愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

投票率をあげようとしないテレビ番組の犯罪的役割を告発する!!ご利益政党はどこか!探して投票を!その1

2013-07-21 | 日記

前回より投票率が低い!それは予想されていたことです。NHKは、ここに来てもまだ、政権応援団報道をしています。テレビも、投票率を上げるための特集などはいっさいありません。おそらく公選法を口実にしているのでしょうか?!そこで証拠としてテレビを告発しネットで呼びかけることにしました。 

まず、以下NHKのニュースです。

参院選投票率 1.42ポイント低く  7月21日 12時35分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130721/k10013184162000.html

第23回参議院選挙は、21日朝から全国4万8000か所余りの投票所で投票が行われています。
総務省がまとめた午前10時現在の全国の投票率は8.62%と、前回3年前の選挙より1.42ポイント低くなっています。…19日までに期日前投票を行った人は、全有権者の10.12%に当たる1060万4064人で、前回3年前の選挙の同じ時期と比べて、104万人余り増え、全有権者に占める割合では、0.93ポイント高くなっています。今回の選挙は、自民・公明両党が、参議院でも過半数を獲得し、衆参のねじれが解消されるのか、それとも民主党など野党側がこれを阻止するのかが焦点です。(引用ここまで) 

1.42%ということは、148万7885人分ということになります。 

参院選投票率 2.86ポイント低く  7月21日 13時7分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130721/k10013184952000.html

K10031849521_1307211326_1307211330.mp4

第23回参議院選挙は、21日朝から全国4万8000か所余りの投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午前11時現在の全国の投票率は13.73%と、前回3年前の選挙より2.86ポイント低くなっています…一方、19日までに期日前投票を行った人は、全有権者の10.12%に当たる1060万4064人で、前回3年前の選挙の同じ時期と比べて104万人余り増え、全有権者に占める割合では、0.93ポイント高くなっています。今回の選挙は、自民・公明両党が、参議院でも過半数を獲得し、衆参のねじれが解消されるのか、それとも民主党など野党側がこれを阻止するのかが焦点です。(引用ここまで) 

2.86%低いということは、299万6726人分ということになります。午前10時の段階より増えました。時間が経過したにもかかわらず、投票者が増えていないことを反映しています。 

参議院選挙に投票できる有権者は、以下のとおりです。 

総務省、3日現在の有権者数を訂正 (2013年7月8日21時01分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news2/20130708-OYT1T01010.htm

 総務省は8日、4日の参院選公示日に発表した3日現在の選挙人名簿登録者数(有権者)について、岩手県で有権者数が16人減ると訂正した。国内・在外を含めた有権者数は1億478万644人となった。岩手県選挙管理委員会によると、同県釜石市の選挙管理委員会が死亡者数などを反映せず、誤った有権者数を報告したという。(引用ここまで) 

それでは、今日のテレビは何を放映しているでしょうか?TVでた蔵を観れば、何を放映したか、明瞭です。参考になります。http://datazoo.jp/

ところが、こんな記事がありました。この記事がネットをとおして安倍自公政権を応援するつもりでしょう。しかし、そうは問屋はおろしません!そこで検証してみました。 

アベノミクス成長戦略の作家であり、演出家である竹中氏の発言は、以下を検索し検討してみてください。この思想とのバトルをどのように展開していくか、国民の財産と命と、憲法の民主主義と人権を守り、活かしていくか、課題です。 

竹中平蔵「アベノミクスは100%正しい」 安倍政権の経済政策を占う 2013年07月20日

http://toyokeizai.net/articles/-/15884

ポイントは、以下のとおりです。

1.「金融政策の効果」を強調するのは、まさにマネーゲーム礼賛でしょう!デフレの原因は賃金削減、非正規労働者を増やし、内部留保を増やし、世間からカネを隠し手しまったことが最大の原因ですが、そのことの反省も教訓もありません。カネ礼賛者には現金よりは、数字としてカネが増えていくことしか頭にないのかもしれません。ワーキングプアの苦しみなどは知ったことはないということかも知れません。 

2.今のところ、メディア戦略は成功しているということです。小泉構造改革の時と同じです。しかし、小泉構造改革の「ブレーン」だった竹中氏ですが、失敗した小泉構造改革にもかかわらず、反省も謝罪もせず、第二次安倍自公政権にやらせようとしているのです。アベノミクス成長戦略断行のために原発を再稼動しようとする!非正規を増やすために限定社員制度をつくり、ますますワーキングプアを増やそうとしているのです。バナナの叩き売りと同じです。非正規労働者(いわゆる産業予備軍)が増えれば増えるほど、賃金を安くできる!こんな良いことはありません! 

