愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

民進党·2017年度定期大会来賓挨拶 慶応大学経済学部 井手英策教授のあいさつは新しい日本の建設の指針だな!大あっぱれ!

2017-03-14 | 民進党

民進党は

慶応大学経済学部 井手英策教授のあいさつを指針に

今こそ大転換すべし!

民進党・2017年度定期大会来賓挨拶 慶応大学経済学部 井手英策教授

https://www.youtube.com/watch?v=fE0jOpOA9IU

民進党議員が絶賛の「民進党大会・井手英策慶応大教授の来賓挨拶」を見てみた。

 2017/03/13  (動画12分)

http://健康法.jp/archives/27910

大学教授の立場を考えればズッポリと踏み込んだお話しで、確かに素晴らしいと思いました。ただ、このお話しが民進党大会の最大の話題・収穫みたいな扱いはあまりにも悲しいです。このお話しが「陳腐」で「つまらないもの」と感じるぐらいの党大会でなければならないはずです。(引用ここまで)

民進党·2017年度定期大会来賓挨拶 慶応大学経済学部 井手英策教授

https://tr.twipple.jp/detail_movie/f9/48b668.html

菊田:神津会長、ありがとうございました。次に、蓮舫代表のもとに設けられました、尊厳ある生活保障総合調査会のコーディネーターとして民進党に政策的アドバイスをいただいております、慶應大学経済学部の井手英策教授よりごあいさつをいただきます。井手先生、ご登壇をお願いいたします。

井手:今ご紹介をいただきました、慶應大学の井手英策でございます。お作法から申し上げれば、貴重な機会を頂戴いたしましてありがとうございますとお礼を申し上げなければならないところなんですけれども、今日はまったくその気はございません。普遍的な真理を追い求めている研究者、それが特定の政党を応援するためにこの場に来る。非常に勇気の要ることでありますし、はっきり申し上げれば恥ずかしいことだと思っております。だからこそ今、僕が抱きしめている悩みや葛藤、熱い思いのようなものを皆さんにお伝えさせていただきたいと思っております。

 今ご紹介にありましたように、今回、僕が呼んでいただけたのは蓮舫代表のご指示のもと設けられました、前原誠司先生を会長とする、尊厳ある生活保障総合調査会のアドバイザーをやっているということ、この理由に尽きていると思います。正直に申し上げます。僕がこの仕事をお引き受けさせていただくということを知った友人たちは口をそろえて、もう民進党は駄目だからやめろ、もっといろんな政党といい関係をつくったほうが井手さんのためだ。そのように言われました。しかしながら、それらの助言は僕の心にはまったく、まったく響きませんでした。

 まず第一に、僕なんかのために三顧の礼を尽くしてお声掛けくださったのが前原先生でありました。マニフェストや個別の政策ではありません。あるべき日本の姿、民進党のよって立つ社会像、国家像、そういうものを示すためにどうか力を貸していただけませんか、そうおっしゃっていただきました。まさに僕自身が学者としての一線を乗り越えて、腹をくくると決めた瞬間の出来事でありました。勝てる勝負、強い者の応援ならば誰にだってできます。しかし、そんなものは僕にとってまったくなんの価値もないことです。一介の学者に向けられた政治家の熱い思いに応えよう。強い者にもがき苦しみながらも立ち向かおうとする民進党の皆さんと共に、国民が夢を託すもう1つの選択肢をつくることができる。こんなに愉快なことがありますか。

この記事の続きをお読みいただくには、Yahoo!ニュースが提供するTHE PAGE プラスの購入が必要です。

愛国者の邪論

現代社会の『歪み』の数々が自民党政権の経済政策=政治からつくりだされたものであり、それに対置する政治とは何か!語っていました。自民党政治がつくりだした『歪み』は、実は日本資本主義がつくりだしたももであり、それを改善していくためには、従来の枠組みでは成功できないとのことです。民主党が自民党と競って『対置」してきた枠組みを否定することを提唱していました。それが「コンクリートから人へ」「国民の生活が第一」という言葉に象徴されていました。しかし、そこには落とし穴がありました。それは大企業に対する視点は、自民党と五十歩百歩だった。

民主党から民進党に衣替えしたわけですが、ホントに自民党の枠組みから脱却していかない限り、現代日本の「病」を治すことはできないでしょう!

現代日本では貧困に喘ぐ国民が、同じ貧困国民をバッシングする!攻撃している!国民を団結・連帯させない装置が、至ところに散りばめられています。それは何故か!国民同士が対立し攻撃し合っていた方が良い勢力がいるからです。平和の問題で言えば、隣国同士を対立させて大儲けができる!沖縄と本土を対立させて大儲けができる!

経済の問題で言えば、原発立地地域の経済的貧困をつくりだして利用することで大儲けすることができる!これは米軍基地や米軍の訓練地域も同じです。生活保護受給者への攻撃で儲かる人がいる!民生費や社会保障費が増えることはよ良くないことだという「風評」を拡散することで大儲けできる!

