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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

コロナ対策で世論二分、

2022年02月07日 16時42分07秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年2月6日読売新聞より、

「コロナ対策で世論二分、経済活動「制限する」41%・「制限しない」51%…読売世論調査

政府や自治体が、飲食店の営業など経済活動を制限するべきかどうかを聞くと、「制限する」41%、「制限しない」51%22と分かれた。東京都や大阪府に緊急事態宣言を「出すべきだ」は44%で、「その必要はない」は48%だった。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9c4610524d15fe90bb307ee49bd78cf706829eb

2022年2月7日付ANNニュースより、

「小池知事「ピークアウトがゴールではない」 東京・日曜最多感染」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a803da3656a63c96724e3afae4e9846eceefdc1/comments?page=6&t=t&order=recommended

 世論の流れを敏感によんで?先週末、まん延防止~は必要ないにかたむきかけたかのようにみえた小池さんが「ピークアウトがゴールデンではない」と。ではゴールはどこなのか?なにを目指しているのか?なにを守ろうとしているのか?小池さんが2類から5類への変更を岸田さんに求めたという話がありましたがどうなったのか?子どもたちを悪者にして、希望を奪い続けながら、不老不死になるまでこのままやり続けるのか?

 
「【速報】柏市186人感染、2人死亡発表 小学校2校でクラスター 新型コロナ

 1人目の男性は、クラスターが発生した北柏リハビリ総合病院に入院中に発熱し感染が判明。当初は中等症だった。死因は誤嚥(ごえん)性肺炎。肺疾患の持病があった。もう1人の男性は施設に入所。軽症で療養していた。死因は老衰。高血圧の持病があった。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d79c794d30bb825e761951b857a7b040ce1f45d

 もうよくないですか?岸田さんはふらふら、ワクチンの接種目標を出すだけ、なんのためのワクチンなのかは、もはやわからなくなっている。いつだれが社会全体を回す方向へと舵を切るのか?

 わたしの好きなカナダのオタワでは、ワクチン義務化に反対するトラック運転手たちの抗議デモが続いています。日本でも記事になりました。カナダに暮らしている日本人の方のツィートを読むと、記事とは視点が違っていて、印象操作だなあと思います。

「カナダ首都、非常事態宣言 反コロナ規制デモ「制御不能」に」
https://news.yahoo.co.jp/articles/77222b42ede94c3ae7302e784803ae0e575393f1

2008年12月10日『フェルメール展』

2022年02月07日 01時00分23秒 | 美術館めぐり
(古い手帳からの回想録)

2008年12月10日、

(東京都美術館の)フェルメール展に行った。
まだ感動は続いている。
(ルーヴル美術館とくらべると)天井は低いし、せまいし、絵をみる空間としてはうーんだが、
個人蔵は一生に一度の出会いだっただろう。
生にかなうものはない。

アムステルダム、ニューヨーク、ロンドン、
絵に出会う旅にでかけなきゃ。
絵をみる楽しみを私の人生に加えよう。

フェルメールの絵の主人公の女性たちはみんな外の世界へのあこがれを抱いているようにみえた。
なんだかさびしそうな表情をしていて、まだ見ぬ広い世界へ出してくれと言っているように私にはみえた。

あふれる光の描写が美しかった。













2007年10月、2008年9月とパリのルーヴル美術館で絵画と対話するという体験をしてから、美術館めぐりも人生の彩となりました。

『メトロポリタン美術館展』、大阪での展覧会を終えて、2月9日から六本木の新国立美術館で始まります。宙組ホームズでキキちゃんモリアーティ教授の部屋に飾られていたクルーズの絵にも会える?現在メトロポリタン美術館は改修工事中ということで、ドシドシ貸し出してくれているらしい。いかないと悔いが残るでしょう。