3.「岩盤」論は、みんなの党のナベノミクスも言っていました!「混合診療」参入など、ハシズムも言っていました。大阪・東京「特区」政策・「規制緩和」政策は、竹中氏などを中心として、「財界」というもっとも既得権益を独占している勢力の利益を更に保障していくための「景気」論と「規制緩和」論を振りまくのです。橋下氏の主導する大阪改革に竹中氏が登用されている訳が判ります。 

4.「岩盤」論として上げられているのは、農業への大企業の参入、「学校の公設民営」という教育への参入、「借地借家法で借り手の権利が強く守られている」「借地借家法」など、農業委員会制度の廃止や大学の自治や不動産における借手の権利を剥奪し、企業の論理を土地に強めようとするのです。バブルの時の土地買い上げと脅しを全国的に貫徹しようという構想です。これが規制改革・規制緩和論として振りまかれるのです。これは憲法の人権思想とそのルールの全面否定です。恐ろしい思想と「改革」論と言えます。

5.こうした企業の参入を緩和していく「本丸」として位置づけているのが「法人税減税といった大玉が入っていないから」「100点満点で75点と評価」!というように、実に正直なものです。大儲けしている大企業に減税!三木谷さんのような富裕層への課税ではなく減税を保障していたことを更に推進しようというのです。だから「どうやって残された課題(大企業減税)を解決していくか」と述べるのです。 

こんな規制改革=規制緩和論=大企業規制ルール緩和論こそ、貧困化の権化です。この貧困をつくりだすことで、竹中氏や三木谷氏などの富裕層ができるのです。ここに非正規労働者に代表される貧困層との最大の矛盾があります。この矛盾を解決するのは国民が起ちあがるしかありません! 

6.「食料が決定的に不足している時代と違い、今は世界中からすばらしい食料が入ってくる時代です。そこは時代背景に合わせて法律を柔軟に変えていかざるをえない」という考え方も、日本の食糧・農業安全保障など、資源としての農業や自然のことなど、竹中氏の思考回路の中にはないということです。驚きです。 

7.こうした考え方は、「成長戦略を実のあるものにするため」としてあげているのが、「決定的に重要」として位置づけているのが「法人税の引き下げ」であり、「日本で遊んでいるおカネの運用。つまりは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」の年金運用機関にある110兆円の資産」だとしているのです。国民の財産を企業の儲けのために勝手に使おうとしているのです。最後は人口減少を前提とした「移民」だというのです。ここでも安上がりの賃金を使おうという思想です。この人はどこまで人間をバカにしているのでしょうか? 

8.こうした改革を推進していくために企業改革を主張しているのですが、ここでも「既得権益」の最大の庇護者である大企業を悪者に仕立て上げ、みずからを正当化しています。何故か、それは、企業の役員を悪者に仕立て上げることで、労働者・国民の大儲けをする企業や株主・機関投資家・外国人投資家などに対する怒りを逸らすためです。 

例えば「日本の企業は、独立した社外取締役をほとんど置きません。欧米はどこの国でも、取締役会の過半数は社外取締役とするよう何らかの形で義務づけています。しかし日本では、それを法律で義務づけようと提案したとたんに、経済界が反対しました。だから私は、改革を邪魔しているのは経済界だと思いますよ」という言葉が象徴しています。しかし、ここに欠落しているものがあります。企業で働く労働者(労働組合)・消費者である国民です。自治や権利擁護などはいっさい眼中にない竹中氏にとって、想定できるのは、株主や国民の財産であるナケナシの年金・血税の利用しかありません。 

そこで、朝日の社説が「社外取締役の設置」を主張していたことを思い出しました。以下の社説です。 

朝日 企業の統治 イエスマンは時代遅れ 2013/7/6 4:00
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2?

朝日 株主と経営者/応酬を成長への糧に /2013/6/30 4:00
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2 

さて、最後に投票率を残り2時間でそのようにあげていくか、課題です。 

そのために考えたのが、「初詣」論です。日本人は正月が来ると、ご利益を求めて、神社であれ、お寺であれ、7割から8割の国民が初詣に行きます。神を信じる者も信じない者も、仏を信じる者も、信じない者も、お参りに行くという、その発想を思い出していただき、どこの政党がご利益をプレゼントしてくれるか、或いはくれないのか、考えていただき、後2時間できるだけ投票をお願いしたいと思います。

つづく



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