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愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

日テレ世論調査では、とうとう安倍内閣積極的支持は21.23%‼反立憲主義内閣を打倒する時!

2015-07-13 | 安倍内閣打倒と共産党

安倍内閣の政策を支持する国民は

今や圧倒的少数派!

「丁寧な説明」をすればするほど

安倍晋三首相の知的劣化浮き彫りに!

もはや内閣のガバナンス限りなくゼロに!

こんな内閣の出現は永遠にゼロにすべき時がきた!

2 0 1 5 年 7月 定 例 世 論 調 査

調査日: 2015年7月10日(金) ~7月12日(日)
世帯数:2007 回答数:1009 回答率:50.27%
少数点第2位以下を四捨五入

平成27年7月12日  http://www.ntv.co.jp/yoron/201507/soku-index.html

<<安倍晋三連立内閣・敗戦70年首相談話・新安全保障法制 世論調査>>

安 倍 内 閣 支 持 率の推移

             前々回 (5月)   前 回 (6月)  今 回 (7月)

支持する   43.5%   41.1%   39.7%

支持しない  37.7%   39.3%   41.0%

わからない  18.8%   19.6%   19.2%

安倍内閣支持率の最高・最低値

支持する    65.7%  (2013年4月定例)    39.7%  (2015年7月定例)

支持しない 41.0%  (2015年7月定例)  16.6%  (2013年4月定例)

あなたは、安倍晋三連立内閣を支持しますか、支持しませんか? 1009

支持する                   39.7     400.573人

支持しない                41.0  413.690人

わからない、答えない  19.2

「支持する」と答えた方へ 安倍内閣を支持する理由は何ですか? 400.573人

安倍総理の人柄が信頼できるから  15.7

閣僚の顔ぶれに期待がもてるから    2.2

支持する政党の内閣だから              17.0

政策に期待がもてるから                 18.7

他に代わる人がいないから              33.7  134.993人 13.38%

特に理由はない                              8.5 34.049人   3.37% 

その他                                         1.8      7.210人   0.72%

わからない、答えない                     2.5  10.014人   0.99%

愛国者の邪論の検証

安倍内閣を積極的に支持しているのは、39.7から、上記の消極的支持18.47を差し引くと、なんと21.23%となります。もはや、崩壊寸前ということになります。1009人のうち、たった214.21人しか、積極的に支持をしていないことになります!

「支持しない」と答えた方へ   安倍内閣を支持しない理由は何ですか?

安倍総理の人柄が信頼できないから  18.4

閣僚の顔ぶれに期待がもてないから    6.0

支持する政党の内閣でないから        10.9

政策に期待がもてないから             44.4

リーダーシップがないから               4.4

特に理由はない                             5.3

その他                                        8.7

わからない、答えない                    1.9

 

あなたの支持している政党を教えて下さい。(支持政党がないとき→強いて挙げればどの政党ですか?)

政権政党                                   43.5

自由民主党                                39.4

公明党                                        4.1

政権亜流政党                               4.0

維新の党                                     3.6

次世代の党                                  0.0

日本を元気にする会                       0.0

 

新党改革                                     0.2

その他                                        0.2

旧二大政党派                              13.5

民主党                                      12.4

社会民主党            1.0

生活の党と山本太郎となかまたち  0.1

真っ向勝負派                               4.2

日本共産党            4.2

無党派                                      34.9

支持政党なし           32.5

わからない、答えない         2.4

愛国者の邪論の検証

安倍内閣を支持する39.7%400.573人は、自公政党を支持する国民より少ない!まして亜流政党を加えた47.5%より少ない!ここに安倍内閣が支持者からも見放されていることが判ります。まして積極的支持者21.23%・214.21人は、圧倒的少数者であることが判ります。

安倍総理は、戦後70年の節目にあたる今年8月に、総理談話を出すことにしています。あなたは、この総理談話のなかで、何を最も強調するべきだと思いますか?

今後の日本の国際的な取り組み         28.3

大戦の反省                                   11.9

70年の平和国家としての取り組み    45.2

その他                                           2.0

わからない、答えない                     12.7

これまで、戦後50年、60年の節目にあたって出された総理談話では、過去の植民地支配や侵略に対する反省やお詫びについて述べていました。中国、韓国は、侵略、反省、お詫びの3つの表現が、用いられるのかに関心を示しています。あなたは、今回の総理談話では、どうした方がよいと思いますか?

すべて入れた方がよい             15.5

侵略と反省はあった方がよい    41.9

いずれも入れる必要はない       30.5

わからない、答えない             12.1

愛国者の邪論の検証

平和と侵略戦争の反省を求めている国民が多いことが判ります。ただ問題は、談話が中国、韓国向けとなっていることです。すでに愛国者の邪論は、一貫して指摘していることですが、村山談話のねつ造が行われています。

「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」とあるように、侵略戦争に駆り立てた日本国民への「お詫びと反省」もなければ、「国策を誤り、戦争への道を歩ん」だことの真の反省・教訓は出てきません!

この視点こそ、日本国憲法の視点だということを意図的に覆い隠す装置となっているのです。

自衛隊の活動を広げる安全保障関連法案が、国会で審議されています。この法案のなかには、憲法の解釈を変えることによって、同盟国などが攻撃を受けた場合、日本が攻撃されたことと見なして、反撃することができる集団的自衛権の行使を、実際に行える内容が含まれています。あなたは、実際に、集団的自衛権を行使できるようにすることでよいと思いますか、思いませんか?

思う                          28.8

思わない                    57.9

わからない、答えない   13.3

また、法案のなかでは、外国の軍隊が、国際社会の平和と安全のために活動している場合、日本周辺地域以外でも、国会の承認を得た上で、自衛隊が、外国軍に対して、弾薬や食糧などを輸送するなどの、後方支援を行えるようにするとしています。あなたは、これを支持しますか、支持しませんか?