痛み止めのおかげで足の可動域がせまいことに変わりはないけれど、痛みは緩和されています。平日なら、杖を使いつつ、休み休みなんとかなるでしょうか、っていうか、診断名知って自覚するまではフルタイムで出勤していたし、美術館にも観劇にもいっていたんですよね。一年前の今頃は片道一時間以上の道のり往復していました。診断名知って手術告知された今はもう到底無理。
今週は寒すぎて体きついので半ばをすぎたらいきましょうか。
コロナでチケットは全てオンライン前売り。ぼやぼやしていると買えなくなるので目標を立ててがんばる、明日考えよう・・・。


「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」
https://met.exhn.jp/




「陽性者の全数把握は見直すべき」との声

2022年02月06日 14時33分53秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年1月31日付FNNプライムオンラインより、

「「陽性者の全数把握は見直すべき」との声 「みなし陽性」導入の大阪 保健所業務さらにひっ迫の恐れ

【豊中市保健所 松岡太郎所長】
「私ははとにかく(みなし陽性が)なんのためにやるのかなというのが疑問。少なくとも、オミクロンの毒性が分かっている中で、引き続き全数把握していくことにどれだけ意味があるのかなと。家でいらっしゃるうちにしんどくなる人が必ずいる。その方々をできるだけ早く確実に拾い上げることが保健所の仕事。そこに力を集中したい」」

https://www.fnn.jp/articles/-/307832


2022年2月6日付ディリー新潮より、

「「致死率0.006%のデータを活かして」 沖縄県専門家会議座長が提言、緊急事態宣言は不要?

-濃厚接触者を探す必要はない-
 
 いまの課題は、「濃厚接触者」という定義自体に踏み込むこと。すなわち、発症日から2日前に遡って接触者を探すことは、もうやめてもいいのではないか、ということです。このたび国立感染症研究所が、沖縄県のデータも含めて英語の論文を発表し、そこにはオミクロン株のウイルス排出のピークは、発症後3~6日と書かれています。それを踏まえれば、ピーク時の2日前でも発症日より後になる。発症前にまで遡って「濃厚接触者」を探す必要は、もうないといえます。

-学級閉鎖、学校閉鎖も避けられる-
 
 現在、保育所や学校などでは、「濃厚接触者」に加えて「接触者」という概念まで使っているそうです。学校などで感染者の近くにいた人を「接触者」として検査などを呼びかけるように、厚労省が都道府県に通知したことから始まっています。しかし、発症日から遡ることをやめれば、濃厚接触者も接触者も不要で、従来の季節性インフルエンザと同じような扱いで済むようになる。そうすれば学級閉鎖や学校閉鎖も避けやすくなるでしょう。現在、保育所や学校などでは、「濃厚接触者」に加えて「接触者」という概念まで使っているそうです。学校などで感染者の近くにいた人を「接触者」として検査などを呼びかけるように、厚労省が都道府県に通知したことから始まっています。しかし、発症日から遡ることをやめれば、濃厚接触者も接触者も不要で、従来の季節性インフルエンザと同じような扱いで済むようになる。そうすれば学級閉鎖や学校閉鎖も避けやすくなるでしょう。

-待機期間は5日間が妥当-
 
 5日間でいいというのは、オミクロン株の潜伏期間も踏まえています。沖縄県は人口147万人の島嶼(とうしょ)圏で、人の動きも東京などより少なく、疫学調査をしやすい。一足先にオミクロン株が流行したこともあり、国立感染研の方が沖縄に入った結果、濃厚接触者の発症は全員が5日以内だった、と示されました。政治家は「5日間」と決断してほしかった、という思いです。

-ハイリスク軽症者へのレムデシビル投与-
 
 これまで点滴薬レムデシビルは、肺炎症状がある中等症や重症の患者さんにしか投与できませんでしたが、本来は高齢や基礎疾患があるなど、リスクが高い軽症者にこそ有効です。われわれの訴えもあって1月28日、重症化リスクがあれば、軽症段階でも投与できることになりました。

