一票の格差をなくし公平・平等にするためには
比例代表制しかないだろう!
NHK 「1票の格差」拡大 各党の改革の動き加速か 7月2日 6時05分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150702/k10010135421000.html

参議院の「1票の格差」を巡って、最高裁判所は5年前とおととしの選挙の2回続けて「違憲状態」とする判断を示しており、各党は格差是正に向けた改革案の取りまとめを目指し、個別に協議を行っています。
このうち自民党は、都道府県単位の選挙区を極力維持するとした党の方針に賛同を得ることは困難だとして、「合区」の受け入れも排除せずに再検討していますが、「合区」に反対する意見も根強くあります。
民主党は、22の府県で「合区」を行うなどして、1票の格差を最大で1.89倍余りとする案をまとめています。
公明党は、20の県を「合区」するなどして、1票の格差を最大で1.95倍余りとする案をまとめています。
また、維新の党、次世代の党、日本を元気にする会・無所属会、新党改革の野党4会派は、「合区」を2か所で行うなどして、1票の格差を最大で2.97倍余りとする案をまとめています。
こうしたなかで、民主党は、格差を2倍以内に収める案で各党の合意を得るため、公明党の案に1本化する方向で検討していて、2日にも両党で協議を行うことにしています。
各党は、来年夏に参議院選挙を控え、今の国会の会期中に結論を得たいとしていて、今後、格差是正に向けた改革案を巡る動きが加速することも予想されます。(引用ここまで)

それによりますと、衆議院の小選挙区で、人口が最も多いのは、兵庫6区の58万9335人で、逆に最も少ないのは宮城5区の27万7437人でした。この結果、
一方、参議院の選挙区で、議員1人当たりの人口が最も多いのは、兵庫選挙区の138万5793人、逆に最も少ないのは鳥取選挙区の28万9777人で、参議院の「1票の格差」は最大で4.782倍となりました。参議院の「1票の格差」も、去年のまとめで最大4.767倍だったのと比べると、0.015ポイント拡大しています。
「1票の格差」を巡っては、衆議院は有識者の調査会が、参議院では各党がそれぞれ是正に向けた議論を行っていて、衆参両院で、格差が拡大していることを踏まえ、与野党の間で、速やかな是正の実現を求める意見が強まることも予想されます。
兵庫6区、北海道1区、愛知12区、兵庫7区、埼玉3区、東京19区、東京1区、東京23区、東京3区、神奈川13区、東京5区、埼玉2区、東京22区、東京16区、静岡5区、京都6区、東京6区、神奈川15区(引用ここまで)
参院選挙区をめぐっては、最大格差が4.77倍だった2013年参院選を最高裁が「違憲状態」と判断。来年夏に参院選を控え、与野党は選挙制度改革に関する協議を進めている。ただ、各党間の溝は埋まっておらず、今国会で法改正が実現するかどうかは不透明だ。
参院選挙区の議員1人当たり人口は、最多の兵庫が138万5793人なのに対し、最少の鳥取は28万9777人。北海道、埼玉、東京、愛知、兵庫、福岡の計6選挙区が鳥取の4倍を超えた。
参院の各党協議で、自民党は現行制度を維持した上で選挙区定数を「6増6減」する案を示したが、試算では格差は4.368倍と高い水準にとどまる。維新の党など4野党が提案した、隣接選挙区の「合区」を含む「10増10減」でも、格差は3.02倍となる。
一方、衆院小選挙区の人口は、最多の兵庫6区(伊丹市など)が58万9335人で、最少の宮城5区(石巻市など)が27万7437人。両選挙区の格差は前年の2.109倍より拡大した。新たに2倍を超えたのは、東京1、6区、神奈川15区、京都6区の4選挙区。
衆院の格差是正と定数削減をめぐっては、衆院議長の諮問機関「衆院選挙制度に関する調査会」が年内の答申を目指し議論を続けている。
◇衆参両院選挙区の「1票の格差」
人口 格差
〔衆院・人口が多い〕
兵庫6区 58万9335人 2.124
北海道1区 57万7901人 2.083
愛知12区 57万5014人 2.073
兵庫7区 57万2867人 2.065
埼玉3区 56万9646人 2.053
〔衆院・人口が少ない〕
鳥取2区 29万0368人 1.047
青森3区 29万0302人 1.046
鳥取1区 28万9186人 1.042
福島4区 28万2907人 1.020
宮城5区 27万7437人 1.000
〔参院・人口が多い〕
兵庫 138万5793人 4.782
北海道 135万2189人 4.666
東京 128万8014人 4.445
福岡 126万5818人 4.368
愛知 121万6215人 4.197
〔参院・人口が少ない〕
福井 39万6083人 1.367
徳島 38万5814人 1.331
高知 37万1808人 1.283
島根 35万0246人 1.209
鳥取 28万9777人 1.000
(注)参院は議員1人当たりの人口(引用ここまで)
時事通信 選挙制度、各党案個別提出も=民主参院会長 2015/06/25-16:35
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062500680&g=pol
民主党の郡司彰参院議員会長は25日の記者会見で、参院選挙制度改革に関する5与野党の協議について、次回会合で
意見集約できなければ、各党の改革案を個別に法案化して国会に提出、採決すべきだとの認識を示した。郡司氏は「次
の会合で(協議が)調わないときは、それぞれの案を提出し、採決という道を探っていく手順になってきている」と述
べた。参院選挙区の「1票の格差」を是正する制度改革をめぐっては、自民、民主、公明、維新、共産各党の参院幹
事長らが協議を続けているが、各党の利害が食い違い調整が難航している。(引用ここまで)
赤旗主張 最高裁格差判決 選挙制度の抜本改革は不可欠 2013年11月22日(金)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-22/2013112201_05_1.html
東京 <有権者発>一票の格差は? 抜本改革なく4年 2013年7月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/sanin2013/all/CK2013071802000131.html
朝日 (公約を問う)16:選挙制度改革 一票の格差、抜本対策先送り 2013年7月20日18時8分
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2013/special/TKY201307200143.html
毎日 衆院選挙制度調査会:定数削減など…各党主張の隔たり 2015年04月08日 21時50分
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409k0000m010092000c.html
読売 「1票格差」是正、答申待ち…選挙制度見直し 2014年12月11日 11時12分
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141211-OYT1T50094.html
産経 迷走する参院選挙制度改革 新座長で50日ぶり再開も紛糾 自民案への批判続出 2014.11.1 05:07
http://www.sankei.com/politics/news/141101/plt1411010004-n1.html