愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

共産批判「裏付けある」=公明幹部と言ってましたが、2010年から都議会でどうだったか!調べた人がいました!真っ赤なウソでした!?都議会では公明党5回!共産党23回!民主党18回!

2017-06-23 | 公明学会

ウソつき公明党!やっぱりウソはいけません!

自民党無償化に反対していた!?

今度は憲法「改正」で無償化?

安倍晋三首相と自民党も

デマネガティブキャンペーンでは全く同じだな!

だから言ったじゃない!

デマネガティブキャンペーンは日本の民主主義の問題だぞ!

メディアは鶴タブーを打ち破れるか!

 時事通信 共産批判「裏付けある」=公明幹部  2017/06/22-12:31

公明党の西参院幹事長は22日、同党がツイッターで共産党を「汚い」「危険」などと批判していることについて、「事実の裏付けがある。私立高校の授業料実質無償化など(東京都議会で)わが党が汗をかいて実現した政策を、自分たちがやったかのように宣伝するやり方が汚い」と語った。都内で記者団の質問に答えた。

「共産は汚い、危険」=公明ツイッターに小池氏猛反発

共産党の書記局長は21日、公明党からの批判に対し「事実無根」などと激しく反発している。(引用ここまで

赤旗 「事実無根。抗議する」/公明党デマに小池書記局長 [2017.6.22]

赤旗 公明党 ネットで反共攻撃/「下品」「世間とずれ」 憤りコメント相次ぐ [2017.6.22]

 私立高校無償化は本当に公明党の言う通り、共産党の「実績横取り」なのか? 都議会の議事録を調べてみた。 

ichiro-jeffreyのブログ 2017-06-21

宮原ジェフリーです。選挙ウォッチャーを名乗って主に選挙ドットコムというwebメディアに記事を書いたりしてます。

過去にはTBSラジオで選挙の話をしたり、沖縄でトークイベントをしたりしたこともあります。

本当は現代美術の専門家で美術館で働いていたこともあります。

仕事ください。

ともあれ、今回取り上げたいトピックは都議選を目前にしてスピード感が求められるので、急遽ブログを立ち上げてみました。 

まずはこちら。 

公明党広報の公式アカウントが投稿した共産党を非常に強い口調で攻撃する内容のツイートです。ぶら下がっているリプライをご覧いただければわかる通り、騒然としています。

ここで、当アカウントが挙げている「3つのK」のうちのひとつ「Kitanai 汚い! 実績横取りのハイエナ政党「私立高校授業料の実質無償化」「認可保育所の定員増加」私たちが実現しました!」※全て都議会公明党の実績です。」

とあるうち、「私立高校授業料の実質無償化」について、都議会の議事録を確認して検証してみたいと思います。

【「私立高校授業料の実質無償化」について】

都議会のwebサイトにて、「私立|無償化」で会議録を検索します。

96の文書、145の発言がヒットしました。

もっとも新しい記録は2017年6月2日の「平成29年第2回定例会(第2号)」

もっとも古い記録は1970年3月9日の「昭和45年第1回定例会(第7号)」ですが、今般の議論からの連続性があるものということで、ここでは2010年以降の会議録(50文書)を確認することにします。(高校以外の私立学校・幼稚園や、「無償化」が授業料と別の文脈で使われている文書や、都議以外の発言は除きました)

ただし、ここでは無償化について肯定的な発言も否定的な発言も等しくカウントしています。また、文書質問主意書も含みます。本当は丁寧に精査しなければならないと思うのですが、なるべく早くみなさんに共有したいのと、最終的な結論はほとんど変わらないのでご容赦ください。