-「濃厚接触者」の廃止-

 沖縄県では、第6波はピークアウトしていると思われますが、下がり方は少し緩やかです。原因は高齢者施設でのクラスターだと思われます。感染力が強いオミクロン株は、一度施設に入ってしまうと、感染者が100人単位で発生します。その数字が上乗せされるので、減り方が少し穏やかなのだと考えられます。
 ですから、こうした施設等の感染対策を強化し、検査体制を整え、薬を使えるようにする。重要なのはそうしたことです。無症状者がうつすリスクはデルタ株までと変わりませんが、オミクロン株に特徴的な「発症日」に基づく対策と「濃厚接触者」の定義を改めることが両輪となれば、結果的に、新規感染者の急増に伴う保健所の負荷も緩和できるはずです。

-「新型コロナ」の冠を外せば-

 当院は症状が比較的重い方が多いのですが、ほかの病院は退院を待っているだけの方も多いと思われ、本当に医療が必要な方が入院できないことにもなりかねません。新型コロナウイルス感染症は、高齢者や基礎疾患がある方は基本的に入院することになっていますが、この病気から「新型コロナ」の冠を外し、「インフルエンザ・オミクロン2022」のようなものにしてしまえば退院できる、という方が多いのです。

-「オミクロン株はデルタ株までと別の病気」-

 潜伏期間が平均2.8日で最大でも5日、ウイルス排出のピークが発症から3~6日後のオミクロン株は、前者が1~2日、後者が発症から2~3日後の季節性インフルエンザに近づきました。致死率は、0.1%以下とされるインフルエンザよりも、むしろ低いといえるかもしれません。

-「沖縄県のデータを日本全国で活かして」-
 
 早くオミクロン株の本質に合わせた対応に切り替えて、経済を活性化させる方向にシフトすべきです。第5波までのように画一化された対応を、全国に先駆けて、沖縄から変えていく必要があります。今回、私が行った濃厚接触者の定義見直しの提案は、私自身が沖縄県専門家会議の座長として、県全体の医療や経済の状況、保健所職員への負荷など、あらゆる面を考えなければいけない立場から考え抜いた対応策です。」


 日本の出口はどこなのか、このまま社会の分断を引き起こしながら、社会全体の劣化を加速させながら、子どもたちや若者の今しかない時を奪いながら、不老不死が実現するまでコロナの特別扱いを続けていくのか。コロナによって昨日まで元気だった人が突然具合悪くなってバタバタと亡くなっていくというイメージを植えつけまま不安を煽り続けている今日の感染者○○人(薬局の無料検査で陽性となった人も含めているという話、陽性だった場合感染したかどうかを最終的に診断できるのは医師だけ)、死亡者○○人(老衰で亡くなった人を検査して陽性となった場合も含む)は、この先も続いていくのか。どこで舵を切るのか、岸田さんは6月まで変えないと国会で答弁した模様、社会全体をまわしていくという頭がない、参議院選挙で投票してもらうことしか考えていないという絶望感。

 悩みに悩んで決意した手術先送りとなったわたしも間接的にコロナ被害者、先がみえないという絶望感。コロナ死ゼロを実現するための社会全体のリスクの方が大きすぎる。

 
→これはどういうことなのか?東京都の教育委員会にファイザー製薬の役員が起用されるという話、行政が特定の企業に利益を融通することになるのでは??なにが起こっているのか?

2022年2月6日付読売新聞より、
 
「ファイザー日本法人の女性執行役員、都教育委員に起用…感染対策に知見生かす」

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220205-OYT1T50114/

アガサ・クリスティー『愛の重さ』-第三部ルウェリン-第一章より(3)

2022年02月06日 01時18分48秒 | 本あれこれ


アガサ・クリスティー『愛の重さ』-第三部ルウェリン-第一章より(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/51613409ecf5564ae5d8b36db40f607c

「「わたしには仕事があったのです」と微笑を浮かべながら彼はいった。「それをわたしは失ったのです」

「大切なお仕事でしたの?」

「さあ」と彼は考え考えいった。「自分ではそう思っていました。しかし、何が重要か、重要でないか、所詮人間にはわからないことなのではないでしょうか?人生はわれわれに、自分の価値の基準を盲信してはいけないと教えます。価値とは、つねに相対的なものなのですから」

