ホラー映画はどうも苦手なのですが、コメディーホラーだからと説得されてしぶしぶ。テレビやポスターの広告からは、観ない方が・・・と思っていたのに、イギリスのブラックユーモアは嫌いじゃないしと結局は自分でも納得してスクリーンの前に。
ストーリー:ある武器の会社のチームがハンガリーの山へ研修旅行でやってくる。バスで目的地に向かう途中、道が倒木でふさがれ、前へ進めない。回り道の件で、チーム長と運転手が喧嘩、起こった運転手は全員をその場に残し去ってしまう。チーム長の決断で歩いて目的地のロッジに向かうが、途中で見つけたロッジに滞在することになる。そこから恐怖が始まる・・・。
例えば、動物のわなに足が挟まり、それを仲間がはずそうとするが、力がつきて手を離してしまう。わなが再度足に食い込み、それを繰り返すうちに足が切断されてしまう。切断した足をバスの中の冷蔵庫に入れようとするが、冷蔵庫が小さくて入らない。靴を脱がし、無理に中にちぎれた足を押し込めようとするシーンなどは、とても怖いのだが、笑えるシーンでも。私などは怖くて始終ドキドキなのですが、ブラックユーモア満載で結構おもしろかったです。お金を払ってまで観なくても・・・というタイプの映画かもしれませんけれど。☆☆半
イタリアの映画館は、観客参加型です。映画でも何か起こりそうなたびに、後ろの若者たちが、一緒になって声を出して反応するので、怖い怖いと思いながらも、常に現実世界に戻されてしまっていました。イタリア人ってなんだかかわいいですね。