たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

思い出すとつらい

2015年10月11日 23時41分02秒 | 祈り
旅日記や観劇日記がなかなか落ち着いて書けずにいます。


水曜日にもう一つエントリーを通過したところに行くのを控えていますが、たぶん行っても仕方ないとわかったので気力が失せています。神経をすり減らすような所にまた行くことなるだけです、たぶん・・・。

本屋さんの平積みに、好きなことしながら年収一千万円っていう女性の成功本?があったのでぺらぺらと拾い読みしました。一週間で実働10時間。たしかにそんな類の本は昨今たびたび見かけます。会社に行く=仕事ではなく、全てではなくなったので、そんな本はよく売れるのでしょか。これからどう生きていけばいいのかわからない私はついつい手に取ってみたくなります。

私のこれからの居場所はどこでしょう。どこを目指すべきなのでしょうか。
いろいろな思いはありながらどこからも必要とされず社会から孤立したまま、思いだけが空回りし続けています。

過重労働が続き神経をすり減らして、いつもイライラしていた自分を思い出すと辛くなります。ほんとによくない所にいたんだなあと思います。つくづくよくなかったですね。そんな日々にあえて立ち返ってみます。みっともない自分をさらけ出すのはお恥ずかしい限りですが、苦しくて苦しくて疲れていてもうごめく想いを書かずにはいられなかった私がいました。お昼休みに、夜に、休日に、メモ帳に書かずにはいられませんでした。


「2012年8月13日(月)

世の中はまったりと夏休みモードだが、休みそこねて気づいたら残業になっていた。
ずっと残業していてお金にはなっているがかなり疲れているので休みたい。健康診断で骨密度が88%とちょっと低かった。食生活がいけないんだろうなあ。カルシウムをとればイライラもなくなりますよ、と言われてしまった。そういうレベルの話ではないのだが。私のイライラにはちゃんと理由があるのだが、こうして普通に生活していくことが私には苦しいのかな。色んなことが深くみえてしまう分、おかしいものはおかしいので怒りがわいてくるし、イライラもする。こんな私はどうかしているのだろうか。
妹の自死と母の病気、普通には背負っていないものを背負っている私には生きづらいのだろうか。残された時間はたぶんあと30年ぐらい。読みたい本がある。観たい映画やミュージカルがある。行きたい所もある。哲学を思う存分勉強したかったんだ。今思っていることを全部やるのは無理だろう。会社にいる場合ではないのに、私は何をやっているんだろう。

『近代の労働観』という、卒論執筆時に見つけて読み切れなかった本をようやく読んだ。今のように、労働=勤勉、というのは近代社会の価値観だったんだ。無為のじかん、自由に思考する時間がほしい。人生なんて、ほんとにあっという間だ。

親がもうこの世にいない。リアルな現実を考えるとぞっとする。受け取めきれていない。いやでも自分の老いだって考える。こんなにトシをとるなんて思わなかった。今年の秋PEIに行き、来年の9月ローラに会いに行くには稼ぐしかないのだが、なんだかきついし報われないね。マジメにやっても仕方ないんだなと思いながら、やるとなるとマジメな私がいる。野菜作りながらもう少し人間らしい時間の流れの中でゆるりと暮らしたいな。こうして仕事があるだけ有難いし、生活のためには働くしかないのだが、こうして気づいたら死期が近いなんてことになったらせつないな。
こんな時がくるなんて、20代の頃は考えたことなかった。時は流れすぎた。

私はこれからどこに向かうべきなのか。
ずっと考え続けているがわからない。
生きている間にみえてくるものなのだろうか。最後の方の少しでもいい。
やり切ったとおもえるものをつかみとりたい。それは私にとって何だろう。
今はわからない。」

写真は今日も秋のプリンスエドワード島から。2号線沿いの車窓からの風景です。







曇り空の秋の日

2015年10月10日 14時22分35秒 | 日記
児童虐待がさらに増えているというニュース、子どもの6人に1人が貧困だというニュース。
私にできることはないでしょうか。私の力は必要ないですか。
精神保健福祉士の資格持っていても臨床経験ないからこちらもまた拒絶されますか?
大きな組織で神経すり減らすことを目指すよりも、なにか人の役に立つことをしたいという思い。でもやっぱり非常勤だったり、それで生活することはなおいっそうできないから入口で無理ですかね。
なんか本当に必要なところにはちゃんとお金が回っていないですね。
ダメですね。どうしましょうか、私。