「で、そのお仕事をおやめになりましたの?」

「いえ」ふたたび微笑がひらめいた。「やめさせられたのです」

「まあ」と彼女はびっくりしたように呟いた。「がっかりなさいまして?」

「がっかりしました。誰だってそうでしょう。けれどもそれももう、済んだことです」

 彼女はからのグラスの中を見つめて、眉を寄せた。頭をめぐらすと、待ちかまえていた給仕が新しい
グラスを置いた。」


(アガサ・クリスティー、中村妙子訳『愛の重さ』早川書房、昭和62年4月30日第七刷、215-216頁より)

星組『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』-バウホール公演中止

2022年02月05日 15時30分07秒 | 宝塚
「星組 宝塚バウホール公演『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』は、公演関係者から新型コロナウイルス陽性が確認されたことを受け、2月1日(火)の初日から2月6日(日)の公演を中止しております。
今後の公演を安全に実施するにあたり必要な準備期間を確保するため、大変申し訳ございませんが、2月13日(日)までの宝塚バウホール公演は、全公演中止させていただきます。
2月19日(土)から2月25日(金)までのKAAT神奈川芸術劇場公演は、当初の日程で実施させていただく予定です。(KAAT神奈川芸術劇場公演について変更がある場合は、改めて当ホームページにてご案内いたします。)」

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20220131_002.html


 せおっちの主演作品、バウホール公演は全日程中止と発表されました。オスカー・ワイルドの原作『理想の夫』を新装復刊した角川文庫が、宝塚のポスター画像を帯カバーに使って盛り上がってきたのに残念です。KAAT神奈川芸術劇場公演は予定通り実施とのこと。無事に公演できることを祈っています。看板がすでにあるようなので写メしにいかなければ・・・。

 今日は宙組『NEVER SAY GOODBYE』が宝塚大劇場で初日を迎えるはずの日でした。10日、無事に初日が迎えられますようにと祈っています。

 帝国劇場『笑う男』が開演20分前に中止せざるを得なくなってしまったように、この状況下で舞台を続けていくことはとてもきびしい。今までと同じやり方では無理な局面にきているのでしょうか。コロナ禍となってから真っ先に不要不急と社会から言われた舞台、たしかになくても直接ごはんを食べることには困りません。興味ない、関係ない人からすればたかが舞台でしかないかもしれませんが、リモート、オンラインが進んでいる今こそ、劇場での生の体験はなにものにも代えがたいものだと思います。チケットを入手したその日からあと何日と指折り数えて、お金と時間をかけて劇場に行く、生演奏と全身全霊の命がけの役者さんたちの息遣いに触れる、同じ空間を共有する、現実を忘れて違う時空を生きるひとときは心の栄養。Show must go on!! こんな時こそ、舞台は人生に必要。


(トップの写真は宝塚アンはなのみち店公式ツィッターより)

 


保育園児のマスク着用促進 後藤厚労大臣「前向きに進めていく」

2022年02月04日 14時42分01秒 | 気になるニュースあれこれ
「厚生労働省は現在、窒息のリスクがあるとして、2歳未満の子どもにマスク着用を推奨しておらず、2歳以上にも一律の着用は求めていない。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e396fb5eab3353da437d062ecd7668e6432c05b


 日本小児科医会は、「2歳未満の子どもにマスクは不要、むしろ危険」とのメッセージを発信しています。
https://www.jpa-web.org/dcms_media/other/2saimiman_qanda20200609.pdf

 厚労省に反対意見を送りました。https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail
 
 リスクの高いところがわかってきているので、なぜこういう方向にいってしまうのか、決断できない方がよりによってこんな時にトップとなった日本、出口がみえず、出口が示されず、なんだか絶望的。命に別状ない整形外科の手術は後回しにされるの仕方なしとしても、コロナ死をゼロにするために?ガンの手術ができなくなるはほんとうにおかしい。コロナ禍の2年間は少子化を15年も20年も進めたという見方もあるそうですが、世代間格差によるひずみがよりあらわになったように思います。希望ないなあ・・・。