支持する                    50.6

支持しない                 36.9

わからない、答えない   12.5

衆議院の憲法審査会での審議で、出席した3人の憲法学者全員が、法案に含まれている集団的自衛権の行使について、憲法違反にあたると表明しました。これに対して、安倍内閣は、これまでの憲法解釈の範囲のなかにあり合憲だと説明しています。あなたは、この法案には、日本国憲法に違反する内容が含まれていると思いますか、思いませんか?

思う                           54.8

思わない                     18.8

わからない、答えない    26.4

あなたは、この法案を、いまの国会で成立させることでよいと思いますか、思いませんか?

思う                          24.2

思わない                    58.7

わからない、答えない   17.2

あなたは、安倍内閣が、この法案の内容について、国民に十分に説明していると思いますか、思いませんか?

思う                         13.2

思わない                   78.5

わからない、答えない    8.3

あなたは、集団的自衛権の行使をできるようにすることによって、日本の安全はどうなると思いますか?

安全性が高まる          16.2

安全性が低くなる       38.7

変わらない                35.8

わからない、答えない   9.4

 

愛国者の邪論の検証

もはや、如何なる説明を加えようとも、違憲の安保法制に途はありません!撤回をすべきです。「丁寧な説明」をしているつもりでも、杜撰さが浮き彫りになっているのです。「国民の理解がすすんだ」などというのは詭弁・自己満足・自慰行為です。

「後方支援」についても、イカサマ調査です。ここが戦闘の場所になることは、明らかにされているにもかかわらず、このような調査項目を設けることそのものが安倍政権を応援しているのです。これこそが「中立性」を損ねている「政治的」世論調査だと言うことが浮き彫りになります。

それにしても、このような設問になると、国民の意識が、変わってしまうところに、未だ「後方支援」問題の違憲性が徹底されていないことを反映しています。対策が急がれます。

 

6月下旬に、安倍総理を支持する自民党議員の会合で、新聞、テレビなどのマスメディアの報道内容への圧力と受け止められる発言がありました。あなたは、この自民党議員の発言によって、安倍内閣の印象が変わりましたか

良くなった                 2.0

悪くなった               43.2

変わらない               49.8

わからない、答えない   5.1

愛国者の邪論の検証

「変わらない」のは、すでに、「安倍内閣の印象」は「問題アリ」と思っていると言うことを含んでいるのでしょう。「安倍内閣を支持しない」国民は、全会調査の段階で39.3%を含めて58.9%もいたのです。「支持」は41.1%しかいなかった!      

原子力発電についてお伺いします。新しい基準に合格した鹿児島県にある川内原子力発電所では、原子炉に燃料棒を入れる作業が行われ、来月にも運転を再び始められるように準備が進んでいます。あなたは、この再稼働についてどう思いますか?

再稼働することでよい                             17.2

再稼働に反対だ                                     30.5

もっと時間をかけて慎重に進めた方がよい   48.4

わからない、答えない                              4.0

2020年夏の東京オリンピックとパラリンピックで使用される新たな国立競技場の建設予算が、初めの予定より大きく上回り、2520億円となる見込みです。あなたは、国立競技場の建設計画を、見直すべきだと思いますか、思いませんか?

思う                           82.9

思わない                     11.5

わからない、答えない      5.7

 

愛国者の邪論の検証

上記二つの国民の反応を視れば、安倍内閣のやり方を支持しているのは、20%以下であることが判ります!これで生活・社会保障関係を入れた場合の安倍政権の政策の支持率はどうなるか!一目瞭然です。もはや安倍内閣は、安全保障問題だけでなく、全ての点にわたって国民から支持を失っていることは明らかです。

内閣打倒!「憲法を活かす国民連合政権」を展望すべきです!そのことによって、安倍内閣に代わる政権への期待度が一段と増すことになり、打倒の声が加速されていくことでしょう。

この憲法を活かす内閣は別名「立憲主義内閣」と言っても良いということです。大正デモクラシーの際の「非立憲内閣打倒」の護憲運動の再来です。今や安倍政権は「非立憲」どころか、「反立憲主義内閣」なのです。


菅官房長は合憲か違憲かを判断するのは最高裁だと言っておきながら一票の格差を放置しているぞ

2015-07-10 | 安倍内閣打倒と共産党

またまた菅官房長官が大ウソを吐く!

こんなウソつきは放逐すべきではないのか!

菅氏が何故官房長でいられるか!

全く不思議だ!

国家の最高法規を遵守する義務すら果たしていない!

以下を視れば、大ウソ・デタラメ浮き彫りだ!

意見が多数派か少数派かであるかは重要ではない

❚❚❚

世論無視!

自分の「都合の悪い世論」は黙殺し

「都合の良い世論」だけを取りあげるな!

現在は国民の9割以上が自衛隊を支持しているから集団的自衛権行使と自衛隊の海外武力行使は○か?

 

2015-06-29 12:46:17 | 集団的自衛権

 

合憲か違憲かを判断するのは最高裁だ

❚❚❚

一票の格差は「違憲」ではないのか!

何故放置しておくのか!

憲法14条平等の原則は無視するのか!

こんな憲法違反・否定の内閣は退陣だろう!

砂川最高裁判決は国家・国民主権、司法の独立否定だ!

安保法案は72年の政府見解の基本的論理に基づいた

❚❚❚

国民に自衛隊「合憲」論を正当化してきた歴史があるぞ!

個別的自衛権行使の「専守防衛」論はどうなったか!

同盟国などが攻撃されたら助ける集団的自衛権行使は「専守防衛」論か!

