たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

星組『めぐり会いは再び』『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』- 東京宝塚劇場7月7日

2022年07月14日 01時25分42秒 | 宝塚
星組『めぐり会いは再び』『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』- 東京宝塚劇場6月24日
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/a4d1013499523cafaa95140701bd3a97

2022年7月7日(木)東京宝塚劇場、13時30分~

 天寿光希さんと音波みのりさんの退団公演を無事に見届けました。千穐楽まであと17日とい日、退団後また舞台に立たれることがあるとしても、わたしがこうしてタカラジェンヌとしてのお二人に劇場で会えるのはこれで最後でした。まぁ様の『モダン・ミリー』までチケット予約していますが、自分がこうして観劇できるのが最後となる可能性だってあるという気持ちで、3時間、精一杯拍手を送りました。客席おりができなくなっている分、芝居もショーも手拍子で参加できる場面が多いのはうれしい二本立て。芝居もショーも楽しくて、おなかいっぱい、胸いっぱいになりました。いつものことですが、楽しい時間は過ぎるのが早いですね。

 高校生の団体が部分貸切で入っていました。男子生徒の方が多かったかな。みんな背が高くて大きい。幕間賑やか。そりゃすぐにお互い感想を話したいですよ。彼らにマスクしなさい、会話してはいけませんは正直かなり酷だと思いました。リモート、オンラインが増えてきた社会の流れの中、こうしてわざわざ劇場に来て、一期一会の体験をすることはなによりも大切な心の栄養。楽しめたでしょうか。終演後姿がみえなくなった生徒さんがいた様子でした。その後連絡ついたのかな。ちょっと気になっています。

『めぐり会いは再び』

 音波みのりさんが登場シーンでマイクトラブル。客席の方が緊張していたかもしれません。動揺することなく、台詞も歌もかなり大きな声を出していたのでしょう。2階席後方まできれいに届きました。さすがと思いました。ある意味、貴重な場面に遭遇できたとも言えるかもしれません。

 前日プログラムを読み込んで、役柄とキャスト、人物相関図、1作目と2作目の概要を頭にいれたので、次々と登場するカタカナの登場人物たちと細かいところまでひととり認識しながら観劇することができたと思います。

 アンジェリーク舞空瞳ちゃん、全場面、スタイルの良さと可愛らしさが映える衣装、特にルーチェ礼真琴さんとのデートで、ビールをジョッキで飲み干すところが好きかな。おかわり!ひっとんが言うと可愛いこと、この上なし。そのあとのルーチェとのダンス披露、こっちゃんとひっとんのダンスから醸し出される世界観をうまく表現できる言葉を持ち合わせていないのが残念です。空を舞う時のひっとん、どうなっているのだろうと思います。芸術品のような、身体による表現力と思います。

 星組時代のまかキキが名前だけ登場する場面、コスモス王国のエルモクラート(真風涼帆さん)、前回は立派になったという台詞がありましたが今回はなかった?コスモス王国のエルモクラートのところに行くぞっという台詞になっていた? 旅芸人一座の座長フォーマルハウト美稀千種さん、アドリブが入っているのかな。なぜかケテル(芹香斗亜さん)も一緒、は前回と同じでした。そのあと男役の下級生が研6だけどわかりません、と。

 みんながワチャワチャワチャワチャと楽しそうにやっている中で、敵役ではないけれど過去の恨みを引きずり、一心に悪の色を担う宰相オンブル綺城ひか理さん、一段といい芝居をしていると思いました。カフェブレイクで、最初自分の役の立ち位置がわからなかった、下級生だったら許されないことだけれど稽古場でみんなが楽しそうにやっている場面をいっさいみないようにしたと話しています。宝塚の組替えって本当に不思議。花組から星組へと異動して、上級生の退団により持ち味がさらに花開いてきています。いい役者さん、息子ロナンの極美慎くんとちゃんと親子にみえました。極美慎くん、素敵な衣装に小顔、足長、スタイルの良さが映えてカッコよさ、マシマシ。本当はジュディスと結婚したいと本音を宰相オンブルに吐露する場面が一番好きです。ジュディスの小桜ほのかちゃん、とっても可愛くてお似合いの二人、オンデマンド配信でみた『アルジェの男』のお姫様だっこの場面が、脳内再生されました。

 真風さんエルモクラートの弟子という設定の天華えまさんセシル、筆がおそい劇作家をますますノリノリで楽しそうに演じていました。丸い眼鏡がとってもお似合い。言うまでもありませんがほんとに美人さん。不思議ちゃんキャラ?アニス・メレル水乃ゆりちゃんと二人、物語を進めているのか、はたまたおそくしてしまっているのか、どっちなのかよくわからなかったけれど、最後になって二人ともルーチェ礼真琴さんとアンジェリーク舞空瞳ちゃんが結ばれるのに大活躍したというところが、なんとも可愛くて楽しいカップル。


 断片的な備忘録、記憶があるうちにもう少し書ければと思います。


遠野あすかちゃんのブログ、7月13日は客席も華やかだったようです。

「星組観劇してきました」
https://ameblo.jp/tono-asuka/













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