これからどう生きていけばいいのだろう

2015年10月09日 23時41分13秒 | 日記
人生の時間には限りがあります。。母と同じぐらいまでならあと30年ありません。
そんなこと考えるとぞっとしますが、あと30年に満たない時間をまた神経すり減らしながら我慢、我慢で働き続けて生きていくしかないのでしょうか。
生活あるのに、家賃負担あるのに何をほざいているんだっていう感じですが、限りある時間の中で本当にやるべきことはなんでしょう。その答えを妹はおしえてくれないでしょうか。

なんか世の中はほんとにわけのわからないことになっています。
こんなところに飛び込もうとがんばってもたぶん神経すり減らすような場面しか待っていません。あまりにも煩雑でおかしなことになっているので、私には無理だとわかりました。
ようやく自分の枠の中におさまりはじめた悔しさがまた湧き上がってきてしまいました。
本当には納得できていないし、悔しい思いがなくなったわけでもありません。
もちろん心の傷が消えたわけでもありません。
がんばろうとするとまた傷口が広がりました。。それほど深いものでした。
簡単じゃあないです。
自分が何したいっていうよりもまずは生活基盤の建て直しが可能でかつ安心・安全が最優先です。いろいろと思いはあれど今だトンネルの出口の灯が見えず、闇の中をさまよっています。
社会から置いてきぼりにされてどこからも誰からも必要とされていない孤独な日々。
昨日・今日とほとんど人と話すことなく一日が終わりました。気力わかないし、一昨日取材で思いっきりたくさん話したのでいいですが・・・。必要とされる場面が皆無というわけではないですが収入にはなりません。全部ボランティア。だからなんとかしないといけないんです。
でもなんとかしようとがんばったらすり減ってしまいました。
なんとかなっていく感じが私の中で全くなく、混乱ですり減った自分はもう無理な感じがしています。

ずーっとずーっと緊張し続けてきたから、もう広い部屋のある家に帰ろうかな。
こんなせまい一間の家賃払うのに苦労して何やっているんでしょうね。
すごい敗北感ですが生活立て直せそうにないのでしばらく休みたいんです。
今も毎日休みといえば休みですが心は休まっていません。
ずーっとへんな緊張感。心からのお休み時間がほしいです。
あんな職場のためにぼろぼろになってしまいました。
がんばんなきゃよかったです。やっぱり悔しいですね。
これからどう生きていけばいいのでしょう。
時間は取り戻すことできませんが、取り戻せるなら返してほしいです。
私の大切な人生の時間の一部を返してほしいです。
がんばんなきゃよかったです。やっぱり悔しい。
これからどう生きていけばいいのでしょう。
あふれるような思いは空回りし宙を舞いづつけています。

明日もきっと秋晴れの一日・・・。




なんかへんだよ

2015年10月08日 23時16分41秒 | 日記
なんかへんだよ。
すごくへんだよ。
わけわかんないよ。
どうすりゃいいんだよ。

どうにかこうにか普通に生きていきたいだけなのになんかすごく遠い。
どうにかこうにか生きているだけじゃだめなんでしょうか。


若松英輔さんのツィッターにかかれている言葉、沁みます。


「万人が「活躍」する社会を目指すのではなく、苦難に直面しながらも、誰もがどうにか生き抜ける、そんな世界が求められているのではないか。」

https://twitter.com/yomutokaku

無力感

2015年10月07日 12時15分20秒 | 日記
窓の外は青空と色づき始めたこの葉が輝いています。
今年ももうすぐ終わり。
私は何もできないまま、家賃負担を背負ったまま時が流れていきます。
社会の仕組みで入口をせばめられ、社会から拒絶された無力感と孤独感におそわれています。
今までの経験も資格も本当に全く役に立ちません。
あんなに一生懸命に働いてきたことも何の評価にもつながらないみたいです。
私のような混乱の苦しさは、やっぱり同じような経験をした人にしかわからない。
回復してきたとはいえ、いやーなものはずっと残り続けるし、心の傷が消えてなくなる
わけではありません。
ひとつひとつの小さな言葉にすごく傷ついてどうしようもないです。
社会の仕組みが私のような人の自立を阻んでいます。