スガさんは助けない?=安倍首相、集団的自衛権で例え話

時事通信 2015/07/07-23:03

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015070700983

【共同通信】 菅氏、憲法学者「違憲」に不快感 「重要ではない」2015/07/09 17:36 http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015070901001252.html

菅義偉官房長官は9日の記者会見で、集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案をめぐり憲法学者から「違憲」との指摘が相次いでいることに不快感を示した。「意見が多数派か少数派かであるかは重要ではない」と述べた。同時に「合憲か違憲かを判断するのは憲法で違憲立法審査権を与えられている最高裁だ」と指摘。「安保法案は1972年の政府見解の基本的論理に基づいたもので、現憲法の論理の枠内に収まっていると自信を持っている」と強調した。(引用ここまで

石破氏ら4大臣が「反対」

 参院選の「合区」問題で

テレビ朝日 (07/10 10:34)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000054431.html

参議院の選挙制度改革について、自民党が「徳島と高知」「島根と鳥取」の4県をそれぞれ統合する「合区」を決めたことに対して、対象となる県選出の国会議員である大臣が相次いで反論しました。

鳥取県選出、石破地方創生担当大臣:「合区というものが唯一絶対の解答かといえば、それはそうではないかもしれない。いま、言われている当該県としては、なお納得をしてない
高知県選出、中谷防衛大臣:「いかなる時であっても、各県1名を出すべきであると
石破大臣ら4人の大臣を含む自民党の合区対象県の選出の国会議員は9日夜、会合を開き、鳥取、島根、高知、徳島の4県でまとまって、合区反対で行動することを確認しました。また、各大臣は、参院の選挙制度改革案は「政府提案にはならない」として、法案が出れば反対する可能性も示唆しました。(引用ここまで)

  

「今後どういう国を目指すか」!自民党の憲法改悪案で出しているぞ!ウソをつく安倍首相は退陣せよ!

2015-07-10 | 安倍内閣打倒と共産党

「どういう国目指すか」!?

オイオイ!

そんなこと言って

ウソを吐くな!ゴマカスな!

【自民党憲法改正草案】見やすい対照表で現憲法との違いが分かる!http://tcoj.blog.fc2.com

ウソを垂れ流す安倍首相!

ウソを批判しない日本のテレビ・新聞!

国家の最高法規「憲法を変える」って言ってぞ!

「憲法を活かす」義務すら果たさない安倍首相!

「嘘つきはドロボーの始まり」ではないのか!

政治の世界でウソをまき散らす不道徳が日本を席巻!

大ウソは以下の記事にあるぞ!

何故、マスコミ・政党は突っ込まない!

首相、参院選後に憲法改正の発議を 

具体的な改憲時期言及は初めて

産経 2015.2.5 01:17更新

http://www.sankei.com/politics/news/150205/plt1502050006-n1.html

 自民・船田氏「憲法改正は慎重に安全運転で」

産経 2015.2.5 13:41更新

http://www.sankei.com/politics/news/150205/plt1502050022-n1.html

自民・船田氏、憲法改正「遅くとも再来年春までに」

 環境権、緊急事態、財政規律が初回候補

産経 2015.2.14 15:14更新

http://www.sankei.com/politics/news/150214/plt1502140014-n1.html

自民・船田氏「9条改正は2回目以降で…」

環境権や緊急事態から協議へ

「天皇=元首」などは重要項目 

産経 2015.2.26 20:41更新

http://www.sankei.com/politics/news/150226/plt1502260044-n1.html

 条改正へ4段階論も=改憲全体15~20項目想定

-自民・船田元氏インタビュー

時事通信 2015/03/22-14:12

 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015032200069

 改憲、緊急事態優先を=自民・船田氏 

時事通信 2015/05/03-18:39

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015050300185

 

首相談話「どういう国目指すか言及していきたい」

NHK  7月10日 21時15分
 
安倍総理大臣は10日夜、韓国の国会議員で作る韓日議員連盟の一行と面会し、戦後70年のことし発表する談話について、歴代政権の立場を全体として継承するとしたうえで、「今後、どういう国を目指すかということに言及していきたい」と述べました。
韓国の国会議員で作る韓日議員連盟のソ・チョンウォン会長らは、日韓議員連盟との合同総会を終えたのち、額賀日韓議連会長らとともに総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣と面会しました。
この中で、ソ会長は日本側との合同総会で、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する談話に、日本の歴代政権の立場が反映され、パートナーシップ関係を深めるよう努力するとした共同声明を発表したことなどを伝えました。そのうえで、ソ会長は戦後70年の談話には韓国側も関心を持っており、きょう採択された共同声明も参考に作成してほしい」と述べました。
これに対し、安倍総理大臣は「談話の作成にあたっては、歴代政権の立場を全体として継承する。そのうえで、先の大戦についての反省や、戦後の平和国家としての歩みにも触れ、今後、どういう国を目指すかということに言及していきたい」と述べました。
また、ソ会長はいわゆる従軍慰安婦の問題に関連して、関係者の高齢化が進んでいるとして「特別な措置をお願いしたい」と伝えました。(引用ここまで) 

JNNの世論調査でも安倍内閣積極的支持は35.49%!不支持は49.8%だ!

2015-07-06 | 安倍内閣打倒と共産党

JNNの世論調査でも安倍内閣は退場に向かっている!テレビはもっときちんと分析せよ!

2015-07-06 | 安倍内閣打倒と共産党

TBS JNN世論調査、安倍内閣“第2次”以降 支持率最低 06日10:52 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2533608.html


毎日新聞世論調査では安倍政権を支持していない派は52%になる!政策はもっと支持されていない!

2015-07-06 | 安倍内閣打倒と共産党

安倍政権はもはや死に体に入る!

とてもじゃないけど、食えないモノを置かれても困る!

だったら食えるモノをおいてくれ!

