たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2014年『CELEBRATION100!TAKARAZUKA』‗思い出し日記(2)

2020年05月05日 22時30分01秒 | 宝塚

2020年5月4日:2014年『CELEBRATION100!TAKARAZUKA』‗思い出し日記(1)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4e46282fbe6510e6ff4eb7ed8412ec92

「レジェンド~伝説

100周年を迎えた宝塚歌劇、万歳! 懐かしのスター、万歳!!
見守り続けてくださったお客様、本当に、本当に、本当にありがとう!!!

とこれだけ書いても、もうこれ以上ないなあ、と思いました。
このショーのテーマはそれに尽きます。あなたが観た、ぼくらが出会った、彼女たちが作り出した、感動、あのメモリーを、あのメロディーをもう一度蘇らせる。このステージで、今、生きる<伝説>を見せる、魅せる。

この伝説をつないできたのは、数え切れない生徒たちです。(勿論、お客様の<支え>は大前提)。その生徒たちの、数え切れない夢と強い使命感が脈々と受け継がれ、伝えられて、気がつけば100年、今日に至ったのだと。
このショーに登場するレギュラー出演の12人のスターたちも、期間別出演の10人のスターたちも、多くのスペシャルゲストたちも、そしてショーの屋台骨を懸命に支えている12名のシンガー&ダンサーも、みんな、みんな、みんな!それぞれの青春を宝塚に捧げ、巣立っていった<伝説>の一カケラです。

個人的に打ち明ければ、ぼくも自分の青春を彼女たちと共に、泣き、笑い、悩みながら、夢を追って過ごしました。それゆえに、稽古場のどこを見ても、誰と話しても、どの歌を聴いても、青春のキズや、オモイや、ネガイが蘇ります。それはきっと舞台をご覧になる皆様の心にも起こることだと思いますし、起こさねば、と、励んで毎日お稽古しています。

わずか17名の少女たちで明けた、宝塚誕生の初日。13~14歳の彼女たちがどれだけの緊張に耐え、責任を担い、夢を実現させたのか、時々想像してみます。ぼくにはすごくリアルにそれが感じられます。なぜなら、今も、生徒たちは、同じ緊張と使命感で、それぞれの初日を迎えているからです。
そうやって繋いできた100年、さらに繋いでいくこの先、なんですね。

この『セレブレーション100!宝塚~この愛よ永遠に~』の出演者一同、緊張と使命感ではちきれそうになりながら、毎日のステージを勤めます。皆様の、笑顔、拍手が頼りです。よろしくお願いいたします。

本日はご観劇、誠にありがとうございました。

                                 構成・演出  三木章雄」

 2017年末のタカラヅカスペシャル、ライブビューイングを機に10数年ぶりに戻ってきた宝塚、演目によっては演技指導として榛名由梨さん、峰さを理さんのお名前が公演プログラムに掲載されていることがあります。退団から年月を経ていても体がおぼえていらっしゃることがすごいと思います。
オンデマンド配信でみた2013年宙組の『風と共に去りぬ』でスカーレットをつとめた朝夏まなとさんと七海ひろきさんの対談、演技指導の榛名由梨さんと稽古場で『風と共に去りぬ』で定番となっているフィナーレのバトラーとスカーレットのダンスをデュエットした感動を話していました。こうして伝統は次の世代へと紡がれ続けてきて宝塚は今年106年目を迎えています。

この歴史がその先へと紡がれ続けていきますようにと今は祈るのみ。










梅田芸術劇場チャンネル_『ベルサイユのばら45 ~45年の軌跡、そして未来へ~』舞台映像
https://www.youtube.com/watch?v=_ROtA19fAnw&feature=youtu.be


日本オーケストラ連盟_「株式会社三井住友フィナンシャルグループ様からの
ご寄付の受領」
https://www.orchestra.or.jp/information/2020/post-29/


東宝・宝塚で指揮をつとめる上垣聡先生のブログ_「劇場再開に関するガイドライン案 オケ・舞台編」
https://ameblo.jp/saty0221/entry-12594770974.html


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