牽制か
テレビ朝日 2017/04/27 05:50
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000099498.html
対決姿勢を強める北朝鮮への牽制(けんせい)とみられています。アメリカ空軍は26日、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験を行いました。未明に大陸間弾道ミサイル「ミニットマン3」が1発、カリフォルニア州のアメリカ空軍基地から発射され、実験は成功したということです。アメリカ空軍は「今回の発射はアメリカの核抑止能力の重要なアピールだ」とする声明を発表し、「現在のミニットマン・システムはいかなる挑発にも対抗できる」と自信を見せています。今回の弾道ミサイルの発射は、北朝鮮が核実験などを行う構えを見せるなかで牽制する狙いがあるとみられています。(引用ここまで)
米、ICBM発射実験=北朝鮮けん制か 2017/04/27-15:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042700684&g=int
【ワシントン時事】米空軍の地球規模攻撃軍は26日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ミニットマン3」の発射実験を行ったと発表した。弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮にミサイル能力の違いを見せつけ、けん制する狙いもあるとみられる。(引用ここまで)
自民 高村氏 北朝鮮の核開発「中国に止めてもらいたい」4月27日 22時05分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20170427/k10010963901000.html
自民党の高村副総裁は27日夜、中国で北朝鮮問題を担当する武大偉特別代表と会談し、北朝鮮の核開発問題について、「アメリカが止めると大ごとになるので、中国に止めてもらいたい」と述べ、平和的に解決するため中国が積極的に取り組むよう求めました。
会談は東京都内で行われ、自民・公明両党の日中友好議員連盟のメンバーや、中国の程永華駐日大使も同席し、北朝鮮情勢をめぐって意見を交わしました。この中で高村氏は、中国が北朝鮮からの石炭の輸入をことしいっぱい停止するとしていることについて、「とてもありがたい対応だ」と述べて、評価する考えを示しました。そのうえで、高村氏は「北朝鮮の核開発を止められるのはアメリカと中国しかないが、アメリカがやると大ごとになるので、中国に止めてもらいたい。そうすれば、中国はすべての国から感謝される」と述べ、北朝鮮の核開発問題を平和的に解決するため、中国が積極的に取り組むよう求めました。
これに対し、武特別代表は「朝鮮半島の非核化に全力を尽くしたい。この問題は平和的に解決したいと考えており、日本と中国で連携していきたい」と述べました。(引用ここまで)