毎日新聞世論調査

内閣支持率「逆転」に与党危機感 

自民幹部「勉強会が影響」

毎日新聞 2015年07月06日 東京朝刊

http://mainichi.jp/shimen/news/20150706ddm002010154000c.html

 
毎日新聞が4、5両日に実施した全国世論調査で、第2次安倍内閣発足後、内閣支持率と不支持率が初めて逆転した。首相官邸や与党は、安全保障関連法案を今国会で成立させようとすれば一定の支持率低下は避けられないとみていたものの、自民党の若手勉強会による報道機関への圧力発言問題も重なり、「法案への国民の理解が広がらないまま衆院で採決を強行すれば、さらに10ポイント前後下がるのではないか」(同党幹部)と危ぶむ声も出始めた。【野原大輔】

勉強会については「問題だ」との回答が76%に上っており、別の自民党幹部も「ついに来たかという感じだ。勉強会の問題が響いていると思う」と述べた。さらに「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉が大詰めを迎え、結果によっては党内で反発が出るだろう。経済もいつまでいいか分からない」と懸念を示した。公明党幹部は自民が次から次へとオウンゴールした影響が大きい」と語った。

安保法案を今国会で成立させることには、5月の前回調査でも「反対」が54%を占めていた。その後、政府・与党は会期を9月27日まで延長したが、今回、「反対」は61%に上り、世論の批判の根強さを裏付けた。しかも、今国会での成立に反対する層では内閣支持率が24%にとどまり、不支持率は63%。政府・与党が採決を急げば、支持率はさらに下がる可能性がある。

ただ、菅義偉官房長官は記者会見で安保法案を今国会で成立させる方針を繰り返し表明している。安保法案の国民への説明が「不十分だ」との回答が81%だったことに対しても、参院自民党幹部は100時間審議しても200時間審議しても、この質問への答えは変わらない」との見方を示す。同党の支持率自体は大きく下がっていないことも強気の背景にあるようだ

衆院平和安全法制特別委員会は6日に沖縄、埼玉両県で地方参考人会を開催し、採決の前提となる中央公聴会を13日に開く。与党は最短で15日か17日の委員会採決を想定している。

◇今後の日韓関係、66%「変わらず」

今回の全国世論調査では、6月22日に国交正常化50年を迎えた日韓関係についても聞いた。関係が今より「良くなる」との回答は19%にとどまり、「変わらない」が66%を占めた。「悪くなる」は9%だった。「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録を巡る問題などが影響したとみられる。【野原大輔】

 安倍政権を支持する国民も認めていない安保法制!

安倍政権を支持していない派は52%になる!

説明が不十分ではなく

違憲なので答えられないのだ!

 ■本社世論調査 質問と回答

◇調査の方法

7月4、5日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法で調査した。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。有権者のいる1720世帯から、1036人の回答を得た。回答率は60%。

(注)数字は%、小数点以下を四捨五入。0は0.5%未満、−は回答なし。無回答は省略。カッコ内の数字は前回5月23、24日の調査結果。

 

◆安倍内閣を支持しますか。1036人

              全体 前回 男性 女性

支持する       42(45)48 36       435.1人

支持しない      43(36)42 43   445.5人

関心がない      13(15) 8 18     134.7人

不明          2 (4) 2  3    20.7人 

◇<「支持する」と答えた方に>支持する理由は何ですか。

 435.1人         全体  前回  男性  女性

自民党の首相だから       17 (15) 15  19

指導力に期待できる       33 (32) 37  29

政策に期待できる        25 (23) 25  25

政治のあり方が変わりそうだから 20 (25) 20  21

不明               5  (5)  3   6

◇<「支持しない」と答えた方に>支持しない理由は何ですか。

                 全体  前回  男性  女性

自民党の首相だから         4  (5)  6   2

指導力に期待できない        8  (5)  6  10

政策に期待できない        60 (63) 55  65

政治のあり方が変わりそうにない  22 (21) 26  19

不明                6  (6)  7   4

◆どの政党を支持しますか。1036人

                                             全体 前回 男性 女性

政権与党            35(37)38   32  362.6人

自民党             31(32)34 27  321.16人

公明党              4 (5) 4  5  

政権亜流          5   (5)   5      5        51.8人

維新の党             5 (5) 5  5

次世代の党            0 (0) 0  −

 

日本を元気にする会        − (0) −  −

 

新党改革             0 (−) 0  −

 

旧二大政党        10 (9)10  7    103.6人

民主党              7 (8) 8  5

社民党              2 (0) 1  2

生活の党             1 (1) 1  −

真っ向勝負派         4  (4) 3  6     41.4人

共産党              4 (4) 3  6

無党派         46  (45)44 50  476・6人

その他              7 (6)   6  7

支持政党はない         37(35)  34 39

不明               2 (4)   4  4

◆政府・与党は、集団的自衛権の行使など、自衛隊の海外での活動を広げる安全保障関連法案を今国会に提出しています。あなたはこの法案に賛成ですか、反対ですか。1036人

                      全体 前回 男性 女性

賛成              29(34)37 21

反対              58(53)55 61

不明              13(13) 8 18

 

「安倍内閣を支持する」42%(45)48・36・435.1人

 

「自公政権を支持する」35%(37)38・32・362.6人

 

◆政府・与党は、安全保障関連法案を成立させるために、今国会の会期を9月27日まで延長しました。あなたは延長した今国会でこの法案を成立させる方針に賛成ですか、反対ですか。1036人

                  全体      男性 女性

賛成              28    33 22

反対              61    61 61

不明              11     6 17

 

「安倍内閣を支持する」42%(45)48・36・435.1人

 

「自公政権を支持する」35%(37)38・32・362.6人

 

◆あなたは安全保障関連法案について、政府・与党の国民への説明は十分だと思いますか、不十分だと思いますか。1036人

                  全体       男性  女性

十分だ             10    13  7

不十分だ            81    81 81

不明               9     6 12

 