1)2010.02.18 : 平成22年文教委員会 島田幸成都議(民主党

2) 2010.02.19 : 平成22年文教委員会 畔上三和子都議(共産党

3)2010.03.02 : 平成22年_第1回定例会(第2号) 大沢昇都議(民主党

4) 2010.03.15 : 平成22年_予算特別委員会(第4号) 高木啓都議(自民党

5)2010.03.17 : 平成22年文教委員会 村上英子都議(自民党

6) 2010.03.18 : 平成22年文教委員会 島田幸成都議(民主党 村上英子都議(自民党 馬場裕子都議(民主党

7)2010.06.09 : 平成22年_第2回定例会(第9号) 島田幸成都議(民主党

8)2010.06.11 : 平成22年文教委員会 畔上三和子都議(共産党

9) 2010.09.21 : 平成22年_第3回定例会(第11号) 斉藤敦都議(民主党

10) 2010.10.25 : 平成21年度_各会計決算特別委員会第2分科会(第4号) 大島芳江都議(共産党

11) 2010.11.02 : 平成22年文教委員会 桜井浩之都議(自民党 畔上三和子都議(共産党 新井智陽都議(民主党

12)2010.11.19 : 平成21年度_各会計決算特別委員会(第4号) 大島芳江都議(共産党

13) 2010.12.07 : 平成22年_第4回定例会(第16号) 高橋和実都議(自民党

14)2011.02.02 : 平成23年文教委員会 畔上三和子都議(共産党

15) 2011.02.07 : 平成23年文教委員会 畔上三和子都議(共産党

16)2011.02.15 : 平成23年_第1回定例会(第2号) 三宅茂樹都議(自民党

17) 2011.03.08 : 平成23年_予算特別委員会(第6号) 吉田信夫都議(共産党 清水秀子都議(共産党

18)2011.10.04 : 平成23年文教委員会 畔上三和子都議(共産党

19)2011.12.07 : 平成23年_第4回定例会(第17号) 吉原修都議(自民党

20)2011.12.08 : 平成23年_第4回定例会(第18号) 興津秀憲都議(民主党) 野田数都議(自民党

21)2012.02.17 : 平成24年文教委員会 島田幸成都議(民主党) 畔上三和子都議(共産党

22)2012.03.14 : 平成24年予算特別委員会(第3号) 島田幸成都議(民主党

23)2012.10.17 : 平成23年度各会計決算特別委員会第2分科会(第3号) 畔上三和子都議(共産党

24)2012.11.06 : 平成24年文教委員会 中村洋都議(民主党

25)2013.06.04 : 平成25年第2回定例会(第8号) 酒井大史都議(民主党

26)2013.06.07 : 平成25年第2回定例会(第9号) 笹本尚都議(民主党

27)2013.09.17 : 平成25年文教委員会 里吉ゆみ都議(共産党

28)2013.09.25 : 平成25年第3回定例会(第12号) 吉原修都議(自民党

29)2013.09.26 : 平成25年第3回定例会(第13号) 島田幸成都議(民主党

30)2013.11.14 : 平成25年文教委員会 島田幸成都議(民主党

31)2013.11.27 : 平成25年文教委員会 里吉ゆみ都議(共産党

32)2014.02.25 : 平成26年文教委員会 里吉ゆみ都議(共産党

33)2014.02.26 : 平成26年第1回定例会(第1号) 小竹紘子都議(共産党

34)2014.03.04 : 平成26年第1回定例会(第2号) 石毛茂都議(民主党

35)2014.03.19 : 平成26年文教委員会 里吉ゆみ都議(共産党

36)2014.03.20 : 平成26年文教委員会 新井智陽都議(民主党) 小松久子都議(生活者ネット

37)2014.10.22 : 平成25年度各会計決算特別委員会第2分科会(第6号) 徳留道信都議(共産党

38)2014.11.04 : 平成26年文教委員会 里吉ゆみ都議(共産党

39)2014.11.26 : 平成26年文教委員会 今村路加都議(民主党

40)2014.11.28 : 平成26年第4回定例会(第15号) 小竹紘子都議(共産党

41)2015.02.13 : 平成27年文教委員会 里吉ゆみ都議(共産党

42)2015.06.09 : 平成27年第2回定例会(第7号) 里吉ゆみ都議(共産党

43)2015.10.23 : 平成26年度各会計決算特別委員会第2分科会(第4号) 里吉ゆみ都議(共産党

44)2016.10.04 : 平成28年第3回定例会(第12号) 東村邦浩都議(公明党

45)2016.10.28 : 平成27年度各会計決算特別委員会第2分科会(第5号) 植木紘二都議(共産党

46)2016.12.07 : 平成28年第4回定例会(第16号) 長橋桂一都議(公明党

[平成29年度予算案に私立高校授業料実質無償化が盛り込まれる]

47)2017.02.28 : 平成29年第1回定例会(第2号) 松葉多美子都議(公明党

48)2017.03.14 : 平成29年予算特別委員会(第2号) 橘正剛都議(公明党

49)2017.03.15 : 平成29年予算特別委員会(第3号) 島田幸成都議(民進党) 中村洋都議(民進党 

50)2017.06.02 : 平成29年第2回定例会(第2号) 中山信行都議(公明党 

ということで集計が出ました。 

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民主党は国政が民主党政権時代にその成果であるところの高校無償化を誇示する文脈で、自民党はそれを批判する文脈での発言が主です。

共産党は里吉都議を中心に粘り強く私学への補助を訴えてきた一方、公明党の発言が初めて登場するのは小池都政になってからで、予算案を評価するかたちでの発言となっています。

もちろん、議会の外での働きかけがどの程度あったのかは議事録を漁っただけではわかりませんが、少なくとも共産党はこの問題を長年粘り強く取り上げていた一方で、公明党が議会で発言しているのは最近になってのことであることがわかり、冒頭に取り上げた公明党広報のツイートの「「私立高校授業料の実質無償化」※全て都議会公明党の実績です。」は言いがかりと言えるでしょう。 

都議選の参考にしてください。



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