サッカー場のStadio OlimpicoのあるForo Italicoには日本からも訪れる人が多いと思いますが、ここには立派なモザイク作品があります。もう随分前から知っていて、行こう行こうと思いつつ、ちょっと遠いこともあってなかなか行きつかないでいました。ダニィはサッカーの試合を見に2週間に1度は行っているので身近なんでしょうけれど、私はもちろん行きませんからね。試合のある日は、もちろんダニィたち試合観戦者たちの足の下に踏まれているわけで(怒)、一緒にでかけても意味がありません。
この夏からウォーキングをしている話を書いてきていますが、ダニィが休みの日は、車でどこか離れたところまで行き、そこを歩くことがあります。この日はForo Italicoへ行こうということになり、やっと念願のモザイク拝見の機会がやってきたというわけです。この夏にモザイクコースでお世話になったスピリンベルゴのモザイク専門学校が製作した作品なだけに関心度は高まっていました。
ただ、まだ残暑が残る季節で、涼しい夕暮れ時にいったものだから、モザイクの写真がうまくとれず・・・。
遠くに見えるのがスタジオ・オリンピコ。「ダニィが100年も通っているところだよね。」というと、「100年も生きてない」というので、「行っている頻度からすると、100年も通っているに相当するということ」と説明をすると、「じゃあ、帰りは歩いて帰りな」と言うので、取りあえずは黙ることにしました。
ところでこのForo Italicoのもともとの名前はForo Mussoliniで、ムッソリーニのファシスト政権の時代、1928年から1938年の間に作られました。ムッソリーニの支持によって、古代ローマ帝国を彷彿とさせ、ムッソリーニの権力の時代と結びつけるデザインで建設されました。モザイクのデザインももちろんファシズムの時代の典型的なデザインといった感じです。
残念ながら、年月の経過と、サッカーだけでなく、水泳やテニスの世界的な競技試合も行われるForo Italicoは常に多くの人々がこのモザイクの上を踏み続けてきたわけで、実際のところかなりのダメージが見受けられます。(ローマオリンピックの会場でもありました。)
スタジオ・オリンピコの方に近づくと、スポーツがテーマの作品になります。
このモザイクのダメージについての記事と動画がありました。こちら
ここでモザイクも見られますね。
このForo Italicoには公共のプールもあって、このプールの壁も床もモザイクで飾られています。
公共のプールですので、勝手に入って行って見学できますよ。こちらはかなりきれいに残っています。
ローマでもちょっと観光の中心から離れていますが、近くまで行くバスはあります。モザイクはかなり巨大で見応えがあります。ダメージのほどは、確かにかなり残念です。
ムッソリーニのオベリスク。典型的なファシスト時代の建造物といった感じですね。
帰りは夜になってしまいました・・・。
この夏からウォーキングをしている話を書いてきていますが、ダニィが休みの日は、車でどこか離れたところまで行き、そこを歩くことがあります。この日はForo Italicoへ行こうということになり、やっと念願のモザイク拝見の機会がやってきたというわけです。この夏にモザイクコースでお世話になったスピリンベルゴのモザイク専門学校が製作した作品なだけに関心度は高まっていました。
ただ、まだ残暑が残る季節で、涼しい夕暮れ時にいったものだから、モザイクの写真がうまくとれず・・・。
遠くに見えるのがスタジオ・オリンピコ。「ダニィが100年も通っているところだよね。」というと、「100年も生きてない」というので、「行っている頻度からすると、100年も通っているに相当するということ」と説明をすると、「じゃあ、帰りは歩いて帰りな」と言うので、取りあえずは黙ることにしました。
ところでこのForo Italicoのもともとの名前はForo Mussoliniで、ムッソリーニのファシスト政権の時代、1928年から1938年の間に作られました。ムッソリーニの支持によって、古代ローマ帝国を彷彿とさせ、ムッソリーニの権力の時代と結びつけるデザインで建設されました。モザイクのデザインももちろんファシズムの時代の典型的なデザインといった感じです。
残念ながら、年月の経過と、サッカーだけでなく、水泳やテニスの世界的な競技試合も行われるForo Italicoは常に多くの人々がこのモザイクの上を踏み続けてきたわけで、実際のところかなりのダメージが見受けられます。(ローマオリンピックの会場でもありました。)
スタジオ・オリンピコの方に近づくと、スポーツがテーマの作品になります。
このモザイクのダメージについての記事と動画がありました。こちら
ここでモザイクも見られますね。
このForo Italicoには公共のプールもあって、このプールの壁も床もモザイクで飾られています。
公共のプールですので、勝手に入って行って見学できますよ。こちらはかなりきれいに残っています。
ローマでもちょっと観光の中心から離れていますが、近くまで行くバスはあります。モザイクはかなり巨大で見応えがあります。ダメージのほどは、確かにかなり残念です。
ムッソリーニのオベリスク。典型的なファシスト時代の建造物といった感じですね。
帰りは夜になってしまいました・・・。