「安倍内閣を支持する」42%(45)48・36・435.1人

 

「自公政権を支持する」35%(37)38・32・362.6人

 

◆安全保障関連法案が憲法9条に違反しているかどうかが国会で議論になっています。あなたはこの法案は憲法違反だと思いますか、思いませんか。1036人

                全体  男性 女性

憲法違反だと思う    52  57 47

憲法違反だとは思わない 29  32 26

不明           9  11 27

 

「安倍内閣を支持する」42%(45)48・36・435.1人

 

「自公政権を支持する」35%(37)38・32・362.6人

 

◆日本と韓国は6月22日に国交正常化50年を迎えました。あなたは今後の日韓関係は今より良くなると思いますか、悪くなると思いますか、それとも変わらないと思いますか。1036人

                                  全体  男性 女性

良くなる        19  22 16

悪くなる         9  10  8

変わらない       66  64 67

不明           6   4  9

 

「安倍内閣を支持する」42%(45)48・36・435.1人

 

「自公政権を支持する」35%(37)38・32・362.6人

 

◆自民党の国会議員が開いた勉強会で「マスコミを懲らしめる」などの発言があり、自民党は国会議員4人に厳重注意などの処分をしました。あなたは政権与党の国会議員が報道機関に圧力をかける発言をしたことを問題だと思いますか。1036人

                                  全体  男性 女性

問題だ         76  78 74

問題ではない      15  16 15

不明           9   6 11

 

「安倍内閣を支持する」42%(45)48・36・435.1人

 

「自公政権を支持する」35%(37)38・32・362.6人

 

引用ここまで

 

 


読売新聞の世論調査、ますます安倍内閣は国民と遊離!もはや「死に体内閣」に転嫁する寸前!

2015-07-06 | 安倍内閣打倒と共産党

読売の口惜しさが使われている言葉に滲み出ている!

だが、そもそも憲法違反だという認識は全くなし!

また憲法平和主義の浸透に自覚なし!

これは安倍首相の現在の心境と思想を体現している!

東京五輪もコントロールされていないぞ!

アベノミクスに利用する目論み完全に破たんした!!

新国立「見直しを」81%、内閣支持低下49% 

2015年07月05日 21時51分

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150705-OYT1T50078.html?from=ytop_main4

  •  

2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設計画を「見直すべきだ」と答えた人は81%に達し、「そうは思わない」の14%を大きく上回った。

新国立競技場の建設費は当初予定から約900億円増え、2520億円となる見通しだ。費用が巨額に膨れあがった計画をこのまま進めることに、国民の多くは疑問を抱いている。男女別では、「見直すべきだ」は女性が83%、男性は78%だった。

自民党の保守系議員による勉強会で「報道規制」発言が相次いだ問題について、

自民党が勉強会の代表や発言した議員を処分したことを「当然だ」と答えた人は74%に上り、「そうは思わない」は15%だった。

安倍内閣の支持率は49%で、前回調査(6月5~7日)の53%から4ポイント低下した。

内閣支持率が5割を切ったのは、14年12月の第3次安倍内閣発足直後(49%)以来で「報道規制」発言が影響したとみられる。不支持率は40%(前回36%

自民党の支持率も前回から3ポイント下がって35%と、政権に復帰した12年12月以来、最も低くなった。その他の政党は、民主党9%(同7%)、公明党4%(同3%)などだった。

政府・与党が今国会の会期を大幅に延長して、確実な成立を期す安全保障関連法案については、今国会での成立に

「反対」が63%(同59%)に上昇し、「賛成」は25%(同30%)だった。

政府・与党が法案の内容を

「十分に説明している」は13%(同14%)にとどまり「そうは思わない」が80%(同80%)に達している。

説明不足との認識が依然として解消されていないことが、法案への理解が広がらない要因とみられる。

安全保障法制の整備に「賛成」は36%(同40%)に下がり、「反対」は50%(同48%)だった。

2015年07月05日 21時51分 Copyright © The Yomiuri Shimbun(引用ここまで)
 
 
 
政府・与党に危機感…安保法案に理解広がらず
 2015年06月08日
  •  

読売新聞社の全国世論調査で、安全保障関連法案に対する理解が広がっていない現状が浮き彫りになり、政府・与党は危機感を強めている。

自民党の谷垣幹事長は7日、「なぜ平和安全法制の整備が必要か、伝わりきっていないことは明らかだ。国民に丁寧に丁寧に説明していく」と語った。

与党内では、安倍首相らの答弁を不安視する声もある。

防衛相経験者は「首相がヤジを飛ばすなど、政府が丁寧に説明しているとは言い難い。このままでは反対が増えていく」と懸念する。公明党幹部も「国会の進め方を再考した方がいい」と語った。

自民党中堅議員は、衆院憲法審査会で同党推薦の参考人が集団的自衛権の行使を「憲法違反」と述べたことに関し、「国民を戸惑わせてしまった」と指摘する。同党は7日、関連法案への理解を深めてもらおうと、谷垣氏ら幹部が全国各地で街頭演説を行った

2015年06月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun(引用ここまで

安倍首相に陳謝・責任の心なし!テレビ・新聞は「常に権力の問題点に立ち向かう姿勢」を示せ!

2015-07-05 | 安倍内閣打倒と共産党

最高権力者であることを自覚しているが故にこそ

夜な夜なマスコミ関係者と会食していることは不問!

「ニュース23」の内容批判は「自由」とする思考回路!

「責任」を口にするなら、態度・行動で示せ!

どれほど「責任」「陳謝」をすれば済むのか!

