花組『哀しみのコルドバ』『Cool Beast!!』-ライブ配信
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/d89fb42e345e281391bcbaa0eac4c110
2021年9月12日(日)15時30分~、神奈川県民ホール
『哀しみのコルドバ』、
テーマソングの「エル・アモール」、どこかで聴いたことがあるような耳に残る曲と思ったら、オンデマンド配信中の『2019年タカラヅカ・スペシャル』で咲ちゃん(彩風咲奈)とまどかちゃん(星風まどか)がデュエットしていました。作曲は寺田瀧雄、柴田作品の世界観をより盛り上げる美しいメロディーライン。
柚香光くんとまどかちゃんの顔が近くなる場面がとにかく多かったという印象の舞台でした。二人の頬を寄せる映像アップが多かったように思います。コンビとしてのお披露目だからか、もともとそういう作品なのかはわかりませんが、光くんのまどかちゃんをみつめるまなざしが優しかったです。2日に初日を迎えた東京宝塚劇場公演でも仲のよさを見せつけられるみたいです。この作品で全国ツアーを回ったことでいっきに距離が近くなったのかな。いいコンビニなっていく予感。
光くんの抑えたお芝居、敵役はいないのに、エリオとエバが実は異母兄妹であったこから生まれる悲劇性。いちばん罪があるとすれば、舞台には登場しない、二人のお父さん?エバの婚約者であると同時に誰よりもエリオの理解者となったであろう永久輝せあさんのロメロもまたどこまでも優しかった、静かなお芝居。
月組『アンナ・カレーニナ』で月城かなとさんが演じたカレーニンに通じるところがある役どころと思いました。
ただ一人、軍服を着た優波慧さん、「このわたしの胸でよければ」みたいな台詞が、『ベルサイユのばら』でオスカルをうけとめようとするジェローデルのようだと思いました。これまた優しくて静かないいお芝居をしていました。また力をつけてきたかなと思ったら退団発表、最後まで無事につとめられますようにと祈ります。
栄光を約束されながらエバを守るために己の命を差し出したエリオ、その後エバはどうしたのだろうという余韻を残す柴田作品、もしリアル男女でやってしまうとドロドロなりすぎるであろうところを女性だけが演じることによって幻想的な美しさに彩られるのは宝塚ならではの世界観。
『Cool Beast!!』、
本公演の、華優希ちゃんと瀬戸かずや氏を送り出すショーとは違って、まどかちゃんのお披露目らしい演出になっていました。光くんとまどかちゃんの裸足のデュエットダンスの場面、本公演に続いて美穂圭子さんと音くり寿ちゃんの歌唱による披露。まどかちゃん、真風さんとのコンビでトップ娘役をやってきた貫録をにじませつつ、瑞々しく可愛らしくて素敵でした。こんなに細くて、本当に同じ内臓がはいっているのかと思うぐらい細くて心配になるほどですが、体幹がすごいんでしょうね。ドレスの美しさが宝塚の娘役ならでは。
瀬戸かずや氏のポジションをつとめた永久輝せあさん、光くんとのデュエットダンス、さすがにリフトはなかったです、リフトするのも男役としての経験値なんですね、愛称ひとこちゃん、相当ながんばりだったと思います。光くんの、筋肉で引き締まったボディラインがくっきりわかる衣装、いちだんと輝いていました。余分なものが削ぎ落されたような美しいラインのダンス、残念ながら自分はその素晴らしさを表現する言葉を持ち合わせません。素敵でした。
ナウオンステージがオンデマンド配信中なので、もう少し書き留めておきたいことがでてくるかもしれません。28日の夕方、東京宝塚劇場へと聖地巡礼に寄ったとき、シャンテのキャトルレーヴにも入りました。花組公演に向けたディスプレイになっていて、可愛いまどかちゃんがいっぱいでした。まだ先ですが、まどち会いにいくよ。
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/d89fb42e345e281391bcbaa0eac4c110
2021年9月12日(日)15時30分~、神奈川県民ホール
『哀しみのコルドバ』、
テーマソングの「エル・アモール」、どこかで聴いたことがあるような耳に残る曲と思ったら、オンデマンド配信中の『2019年タカラヅカ・スペシャル』で咲ちゃん(彩風咲奈)とまどかちゃん(星風まどか)がデュエットしていました。作曲は寺田瀧雄、柴田作品の世界観をより盛り上げる美しいメロディーライン。
柚香光くんとまどかちゃんの顔が近くなる場面がとにかく多かったという印象の舞台でした。二人の頬を寄せる映像アップが多かったように思います。コンビとしてのお披露目だからか、もともとそういう作品なのかはわかりませんが、光くんのまどかちゃんをみつめるまなざしが優しかったです。2日に初日を迎えた東京宝塚劇場公演でも仲のよさを見せつけられるみたいです。この作品で全国ツアーを回ったことでいっきに距離が近くなったのかな。いいコンビニなっていく予感。
光くんの抑えたお芝居、敵役はいないのに、エリオとエバが実は異母兄妹であったこから生まれる悲劇性。いちばん罪があるとすれば、舞台には登場しない、二人のお父さん?エバの婚約者であると同時に誰よりもエリオの理解者となったであろう永久輝せあさんのロメロもまたどこまでも優しかった、静かなお芝居。
月組『アンナ・カレーニナ』で月城かなとさんが演じたカレーニンに通じるところがある役どころと思いました。
ただ一人、軍服を着た優波慧さん、「このわたしの胸でよければ」みたいな台詞が、『ベルサイユのばら』でオスカルをうけとめようとするジェローデルのようだと思いました。これまた優しくて静かないいお芝居をしていました。また力をつけてきたかなと思ったら退団発表、最後まで無事につとめられますようにと祈ります。
栄光を約束されながらエバを守るために己の命を差し出したエリオ、その後エバはどうしたのだろうという余韻を残す柴田作品、もしリアル男女でやってしまうとドロドロなりすぎるであろうところを女性だけが演じることによって幻想的な美しさに彩られるのは宝塚ならではの世界観。
『Cool Beast!!』、
本公演の、華優希ちゃんと瀬戸かずや氏を送り出すショーとは違って、まどかちゃんのお披露目らしい演出になっていました。光くんとまどかちゃんの裸足のデュエットダンスの場面、本公演に続いて美穂圭子さんと音くり寿ちゃんの歌唱による披露。まどかちゃん、真風さんとのコンビでトップ娘役をやってきた貫録をにじませつつ、瑞々しく可愛らしくて素敵でした。こんなに細くて、本当に同じ内臓がはいっているのかと思うぐらい細くて心配になるほどですが、体幹がすごいんでしょうね。ドレスの美しさが宝塚の娘役ならでは。
瀬戸かずや氏のポジションをつとめた永久輝せあさん、光くんとのデュエットダンス、さすがにリフトはなかったです、リフトするのも男役としての経験値なんですね、愛称ひとこちゃん、相当ながんばりだったと思います。光くんの、筋肉で引き締まったボディラインがくっきりわかる衣装、いちだんと輝いていました。余分なものが削ぎ落されたような美しいラインのダンス、残念ながら自分はその素晴らしさを表現する言葉を持ち合わせません。素敵でした。
ナウオンステージがオンデマンド配信中なので、もう少し書き留めておきたいことがでてくるかもしれません。28日の夕方、東京宝塚劇場へと聖地巡礼に寄ったとき、シャンテのキャトルレーヴにも入りました。花組公演に向けたディスプレイになっていて、可愛いまどかちゃんがいっぱいでした。まだ先ですが、まどち会いにいくよ。