ドラマみたいな出産！

こんばんわ。
ご無沙汰いたしてます。
先週の水曜日、6月25日の12時28分に2512gの元気な男の子を出産しました。
緊急帝王切開での出産となりました。
記録と、これから出産する人への参考にと経過をUPすることにします。

37週に入った6月21日からお腹の張りが頻繁になりました。
この日の検診で問題ないとのおとだったので気にしないようにしていたのですが…
普通なら張りって頻繁でも1分くらいで治まるものなんですよね！？
私の場合、30分くらいずーっと張りっぱなしだったんです。
それでも気にしないようにするものの、夜も張りっぱなしで眠れないし吐き気もあってたべれず…
そんな状態が水曜になっても続いていたのです。
土曜日は次の検診の日。
その日まで我慢するべきかな…と思いつつも、やっぱりしんどすぎる＞＜と、水曜の11時30分頃に産院へ。
この日、産院はすっごく混んでいたので、とりあえずNST（赤ちゃんの心音と張りの具合を見る機械）を先につけることに。
その間、看護婦さんがついてくれていたのですが、その看護婦さんは「気にしすぎている」「ゆっくりすれば治る」なんてことを言うのです～/T
継続的な張りもなく、吐き気もなければ赤ちゃんがお腹にいたいだけいてくれればいいのですが、症状がきついので私自身がかなり参っている状態。
もう陣痛をつけてもらいたいという思いもあって受診していたのです。
機械をつけて30分、後10分ほどで問題なければ何事もなく終わるところだったのですが…
赤ちゃんの心音が急に低下したのです！！
ここでも看護婦さん、言ってくれました…TT
「今、息を止めていたでしょ！？」
…
なんでこんなときに息を止めるの！？
酸素を流しても赤ちゃんの心拍戻らず…
看護婦さんが1人増え、2人増え…
「先生呼んで！至急！急いで！」
え…え～！？何事？？？
先生がやってきて一言。
「赤ちゃんの状態が悪いので切るから！」
私、取り乱して泣き叫びました＾＾；；
「泣くな！お母さんになるんやろ！ちゃんと息しないと赤ちゃんが余計に苦しくなる！」
先生に怒られました＞＜；；
その後、旦那に電話した先生はこう言ったそうです。
「赤ちゃんの心拍が落ちているので悪いけど切らせてもらうから！」
そして旦那は…
「あ、はいどうぞ」
落ち着いて考えればなんだかおかしな会話ですよね＾＾；；

手術の準備が進む中、私は実母に電話しました。
泣きながら電話したので実母はさぞかし驚いたことでしょう…
産院に行ってから1時間後、私は手術台の上に横になってました。
手術台の上に乗ったらもうまな板の上の鯉。
さすがに落ち着いてました＾＾；

帝王切開の手術ですが…
めちゃくちゃ痛いです！！
麻酔をしているので痛くないと思うでしょう！？
私もちょっと思ってましたが…
そんなことないんです！
もう2人目はないぞ！と強く思うくらい痛いです。
びっくりしました！
赤ちゃんを取り出すときが特に激痛です！！
絶対経膣分娩のほうがいいです！
痛いながらに旦那に手を握ってもらって、水分を補給しながら頑張れるのは幸せです！
手術開始時間には旦那が間に合って来てくれましたが、それでもそばにいれるわけではないので、ひたすらひとりで痛みと不安に耐えるしかないんです。
予定の帝王切開ならまた違ったのかもしれませんが、緊急の私の不安はそれはもう大きかったです。
生まれた瞬間、赤ちゃんの泣き声が聞こえませんでした。
「泣け！泣け！泣け！！」
私が手術台の上からわが子に始めてかけた言葉はこれです。
なんて現実的＾＾；；
そして泣き声が聞こえたとき、どれだけほっとしたか…
見せてもらったわが子は血だらけの胎脂だらけ。
「うーん…よく分からない…」
これが本音です＾＾；
その後、我が子は体重を量ったりの処置後、綺麗にしてもらって父親である旦那の元へ行ったそうです。
血縁で初めて触ったのは私で、抱っこしたのは旦那でした。
手術中、先生が半笑いで言いました…
「胎盤がね…はがれてたわ」
先生も安心したんでしょうね～
後から聞いた話ですが、胎盤が3/5剥がれていたそうです。
1/3以上はがれると母子共に危険だとか。
そんなわけで、あと3日（3日後は検診の日！）遅ければ母子共に危なかったそうです…
検診の日まで我慢しなくて本当に良かった…
我慢してれば前回の更新で最後になっていたかもしれないわけで…
こ・こわすぎる…
先生の心に残る最悪一歩手前のケースになったようで、妊婦さんに語り継がれているようです＾＾；；
話がそれましたが…
手術室から出ると、旦那が寄ってきてくれました。
「よく頑張ったな！えらいえらい！！」
頭をぐしゃぐしゃになでられて、涙が出ました。
その後、一晩が長かった～！
ずーっと眠れていなかった私は術後、夜中まで爆睡眠＾＾；
痛み止めが良く効いたおかげで痛みはなかったのですが、その後なかなか眠れず。
産まれてすぐに撮った写真を眺めてわが子を思いつつ過ごしました。
翌日からは傷の痛みと後陣痛でめちゃくちゃ辛かったです＞＜
食事はなかなか常食にならないし…