反省猿CM(新三共胃腸薬)

https://www.youtube.com/watch?v=XZ08ub7Rx-o

違憲の暴言に対して形ばかりの無反省な陳謝で話題は維新の対案にシフトする安倍政権とメディア! 2015-07-03 23:21:56 | マスコミと民主主義

首相は党本部で行われた勉強会だから最終的には私に責任がある」と陳謝。枝野氏が勉強会での発言を基に「沖縄の二つの地元紙の報道はゆがんでいるのか」と畳み掛けた際は、「報道の自由を守ることこそが私たちの責任だ」と低姿勢で答弁した。ただ、枝野氏がさらに追及すると、首相の態度は一変。民主党が与党だった2012年、当時の政調会長が批判記事を書いた記者の会見出席を拒否したことを念頭に、「安倍政権において記者会見からどこかの会社を排除したことはない。報道の自由を大切にしている証しだ」とやり返した。
報道機関への威圧に関しても「萎縮しているなら『権力におもねろう』という(気持ちがある)ことになる。常に権力の問題点に立ち向かう姿勢が求められる」と開き直り、「安倍政権が大きな批判にさらされているのは、民主主義が正常に機能している証しだ」と独自の論理を展開した
首相としては、民主党政権時代の問題を持ち出すなどして批判をかわし、幕引きを図る狙いがあったとみられるが、民主党の代表は記者会見で「安倍政権がメディアに対して制約を加えているのは公知の事実だ」と強調、政権批判を強めた。(引用ここまで

逆ギレする安倍晋三に「反省」「陳謝」の心なし!

日本のテレビ・新聞は正々堂々と

「政治的」などとは言わせない

「常に権力の問題点に立ち向かう姿勢」を示せ!

 【報道圧力発言】首相、陳謝も民主政権に皮肉? 

「安倍政権はどこかの会社を排除したことない」

産経 2015.7.3 19:42更新

http://www.sankei.com/politics/news/150703/plt1507030036-n1.html

安倍晋三首相(自民党総裁)は3日の衆院平和安全法制特別委員会で、党の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかける発言が出た問題について「党本部で行われた勉強会なので最終的には私に責任がある。大変遺憾で非常識な発言だ」と述べた。その上で「極めて不適切だった。総裁として国民に心からおわびしたい。沖縄県民の気持ちも傷つけたとすれば申し訳ない」と陳謝した。

首相は「報道の自由や言論の自由を軽視する発言、あるいは沖縄の思いに寄り添い負担軽減と振興に尽くしてきた党の努力を無にする発言だ」と指摘。「今後、謙虚にかつ緊張感を持って政策実現に邁進(まいしん)することで国民の信頼を回復したい」と述べた。

一方で首相は「安倍政権を厳しく非難している報道機関でも言論の自由を侵されてはならない。言論を守っていくことも私たちの義務だ」と強調。圧力が報道機関を萎縮させているとの批判を念頭に「本当に萎縮しているなら報道機関にとって恥ずかしいことだ。萎縮するのは権力におもねろうということだ。常に権力に立ち向かう姿勢こそ求められている」と述べた。

さらに「安倍政権では正式な記者会見から、どこかの会社を排除したことはない。報道の自由を大切にしている証だ」とも語った。民主党政権下の平成24年2月、前原誠司政調会長(当時)が定例記者会見から産経新聞記者を排除したことを念頭に置いた発言とみられる。(引用ここまで

産経が調べた民主党の「言論統制」は

民主党政権が崩壊した原因なのに

安倍政権を擁護応援する産経は判っていない!

安倍政権は崩壊するぞ!

次は憲法を活かす新しい政権だな!

【酒井充の野党ウオッチ】

民主党に「言論統制」を批判する資格があるのか? 

政権時の言論封殺の数々…

産経 2015.7.3 01:00更新

http://www.sankei.com/premium/news/150703/prm1507030007-n1.html


産経の世論調査でも少数派に転落してきている安倍政権を支持する国民をどうやって打倒・新政権へ!

2015-07-01 | 安倍内閣打倒と共産党

安倍政権「支持する」46.1%

政権政党支持39.2%・政権亜流政党支持8.9% 

合計48.1%

安倍政権「支持しない」42.4%

旧二大政党派11.0%・真っ向勝負派4.8%

合計15.8%

無党派層35.0%の動向で政治が決まる!

安倍政権批判の声をどのように大きくして

安倍政権を正気期限切れにして

新しい憲法を活かす政権をどうやってつくるか! 

安倍政権の景気・経済対策        「評価する」44.0・「評価しない」47.8

安倍政権の社会保障政策         「評価する」26.8・「評価しない」62.4

安倍政権の外交・安全保障政策      「評価する」37.6・「評価しない」52.8

安全保障関連法案を成立         「賛成」31.7・「反対」58.9 

 

安全保障関連法案            「合憲」21.7・「違憲」57.7

国の情報管理を信用できると       「思う」10.6・「思わない」86.9 

 

「マイナンバー制度」の導入先送りすべき 思う」68.4・「思わない」25.0 

 

 

産経の世論調査を視ても安倍政権はもうジ・エンド!だが産経はそれをひた隠しに隠すトンデモ新聞!2015-07-01 13:45:51 | マスコミと民主主義

あなたは、どの政党を最も支持していますか。

次の中から1つだけお知らせください。

(1)政権政党                                   39.2    -4.2

   自民党                                      34.8         -4.5

   公明党                                        4.4         -0.2

(2)政権亜流派             8.9   -0.5

   維新の党                                     7.0         -0.3

   次世代の党                                  0.4         -0.1

   日本を元気にする会                       0.3        +0.2

   新党改革                                     0.2          0.0

   その他の政党                               1.0         -0.3

(3)旧二大政党派           11.0        +1.6

   民主党              10.5        +1.2

   社民党              0.5   -0.1

   生活の党と山本太郎となかまたち  1.1    +0.5

(4)真っ向勝負派                              4.8        +0.7

   共産党                                       4.8        +0.7

(5)無党派             35.0    +3.0

   支持する政党はない                    34.8        +3.3

   わからない・言えない                   0.2         -0.3 (引用ここまで


安倍首相の言葉を垂れ流していたメディアが最近「解説」付で、しかも「関係者」発言を掲載するように!