2022年2月4日付毎日新聞より、

「コロナ重症者、再び1000人超え 基礎疾患悪化がほとんどか

厚労省幹部は「デルタ株が流行した昨年夏は若年層でも重症化するケースがあったが、オミクロン株はそういうケースはあまりない。高齢者や基礎疾患を持つ人が感染し、基礎疾患が悪化して重症化するケースがほとんどだ」と指摘。また、わずかながらデルタ株の感染者もおり、「デルタ株に感染した重症者もいるとみられる」という。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/803249781040dd2cdda754672a56d6a4c1909031

ミュージカル『笑う男』-帝国劇場初日中止

2022年02月04日 00時32分49秒 | ミュージカル・舞台・映画
 2月3日、帝国劇場にて初日を迎えるはずだったミュージカル『笑う男』、なんと開演20分前に中止と発表されました。18時開演、観客は入口の検温を通過し続々と入場、オーケストラボックスの音出しに気持ちがあがって、もう少しで始まるとワクワクしながら待っていたと思います。キャストのみなさまは、無事に初日を迎えられる喜びをツィートしていました。真彩希帆ちゃんの帝国劇場デビューの日、憧れの舞台に立てる喜びの声を、お昼にインスタグラムのストーリーであげていました。福永悠二さんのツィートを拝見すると、ゲネプロが終りダメ出しをきいて、お弁当を食べてちょっと休んで、30分アップをやって、メイクを直して、よし、準備完完璧!となった瞬間のアナウンスだったとのこと。客席には涙を流す方もいたようです。キャスト、スタッフ、観客、誰もが目の前の、まさに目の前の舞台が中止となってしまいました。東宝さん、先ほど、やむなく6日まで中止を決定、ホームページに掲載されたお知らせは、言葉のはざまから悔しさがこぼれおちていると感じます。

 最初の緊急事態宣言明けから、いずれの舞台も綱渡り状態、定期的な検査でいつ陽性となるか、いつ中止になるかと、不安と背中合わせの日々を送りながら、キャストのみなさまはマスクしながら稽古して、一人でも陽性判定者が出たら中止。コロナを特別扱いする国の施策が変わらないかぎり、この綱渡りを続けざるを得ないのでしょう。今回陽性となった方は、自覚症状がなかったのでは?ものすごく責任を感じてしまっているのではないかと、精神的な負荷の方が心配です。

 今日も溢れる速報、80代、90代が永遠に生きられる世界になるまで終わらないのでしょうか。老衰で亡くなる方がゼロになるまで終わらないのでしょうか。症状のある人だけが検査して陽性判定となったら休んで治療するではダメなのでしょうか。ゼロを目指すことによって、失われるものの方がはるかに大きいように思えますが、このまま夢や希望を奪いながらゼロを目指し続けるのでしょうか。

2022年2月3日毎日新聞より、

「オミクロン株「若い人にはかぜ」 コロナ戦略の転換訴える救急医」

https://mainichi.jp/articles/20220203/k00/00m/040/068000c
 
 社会全体をみたとき、感染症対策をしながらいかに社会を回していくかという視点に立った記事だと思います。

 2日の花組公演、無事に幕があがっておりて、自分は無事に観劇することができたのは奇跡なのだと、あらためて噛みしめています。劇場に着くまで中止になるかもしれない、入口の検温で正常と表示されるまで入場できないかもしれないという不安と背中合わせで緊張していました。観客が無事入場して席に坐っても、なお中止になるかもしれないとは、キャスト、スタッフのみなさまも気持ちを維持していくのが大変だと思います。

『笑う男』、初日が迎えられることを祈っています。


 


「今の対策には出口戦略がない」

2022年02月03日 15時43分47秒 | 気になるニュースあれこれ
https://www.instagram.com/takahisa_taniguchi/より、

「マスク着用ルールを撤廃したり、バーやレストランの制限をなくしたり、

感染者が増加している中でも、

ヨーロッパの主要国の多くや、他の国々では、

コロナに関するルールや制限緩和が進んでいます。

コロナに関する制限で打撃を受けた経済を回復することを目論んでいます。」


「現時点でコロナがゼロになる可能性は相当低いように思えます。

では一生これを続けるのでしょうか。

感染症を軽視しようと言いたいのではなく、

社会の全体としての被害を最小限に抑えるためには?