そんなつらい入院生活を終え、今日退院しました。
息子は小さく産まれたので吸引力が弱く、すぐに疲れてしまうのか、まだおっぱいを充分に飲めないでいますが、絞ったおっぱいやミルクは哺乳瓶からよく飲んでくれます＾＾
おむつを替えておっぱいを飲んだらしっかり寝てくれます＾＾
昼間はぐずるときもあるけれど（これはミルクをあげずにおっぱいでがんばっているからなんですけどね＾＾；）、夜は3～5時間寝てくれるのでまだ楽なほうかな？
しかもわけなく泣くことがあまりないので助かってます。
胎盤剥離のため、かなり出血したらしく、貧血がひどくて…（輸血の適応なくらいい悪いらしいです＞＜）
浮腫もひどくて象の足！
出産後の私の体重、出産前より増えてます…
入院中に2kg増えました…
浮腫のせいかなと思いますが…ショックです！
そんなわけで、更新・訪問はまたスローペースになりますがよろしくお願いします。

追記：
少し誤解を招いてしまったようなので追記します。
経膣分娩のほうが帝王切開より痛くないとは思っていないです。
ただ、産み方として自然な経膣分娩のほうが幸せな出産だとは思うのです。
痛みはどちらもすごくいたいと思います。
私は34週の後半で陣痛を経験しているので、あれがどんどん痛くなっていくと思うとかなり辛いし、痛いと思います。
でも、経膣だと旦那だったり母だったりに付き添ってもらうことが出来ますよね。
誰がいても痛みは取り除けないでしょうが、誰か近しい人がそばにいて励ましてくれるお産のほうが先生や医療従事者しか周りにいない帝王切開よりいいと思うのはおかしのでしょうか？
私が経膣のほうが楽だというふうに思っていると思い、不愉快な思いをされた方がいらっしゃったようなのでここに訂正してお詫びしたいと思います。
以前お知らせした通り、ななしのコメントはけさせていただくことにしているので削除させていただきますが、ここでななしさんにはお詫び申し上げたいと思います。

追記2：
帝王切開には様々なリスクを伴います。
次回妊娠時の子宮破裂のリスク。
私の場合は次回も胎盤早期剥離のリスクも。
次回の妊娠は2年はあけたほうがよいと指導されました。
子供も3人以上は難しいそうです。
女性として、子供の人数を制限されるのはつらいことではないかと思います。
私はとてもショックでした。
3人以上ほしいかといわれるとまだわかりませんが…
やっぱり制限されるとつらいものです。
痛みだけでなく、そういう制限があることも踏まえて私は経膣分娩が理想の分娩方法だと思っています。
いろいろな考えがあると思います。
ただ、決して経膣分娩を軽視しているわけではありません。
そこをご理解いただけたらと思います。

私の個人的な考えですので、「いろいろな考えがあるんだな」と思っていただければと思います。

今後、コメント欄は閉じさせていただきます。