わたし、生きていたらダメなんですか。
わたし、いたらダメなんですか。
妹はこんなふうに孤独の闇の中に追い込まれていったのでしょうか。
わたしはそこまで思いませんが、できませんが、どこにも必要とされていない今、いなくなっても誰も困らないんだなと思います。
社会からの孤立感と無力感で、今どうしようもないです。
世の中どんどんおかしくなってきて、ぐだぐだになってきて、安心できる入口がわからないです。
私にだって力があるはずなのに社会から拒絶されています。私の責任ではないのに、結局私の責任ということになってしまいます。
本当におかしいです。危ないです。
それを人に理解してもらうことはむずかしいです。
社会からの孤立感と無力感でどうしようもないです。
しばらく家に帰って休みたいです。
でもそうすると荷物が気になってしまうので、決断できないままずるずると時が過ぎていきます。
どこかで決断しなければならないのにできないでいます。
孤独と向き合う日々。
自分と向き合う日々。
思いはいろいろとあれど、やっぱりどこにも届きません。
普通に生活して行くという壁を越えることができません。

社会からの孤立感と無力感におそわれています。

窓の外はまぶしい秋の輝き・・・。

気力失せる

2015年10月05日 19時45分36秒 | 日記
なんだか私のせいではなく、社会の仕組みにすごいねじれが起きていて気力が失せそうです。
ほんとにこれからどうなっていくんだか、漠然とした大きな不安を抱くこととなりました。
こんなんじゃずごくまずいのではないでしょうか。
気力が失せてしまいました。

もう無理なんじゃないかと自信を失っています。
混乱でエネルギーを消耗し尽くした私にはやっぱりきついのかな。
どうすればいいのでしょうか、わけわかんないです。

ぼやぼやしてたらクリスマス狂想曲が始まってしまいます。
私なんにもできないまま今年を終わるのかな。
自分を信じるしかないのですが、どんどんねじれてきているのでどうすればいいのか・・・。

時代に合わない男尊女卑が根強く生き続けている世界に行き場を求めるのはやめた方がいいのでしょうか。経験を生かすといっても目に見える形ですごいスキルがありますとは言えません。私の得意なことは、外からは見えにくく説明もむずかしく一番評価されづらいことです。
それが10年以上の歳月の中で身についてしまいました。長すぎました。返してくれー!といってももうおそいです。

かといって資格をもっているからといっても、そこはすごく閉鎖的な世界でした。
いまどんどん予算削られているのでさらに厳しい世界になっていると思います。

なんかどっちも中途半端でどうしようもない感じがして苦しいです。
私を必要としてくれるところなんてないのかな。

家賃あるので気持ちだけあせります。
どんなに安くてもやりがいがあればいいんですともいえないし、
なんだかなー、社会の仕組みが悪すぎ、気力が失せました。

暗い闇の中を抜けたつもりだったけれど、まだまだトンネルの中、いつになったら抜け出せるのでしょう。永遠に抜け出せないような気がしてきました。家賃あるのに・・・。



明日の朝だけ

2015年10月04日 22時34分59秒 | 日記
明日の朝だけ9時半に都心のはじめての場所にたどり着かなければなりません。
大丈夫かな。すごく不安です。月曜の朝だけなんか出勤するみたいで、まだラッシュの時間で電車はおくれるだろうし、お隣と部屋を出る時間もかぶるのでなんだかすごくいやです。
10年以上それが当たり前の生活だったのに、当たり前じゃなくなって普通ではない変な緊張感の中にずっといる私はどんな空気感を醸し出しているんでしょうか。
考え始めるとどんどん自信がなくなってくるのでやめましょう。人から変に思われても自分で自分を信じていればそれでいいんです。結果が伴わなくてもそれでいいんです。
心のエネルギーが戻ってきたとはいえ、混乱で消耗しきった私にはまだきついかもしれません。でも生活もあるし、踏み出していかなければなりません。時間はかかります。なかなかきついです。神様はこんな私にご褒美くれるでしょうか。いいこともあるでしょうか。