2015-06-30 | 安倍内閣打倒と共産党

安倍首相の乱高下・八つ当たりは末期的!

デタラメ政権の首のすげ替えを許さず!

新しい憲法を活かす国民連合政権を!

戦争やる気満々安倍オフレコ発言ぜんぶ書く

「仮想敵国は中国」「橋下の本当の評価」

「慰安婦問題は3億円あれば解決できる」

思い上がりと不安が入り混じった、なんと正直な告白

「週刊現代」2015年7月4日号より

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43909

かつてない興奮と憂鬱のはざまで、総理の心はさながら上り下りを繰り返すジェットコースターのようだ。新聞やテレビが決して報じないところで、にわかには信じがたい言葉を連発していた。

あの橋下も驚いた

「国政進出、私は期待していますよ」

「(来年7月の)参院選には出ないということなら、衆参ダブルもありますから」

真剣な面持ちで身を乗り出す安倍晋三総理に、さすがの橋下徹・維新の党最高顧問も「いやあ……」と曖昧な笑みを浮かべるほかなかった。

今、日本一豪奢なホテルといわれる、虎ノ門ヒルズ高層階の「アンダーズ東京」。銀座、丸の内の夜景を一望する地上240mの個室に、安倍総理、菅義偉官房長官、橋下氏、そして松井一郎大阪府知事の4人だけが静かに座っていた。6月14日、日曜日の夜。番記者もシャットアウトした密室の会談は、3時間にも及んだ。

「もともとこの日は松井知事が単独で上京するから、菅さんと会おうという話だった。それが、橋下さんのたっての要請で『安倍・橋下会談を』ということになったんです。橋下さんからは『安保法制、憲法改正で協力します』と。総理からは『橋下さんが国政に出るなら、バックアップする』と。そういう約束の場でした (自民党閣僚経験者)

総理がそれほどオレを買っているとは。でも、あんなこと言って大丈夫か……。官邸との蜜月をアピールしようと目論んだ橋下氏にとっても、安倍総理の踏み込みぶりは想定外だったに違いない。

安倍総理の心身の状態は今、きわめて不安定になっている。上機嫌、饒舌で周囲を驚かせたかと思えば、官邸に詰めるスタッフに怒鳴り散らす。いきおい、危なっかしい「オフレコ発言」を頻発している。

総理がそれを言っちゃあ…

官邸記者クラブのキャップが集うオフレコの懇親会、いわゆる「オフ懇」。

6月1日の午後7時すぎ、赤坂の老舗中華料理店「赤坂飯店」に到着した安倍総理は、乾杯してすぐ、注がれたビールを飲み干した。赤ワイン派の総理にしては珍しく、グイグイと杯を重ねてゆく。持病の潰瘍性大腸炎は大丈夫なのか。出席した記者たちが気を揉むほどの飲みっぷりである。

この日は、午後3時頃に町村信孝前衆院議長の訃報が飛び込んできたばかりで、夜には総理も目黒の町村邸を弔問に訪れる予定だった。町村氏は、安倍総理の出身派閥の元領袖。「今夜、本当にやるのかな」と記者たちは訝ったが、官邸からは夕方「予定通りで」という連絡が入った。

「町村さんは、お気の毒でしたね」

ひとりの記者が水を向ける。しかし安倍総理は、

「うん、そうだね」「いい人だったよね」

と、まるで他人事のように返す。そして、無表情にいくつかの思い出話を語るのだった。

ところが、話題が安保のことに移ると、総理の口は一転してなめらかに回り始めた。自説をとうとうと述べたてて、こう周囲に同意を求める。

「野党の人は、何でオレに質問しないんだろうね」

「だいたい論点は出尽くしたでしょ。もう議論することなんかないのに」

「(民主党の)岡田(克也代表)さんなんて、いつも同じことばっかり言ってる。意味がないですよ」

「あんなのに答える必要はない。民主党はもう終わりだよ」……。

この4日前、総理は衆院平和安全法制特別委員会で、民主党の辻元清美議員に「早く質問しろよ」とヤジを飛ばし、党内外から猛批判を受けたばかりだった。安保のことはオレが一番分かっている。野党の連中がやっていることは、所詮揚げ足取りにすぎない……酔いのまわった総理は、そんな憤りに身を任せていたのだろうか。

さらに安倍総理は、こうも言った。話題が集団的自衛権のことにさしかかった時である。

「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、やる(法案を通す)と言ったらやる」

要するに安倍総理は、中国を自衛隊と米軍の「仮想敵国」だと考えている。この「誰もがうすうす感じているけれど、決して口にはしてはならないこと」を、あろうことか、当の総理が認めてしまった。まさか本当に、戦争をやる気なのか。

「総理、そろそろ……」

安倍総理の信頼を一身に集める側近・今井尚哉総理首席秘書官が耳打ちし、総理はやおら立ち上がって店を出て行った。

その足で安倍総理は、町村氏の自宅へ向かった。時刻はすでに夜9時前。やや赤らんだ顔で弔問に訪れた総理の姿に、遺族や派閥関係者は驚きを隠せなかった。

「町村さんと安倍総理の関係がかなり悪かったことは皆知ってるけど、さすがにあれはないな……」

後日、細田派(旧町村派)所属のある議員は、そう言って溜息をついた。

バレたら国際問題になる

再び政権の座について以来「安倍一強」と言われ続けた総理は今、言うなれば「思い上がりと不安のせめぎ合い」に苛まれている。心身のストレスの針はとっくに振り切れ、それが「唯我独尊」の言動となって表れているのである。