それを1人ひとりが自分の頭で考えて行動することが大切だと思うのです。

「感染はよりしやすい」けど、「重症化はよりしにくい」という性質のウィルスで、

テスト陽性者のみならず、「濃厚接触者」まで隔離を行う、

「濃厚接触者」が出たビジネスや学校、幼稚園や保育園はストップする。

そんなことを続ければ、経済や失業者数、子どもの教育を受ける権利、

さらに、これは僕が個人的に一番危惧していることなのですが、

それらの被害を被った人たちの「精神」にどんな影響を及ぼすかは、

火を見るより明らかだと思います。

子どもの自殺は過去最多を記録し、

不登校者数もなんと190,000人以上と、過去最多を記録しています。

1年以上失業の状態が続いている「長期失業者数」は180,000人も増え、

660,000人を超えました。働く女性の自殺も3割以上増加しています。

「誰かがこの状況を終わらしてくれる」と思っている限りは、

この状況はずっと続くでしょう。

これを続けることを疑問に思う声が増えないと、

政府やメディアも方針を変えにくいでしょう。

おかしいと思うなら、変えたいと思うなら、

どんなに小さくてもいい、声をあげましょう。

沈黙は容認。」

2021年10月13日付NHKニュースより、

「昨年度、自殺した児童や生徒は初めて400人を超え、小中学生の不登校は19万人以上と、いずれも過去最多となったことが分かりました。

調査した文部科学省は「極めて憂慮すべき結果で、コロナ禍による環境変化が大きな影響を与えていることがうかがえる」として、SOSを発信しやすい取り組みが重要だとしています。

それによりますと、自殺した児童生徒は小学生が7人、中学生が103人、高校生が305人となり、合わせて415人と前の年度から100人近く増えて過去最多となりました。

また、学校を30日以上欠席した不登校の小中学生の人数は、前の年度から1万5000人近く増えて19万6127人と過去最多となっています。

不登校の子どもの割合も、この10年で小学生は3倍に増えて100人に1人に、中学生は1.5倍に増えて24人に1人となっています。

また今回は、感染への不安によるいわゆる自主休校など、「感染回避」の目的で30日以上休んだ人数も初めて調査され、小中学生と高校生で合わせて3万287人に上りました。」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211013/k10013305371000.html


花組『元禄バロックロック』『The Fascination!』-2月2日東京宝塚劇場

2022年02月03日 01時52分07秒 | 宝塚
花組『テンダー・グリーン』より「心の翼」

「作詞:正塚晴彦先、作・編曲:高橋城体の傷より 痛む心よ

 共に生きてる命の

 親しみをもて

 もしも星の夜なら

 身を寄せて眠れ

 嘆きさえも愛おしい

 息づきだから」

https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/0e735cd2d490f542911ecbe186e3cc65



 2022年2月2日(水)13時30分~、東京宝塚劇場阪急交通社貸切公演、なんとか無事に観劇することができました。いちばん寒い季節、着込んでカイロも使っていると電車の中は陽があたる場所は暑いぐらいで頭くらくらなってきてしまいました。ちょっと体調きびしいかなと思いましたが、久しぶりにまた幸せなひとときを過ごすことができました。2階席最後列、記念のカードがついて3,000円、公演プログラム1,000円、往復の交通費とあわせて生きていくための必要経費。