毎日毎日心配なニュースばかりです。子どもたちをみるたびに、この子たちにすごい負の財産を背負わせることになるんだよなって心が痛みます。でも私の体験は特別なことで、そこから話を始めるとたいていは理解されず、自分とは関係のない別の世界の話のように思われてしまって、伝えるのはすごくむずかしいです。私たちの暮らしと命に関わる大切なことだという思いが根底のあるのですが、その思いをちゃんと話せる場所もまたほとんどないことがわかってきました。私自身も本当は対してわかっていないので知るところから始めたいです。

急に夜は寒く、朝方も冷えるのであんまり自信がありません。
大丈夫かな。気楽にいこう。うまくいかなくても私の責任ではないと思うことにしましょう。
自分を信じるのみ。

写真は秋のプリンス・エドワード島。2号線沿いの車窓からの景色です。

『木靴の樹』シナリオ(7)

2015年10月03日 23時05分06秒 | 映画『木靴の樹』
1990年公開映画パンフレット(フランス映画社発行)より引用します。

パティスティの家・寝室

 興奮して寝つけないミネクに、パティスティーナが気づく。

パティスティーナ「(ベッドの中から優しく)ミネク、早くお眠り。朝になれば神様がかならず、勉強ができるようにしてくださってるよ。」

 こっくりうなづいても眠れないミネク。



農園の中庭(朝)

 真っ白い霧が一面に立ち込める早朝。冬支度に忙しい大人達の間を、ミネクがカバンを下げて元気に登校する。後姿をいつまでも見送るパティスティ。ブレナとベビーノを乗せた馬車が出て行く。

ニワトリ小屋

 ベッティーナはニワトリを小屋から追い出し、アンセルモがその糞をスコップですくっている。

ベッティーナ「なぜ、ニワトリのふんを集めるの?」

アンセルモ「(声を落として)トマトの肥料だ・・・。人に言うなよ」


蓄舎の外

 それぞれの仕事に励む人々の間で、フィナールと次男は親子喧嘩の真最中だ。

フィナール「この怠け者のあくたれが!今夜家で、灸をすえてやる!」

オルガ「母さん、けんかしているよ」

フィナルダ「大丈夫だよ。まるでイヌとネコだよ」

 石垣の外に逃げ出す次男を追いかけて、棒切れを投げつけ、ののしるフィナール。


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ささやかな当たり前の生活が続いていくことを祈る毎日。
ささやかな当たり前の生活を取り戻していけるように祈る毎日。
ほんの一握りの人たちだけが利益を享受するような社会へと加速しています。
非常にあぶないです。
こんな小さな島国。
弱いもの同士、片寄せあって助け合いながら生きていくのはだめなんでしょうか。


木靴の樹 [DVD]
クリエーター情報なし
東北新社

『戦火のなかの子どもたち』より

2015年10月01日 23時15分20秒 | いわさきちひろさん
「母さんといっしょに
 
 もえていった
 
 ちいさなぼうや」

(岩崎ちひろ作『戦火のなかの子どもたち』岩崎書店、1985年第25刷より)

 強い怒りをこめた母のまなざしとその腕の中で何も知らずに抱かれている黒い瞳の小さな男の子。この絵を描かれる時ちひろさんはとてもつらかったのではないでしょうか。母の怒りのまなざしはちひろさんの怒りを代弁していると思います。
 毎日毎日本当に心配です。危ないです。私は自分の目で見て知ったことをできるだけ人に伝えていこうと思います。すごく説明がむずかしいし、関心ない人には全く通じないのですがとんでもないことが起きていることをこの目でみました。それを伝えていくのがささやかな私の役割だと思っています。本当に危ないです。心配です。とんでもないです。

戦火のなかの子どもたち (創作絵本 14)
岩崎 ちひろ
岩崎書店