事実、官邸では連日の国会審議の合間に、安倍総理の怒声が飛んでいる。

「どうにかならないのか!」「何でもマジメに答えりゃいいってもんじゃない」「ホントに、バカ正直だから困る」

この「安保国会」で野党がとっている戦略は、総理の足元をひたすら狙い撃つというもの。答弁がヘタな中谷元防衛大臣を徹底的に追及し、しどろもどろになったところで、ようやく安倍総理に振る。そうすれば、大将である総理は前衛が犯した答弁のミスを一手に引き受けざるを得ない。

ヘトヘトになった総理は、官邸に引き上げると、側近たちに向かって前述のように怒鳴っているというわけだ。「バカ正直」とはむろん、中谷氏のことである。自民党衆院議員が言う。

「野党のやり方はこたえていますよ。そもそも、身内から見ても自民党の安保法案はかなり無理筋。しかも、8月まで会期を延長すると言ったって、8月15日の『戦後70年談話』発表の時に国会が開いていたら、それこそ野党から猛攻撃に遭って収拾がつかなくなってしまう。ここは焦らずに、一度引いて仕切り直したほうがいいという声も党内では出始めています」

 

しかし、それでも安倍総理は「夏が終わるまでに押し切る」という構えを崩そうとしない。その理由を「ここにきて、またしても体調が悪化しているからだ」と明かすのは、ある自民党関係者だ。

 

「長年の悲願である憲法改正までたどり着けないのではないか、という懸念が総理の中で出てきているんですよ。ここ最近官邸でよく言われているのは、トイレの回数がやたら増えている。30分に1回行く日も珍しくなくて、そんな時は『ちょっとヤバいね』と噂になっているんです。精神的にもかなり疲れていますからね」

 

内閣支持率はじりじりと下がり、第二次安倍政権が発足してから最低の41%となった(6月12~14日、NNNテレビによる世論調査)。このまま突き進んで、本当にうまくいくのか。不安が募れば募るほど、総理が漏らす「オフレコ発言」は過激になってゆく。

 

6月16日、TPP関連法案の採決で紛糾する米議会の混乱を見ていわく—。

 

「まったく、アメリカは何やってんだ! オバマは何やってんだ!」

 

21日には、翌22日の日韓国交正常化50周年を機に韓国の尹炳世外相が来日、岸田文雄外相と会談した。その直前、日韓関係について「ホンネ」を吐露していわく—。

 

「ほら、待ってれば韓国のほうからアプローチしてくるんだよ」

 

「従軍慰安婦問題は3億円あれば解決できるんだ。でも、カネの問題じゃないからなあ」

 

海外のメディアで報じられれば、ほとんど外交問題モノの放言ばかりである。こうした「オフレコ発言」が一向に報じられないところを見る限り、大新聞とテレビ局をガッチリ握る安倍官邸の優秀な「危機管理」は、しっかり機能しているらしい。

 

この夏を何とか乗り切れば、9月下旬には自民党総裁選が待っている。党内では「まったくの無風。このままいけば、安倍さんの無投票再選になる」(ベテラン議員)という見方が大勢だ。

 

しかし一方で、「ポスト安倍」を意識した動きが水面下では加速しつつある。

 

安倍総理が最も警戒する存在が、二階俊博総務会長であることは、永田町では衆目の一致するところである。5月下旬に3000人を引き連れて北京を訪れ、習近平・中国国家主席と面会したことは記憶に新しい。

 

「二階氏はいち早く『安倍再選支持』を表明し、大阪都構想の住民投票が行われる前日の5月16日には、見返りとして総理に地元・和歌山の高野山まで足を延ばさせました。しかしその一方、安倍政権下ですっかり弱体化した石原派を、自身の二階派に取り込もうとしていて、『石原(伸晃前環境相)氏をポスト安倍の候補に担ぐ』とも示唆している。表立って総理に反抗はしませんが、牽制も忘れていない(全国紙政治部デスク)

「後継指名」も飛び出した

 

対する安倍総理は、「次は稲田(朋美政調会長)」とほのめかしている。9月の人事で稲田氏を幹事長に据え、「女性初の総理大臣」へ道筋をつける。総理の器じゃない? そんなことは気にしなくていい。オレが後見人になれば、安倍政権が事実上続くのだから……。それが総理の目算だ。安倍総理と二階氏は「どちらが院政を敷くか」をめぐって、すでにバトルを始めているというわけだ。

 

面白くないのは、菅官房長官である。菅氏としては、身動きのとれない官房長官ポストは卒業して、党の実権を握る幹事長職に就きたい。しかし、あまりにも菅氏は安倍総理に尽くしすぎた嫌いがある。

 

「沖縄の普天間基地問題に、負け続けの地方選と、菅さんは『オレは地雷を踏んでも頑張っているのに』と思っている。ただ、頑張りすぎたせいで代わりがいない。このまま務めあげて、総理と一緒に退場するしかない」(前出と別の自民党関係者)

 

菅氏を解放しようとしない安倍総理の内心には、「菅ちゃんに幹事長をやらせると、どう転ぶか分からない」という警戒もある。何といっても菅氏は、政局のたびに変わり身を重ねて、政界を渡り歩いてきた人物なのだ。

 

その点を踏まえると、冒頭の安倍・菅・橋下・松井の「四者会談」には、安倍総理と菅氏の間で異なる意味合いを帯びていたことが分かる。

 

「橋下氏と個人的な結びつきがあるのは、総理ではなく菅氏です。橋下氏を抱き込むことに成功すれば、菅氏の立場は強くなる。安倍総理は、あくまで橋下氏を自分の駒として利用できると踏んでいるようですが……」 (前出・全国紙政治部デスク)

 

第3コーナーをまわった安倍政権。ここから先、何が待ち受けているのか……。安倍総理の言動には、その心のうちの高揚と不安が、如実に表れている引用ここまで