憲法を取り上げる集会を公共施設で行うことは『中立違反』だという論理で、政権の安泰に加担する!公共施設の使用料の値上げに使用していない人との公平性を強調して正当化する!へんてこな『公平・中立・公正』論が、日々振りまかれ、得しているひとがいる!

これらはいずれも、憲法の原則をスリカエ・ゴマカシた大ウソのトリックです。憲法を使って憲法を形骸化させ、否定する手口です。このことは戦前の『教育勅語』にも使われていました。

12の徳目の大切さを強調し、その最終執着点に『皇運を扶翼すべし』という「道徳」を押し付けるのです。あたりまえの『徳目』を強調することで、誰もが否定できないような枠組みを作っておいて、最後の『天皇のために死ぬ』ことを強要したのです。異論をさしはさむ者には、非「国民・国賊」のレッテルが貼られ、「村八分」にした!今風に言えば「いじめ」たのです。この構図は現代進行形です。

小田原・相模原の事件は、本来であれば、政治の被害者なのに、加害者になってしまっている!無自覚的に行われているのです。このことは戦前の構造と全く同じです。

戦前の貧困は、財閥と寄生地主と官僚と、そしれ彼らを藩屏として安泰化していた天皇制を支えるための装置でした。「臣民」とは現人神である天皇の家臣・家来でした。主君のためには忠義を果たす!命を捧げる!これは封建社会のイロハでした。何故か!主君に食べさせてもらっているからです。本領安堵の見返りは忠義でした!しかし、ここには年貢を納入している民衆のことなど、まったくスルーしている武士階級の身勝手があることを見逃してはならないでしょう。

「武士道とは・・・」などという美辞麗句でスリカエ・ゴマカシはやめるべきです。もちろん「サムライ」同じです。人口比では少数派で、ホントは勝手なことをやっていた「サムライ」たちを称賛する「サムライジャパン」を圧倒的多数である庶民が、日本を象徴し賞賛する言葉として使っているところに、国民の歴史認識・歴史学習の問題点が浮き彫りになります。しかし、このようなことを言っても、「何を寝ぼけたことを言っているのだ!」というバッシングが来そうです。

しかし、江戸時代が終わって、「臣民」は『主君』である天皇に何一つ恩を授けられたことはないにもかかわらず、ひたすら忠義だけを、当たり前のように求められたのです。

そして、本来は子どもの命を大切にすることが親の責任・道徳であるにもかかわらず、親のために命を捧げろと親が子どもに強要するのです。

さらに言えば、12のの徳目は、本来は中国産思想です。しかもこの12の徳目は日本だけのものではなく、広く世界の常識でもあるはずです。それを一切想定外にしておいて、日本だけのものとして、臣民の思考回路に刷り込み、大陸侵略に動員していったのです。その際の言い分が「満蒙は生命線」「ABCD包囲網」「自存自衛」「鬼畜米英」だったのです。

以上のような刷り込みによって、もともとは被害者であった国民を加害者に仕立て上げる!そして被害者に陥れる!だらか、『英霊』という言葉をつくり、「英霊に感謝・尊崇の念をのって感謝」などと、ゴマカシ・スリカエ・正当化するのです。

阿部首相が「英霊」のことなど、まったく思考の回路に入れていないことは、「北方領土」問題を見れば一目瞭然です。北千島を放棄することの意味は、アッツ島で「玉砕」を強いられた皇軍兵士=臣民のことを思えば、ありあえないはずです。しかし、彼らに対して「尊崇の念」など、嘘っぱちであることが、この件で浮き彫りになっているのです。しかし、このことを糺しているメディア・愛国者はいません!政党も同じです。

こうした構図が、現代社会に継承発展させられて、今日、かつての財閥を上回る力を財閥の後輩である多国籍企業が、日々拡大再生産し、国民が協力加担しているのです。

この構図を根本方改革していく唯一の途は、すべてにおいて憲法を貫くことだと確信するものです。現代社会において噴出している人権侵害の事例は、憲法を使って対処する!これを現代日本の常識にしていく必要があります。しかし、憲法は空気のようなシロモノに仕立て上げられてしまっています。これを使うなどという思考回路は、ごく少数です。だからこそ、今一度原点に戻って、憲法を使う!活かす!このことを声を大にして言っておくのです。

民進党が、慶応大学経済学部 井手英策教授の話を以上の視点で思考回路の中に取り込めば、野党共闘を推進する要になることができるはずです。しかし、この思考回路を取り込めなかければ、絶滅危惧種となっていくことでしょう!

民進党以外の野党も国民も、この教授の発言を今一度噛みしめて、安倍政権に代わる新しい政権の政策に構築することです。今までの枠組みを転換していくためには、この教授の発言を、国民的レベルで深めていくことです。そうすれば、戦後の一大改革が実現することでしょう。

愛国者の邪論は新しい市民革命!憲法を生かす革命だと確信しています!

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。