全国学力調査テスト「科目」で「学力」は測れるか!
「学力」とは「国語」「算数」「数学」か!
小学6年生の国語 A・国語 B 算数 A・算数 B
中学3年生の国語 A・国語 B 数学 A・数学 B
平成28年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について
http://www.nier.go.jp/16chousa/16chousa.htm
愛国者の邪論の住む自治体でも
自民党議員から点数の低さに対する「心配」の声が!
議員は教育現場のことを判っているのか!
議員の「学力」そのものが問われているのではないか!
地方議会で前年からの順位の上下や近県との比較が話題になることもしばしばだ。朝日
朝日 全国学力調査/本当の力測れているか 9/30
毎日 学力テスト/「応用」の壁を越えるには 10/2
読売 全国学力テスト/地域の指導改善に蓄積生かせ 9/30
日経 学力テスト10年の総括を 10/2
産経 全国学力テスト/競い合いの成果重ねたい 10/2
北海道 全国学力テスト/結果を指導に生かそう 10/2
秋田魁新報 全国学力テスト/過度な競争をどう防ぐ 10/1
福島民友 全国学力テスト/勉強が身に付く取り組みを 10/1
信濃毎日 学力テスト/教育の場ゆがめる弊害 10/1
富山 学力テスト富山上位/積極性が後押しした好成績 10/2
京都 学力テスト/10年の検証と総括こそ 9/30
山陽 全国学力テスト/10年間の検証しっかりと 10/1
中國 全国学力テスト/10年の検証も忘れずに 10/1
高知 全国学テ/10年経て抜本的見直しを 10/1
西日本 全国学力テスト/実施法や活用策の検証を 9/30
南日本 全国学力テスト/手法を見直す時期では 10/1
琉球新報 全国学力テスト/考える力育てる授業を 10/1
沖縄タイムス 全国学力テスト10年/もう見直すべき時期だ 9/30
地方議員の圧力に屈した
教育委員会と校長・教師のための学力テストか!
「やらせ」学力テストの信ぴょう性に?????!
最大の被害者は子どもだ!
朝日 だが、表示方法の見直しは対症療法でしかない。きっかけとなったのは、当時の馳浩(はせひろし)文科相に届いた情報だ。「教委の内々の指示で、4月に行われる調査の2カ月くらい前から、過去のテストを解く練習をしている」。現場の教員からの告発だった。問題の根は、点数をあげることが自己目的になっている現実にあるといえる。以前の設問を指導に使うことは認められている。とはいえ、本番の調査前に子どもたちにそれらを解かせ、慣れさせるのは「指導」ではなく、明らかなテスト対策だろう。それで素顔の学力が測れるのか。今後の指導に本当に役立つ分析が得られるのか。
毎日 教育委員会の内々の指示で、2月からテスト対策で授業時間を使って過去に出た問題(過去問)を子供たちに解かせているという。馳文科相は「本末転倒」と強く批判し、同省は全国に異例の通知を出して注意した。
日経 「毎年・全員参加」の大きな弊害は、過去問題を勉強させるなど「学力コンクール」化が止まらないことである。このため文科省は今回から、都道府県別の平均正答率について表向きは小数点以下の数値を四捨五入して示した。
北海道 気になるのは点数にこだわるあまり、調査の直前に子供たちに過去問題を解かせるなど、一部でテスト対策が過熱していることだ。子供の学力を測り、全体の傾向を把握するという本来の目的を考えれば、「一夜漬け対策」は本末転倒だろう。文科省は現状を調べ、是正しなくてはならない。
秋田魁新報 県教職員組合(秋教組)のアンケートで、本県でも複数の小中学校でテスト対策が行われていたことが分かった。文科省が言う「過剰」に当たるかどうかは分からないが、対策のため授業に遅れが出るなど影響を感じているとの回答が小学校教員では6割以上を占めた。
信濃毎日 事前対策として、過去の問題を繰り返し解かせる学校は少なくない。授業を差し置いて対策をするところもある。現場の教員に、本末転倒だとの声はあっても、「平均点を上げなければ」という圧力にかき消されがちだという。その圧力が“不正”にも結びついている。学力が低い子どもの答案用紙を除外する、別室でテストを受けさせて教員が答えを教える、といった事例も全国各地で相次いで明らかになっている。
高知新聞 テストが回を重ねたために、最近はテストのかなり前から過剰な量の過去問を、児童に解かせる自治体や学校が相次いでいる。普段の授業を脇にやったり、昼休みにも過去問に取り組ませたりする。テスト対策でしかないことは明らかだ。
沖縄タイムス 例えば、通常の授業を行うよりも、過剰な量の過去問題や類似問題を解かせたり、既に習った事項の復習を優先させたりする。家庭訪問を取りやめたり学校行事を縮小してまで補習を行う、といった事例が全国で相次いでいる。こうした対策は、子どもたちへの圧力になっていないだろうか。学ぶ喜びにつながるのか疑わしい。文科省は今回、過度の競争を防ぐため、都道府県別平均正答率を、これまでの小数点以下第1位から整数での公表に改めた。数字が細かくなるほど序列がつきやすいからだ。しかし、それは根本的な解決にはならない。(引用ここまで)
でも、子供は、全国の中で自分がどの程度の位置にいるかは、知りたがっていると思う。 それが、もっと勉強しようと思う励みになるんだからいいじゃないか。 そもそも、「学力とは、国語と算数か?」という問いには、明確に、イエスですね。