たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

空に届くように・・・

2014年07月13日 15時23分10秒 | 祈り
昨日読み返していた本の中にこんな文章がありました。

「親がその子のために与えることのできる最上の贈り物は、安心感と自己肯定感である。
この二つを授けられた子どもは、多少の逆境に出会おうと、方法を模索しながら、わが道を
切り開いていく。苦しい状況に置かれても、自分を追い詰め過ぎず、希望を持ち、一歩一歩進んでいける。少々生き方が不器用だろうと、世渡りが下手だろうと、自分を信じ、自分が進んでいる道を肯定することができれば、やがてその人は、自分にふさわしい生き方にたどりつく。不器用で飾り気のない純粋さゆえに、その価値はいったん認められれば、揺らぐことはない。」


(岡田尊司著『アスペルガー症候群』幻冬舎新書、2009年発行、167-168頁より)


母に急性期の最初の症状が出る前に言った「私は子育てをまちがえた」という言葉を今も忘れることができません。

今私がこうしてどうにかこうにか自分の足で立つことができているのは、母が一生懸命に育ててくれたからだと思います。妹のことに答えはないけれど、私が今生きている。だから、そんなことないんだよ、と伝えたいです。人生の終わりの方の25年ぐらいを病気で過ごした母の人生にもちゃんと意味はある。そう私自身が納得したいです。

友人の中には、お勤めしながら子どもを育ててきて毎月十万円ぐらいの家賃や学費を払い続けている女性がいます。自宅とオフィスの両方で、二十万円ぐらいの家賃を払い続けている女性もいます。私にはそこまでの力はありませんが、こうして家賃を払い続けながら暮らしています。当たり前のことのようですが大変なことです。
これからどこに進めばいいのかわからないし、このまま暮らし続けていけるのか不安ですが、
自分の感性を信じて歩み続けます。
ヘンなふうに頭を使わなければならない作業はまだ続くので負荷がかかっていますがふんばります。

昨日サイエンスカフェに行って、クマムシの話をききました。
地球の生命って深いんだなってあらためて思いましたが、ミュージカルのことなども書きたいので、もう少し先にきちんと書ければと思います。

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