 1月8日から29日まで中止となってしまった花組公演、開演前のトップスター、れいちゃんの「本日はようこそ東京宝塚劇場へ~」のあと、「またみなさまとお会いできるのを楽しみにしていました」をはさんで「花組の柚香光です~」と挨拶。録音かな、毎公演心をこめて生で言っているのかな。千穐楽まで一週間で再開、チケットが幻とならなかった奇跡。ショーの男役さん黒燕尾群舞の時だったかな、トランペットの音色がとてもきれいに劇場に響いていました。黒い幕で覆われていてお姿がみえないオケピットのみなさまの喜びが伝わってくるような音色でした。

 最後のれいちゃんの挨拶、「公演が中止となりみなさまにご迷惑とご心配をおかけしました」星組の御園座とバウホール、宙組の宝塚大劇場が初日変更となったことをうけて「どのチームも一丸となっってスタートに向けて最善を、最善を尽くしています」「みなさまとみなさまの大切な方の日常が笑顔いっぱいでありますように」「みなさま、またお会いする日までお元気でいてください」、最後に「阪急交通社を引き続きごひいきに」。言葉はあいまいですがこんな内容でした。一言一言、丁寧に心をこめて伝えようとするれいちゃん、トップスターとなってから繰り返し公演中止となり、試練の連続ですがひとまわりもふたまわりも大きくなって、より美しく、より輝いていました。素敵な大羽根姿でした。

 まどかちゃん、まん丸なお顔がいちだんとまん丸くなったようにみえて可愛さマシマシ、とにかく可愛いいし、歌もダンスもうまくって、れいちゃんとのコンビは初々しさありつつ、堂々たるトップ娘役ぶり。ショーのオープニングのキラキラのアクセサリーが素敵でした。ピアノ・ファンタジィの場面の黒燕尾ダルマ姿は美脚、ひびき美都さんの面影が重なりました。

『元禄バロックロック』は、忠臣蔵に時をもどす時計をからませて、どこに着地するのかと思ったら、将軍ツナヨシの命によりコウズケノスケとクラノスケが和解、クロノスケとキラはラブラブのハッピーエンド。こんな面白い発想できる谷貴矢先生、奇才と思いました。オンデマンド配信でみた『アイラブ・アインシュタイン』『出島小宇宙戦争』も面白いし、大劇場作品も期待の上をいってくれて、今後が楽しみな若い才能。

『The Fascination!』は映像もふんだんに使った、花があふれるショー。大浦みずきさんへのオマージュ、1988年『フォーエバータカラヅカ』よりピアノ・ファンタジィの再現、『テンダー・グリーン』より「心の翼」は特に沁みました。「心の翼」、涙でました。「すみれの花咲くころ」が今まできいたことのないようなアレンジとダンスで登場したり、知っているはずなのに新しい感覚の場面もあり、過去と未来が美しく織り交ざりながら、過去への畏敬を込めながら新しい明日へと向かっていく、101年目の花組へと踏み出しているといったショー。れいちゃんとまいてぃが二人で踊る場面、フレッド・アステアとジーン・ケリーが二人で踊っているみたいで、大浦みずきさんがきずいたダンスの花組よと思いました。

 衣装が素敵と思ったらどちらも加藤真美さん担当に納得、『元禄バロックロック』は特に赤が鮮やか。『The Fascination!』は全編、色目が素敵でデュエットダンスのグリーン、すみれの場面のすみれ色の衣装が特に素敵と思いました。生地、たぶんすごく豪華なものを惜しみなく使っているのでしょう。こんなキラキラ、宝塚でしか味わうことのできない至高感。現実をしばし忘れて、幸せな気持ちになれる二本立てでした。

 6日の千穐楽、ライブ配信をみるつもりです。その前に一回は今日の復習ができるといいかな。





















宝塚の衣装は、たぶん踊りやすいように、脇の下が別布でわからないように柄合わせをしているから、みためよりもたくさん布を使って仕立てられているはずというツィートをみかけました。衣装展の写真を見返してみるとたしかに。今まで全く気づきませんでした。すごいです、宝塚。





無事往復できますように・・・

2022年02月02日 11時17分54秒 | 宝塚
ごっかん、

不安神経症にうちかって、無事往復できますように・・・。