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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

小さな旅の思い出写真_横浜🚉目黒

2020年04月29日 23時33分53秒 | 小さな旅の思い出
ささやかな思い出整理、

2015年3月31日(火)、目黒の雅叙園と大円寺を散歩しました。

緑が沁みた一日でした。

「目蒲線の目黒駅表口を出ると、左側に二つの坂がある。
表通りの坂を権現坂、裏通りの坂を行人坂という。
権之助坂は江戸時代に開かれた。
それまでは行人坂が表街道であった。

行人坂の中腹に大円寺と呼ばれる寺がある。

明和9年(1772)2月、この寺から出荷した火は、麻布、日比谷から神田、下谷、浅草まで広がり、六百二十余町を焼いて翌日鎮火した。

有名な明和の行人坂大火である。犠牲者をまつった石の五百羅漢が境内の山腹いっぱいに並んでいる。

江戸時代、事故死した市民をとむらうのに、人びとがいかに手厚かったか、それぞれ表情が違う聖者の台座に、焼死者一人一人の名前が、たんねんに刻み込まれている。」





















「しかも田沼時代には、天変地異相つぐ有様で 、
明和9年( 1771)2月江戸目黒行人坂の 大火、
安永2年(1773) 伝染病の 流行、
天明3年( 1783) 浅間山大噴火、
天明6年( 1786)江戸大洪水、
数えればきりのない事件があっ た。こうしたときに 天明の大飢饉がおき、江戸では米価騰貴にたえか ねた市民が打ちこわしの騒動を起こすに至った。」

 (『文学の旅5-関東5Ⅱ(東京・神奈川)』より)

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