「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

wh語の使いかた【第829回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

切り方を工夫することで誰にも気づかれずピザの大きいスライスとを得ることができます。
「wh語の使いかた」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 wh語の使いかた

▷今日の例文

 例▷ This TikTok user has shows how you can have an extra slice of pizza when cutting it up.

 訳例▷ このTikTokユーザーは、ピザを切る時に特別なスライスを自分が得る方法を教えています。
 

▷実際のニュース映像はThe Sun
※ちなみに上記の例文では、「has shows」とありますが、「has shown」もしくは「has」を削除して「shows」のみにするのが正しいと思われます。

▷解説

 「when」「where」「why」「what」「how」といった「wh語」にはさまざまな使い方があります。
 
 その一つが「wh名詞節」です。
 普通の文(肯定文、平叙文)の先頭に、「when」「where」「why」「what」「how」などの「wh語」をつけたものを「wh名詞節」と呼ぶことがあります。
 節全体が名詞のような役割をし、節全体が主語や目的語、前置詞の目的語、補語になることができます。

 例えば、
 普通の文: She studied English.(彼女は英語を勉強した。)
  をwh名詞節にすると、
 ・when she studied English(いつ彼女が英語を勉強したか)(彼女が英語を勉強した時期)
 ・where she studied English(どこで彼女が英語を勉強したか)(彼女が英語を勉強した場所)
 ・why she studied English(なぜ彼女が英語を勉強したか)(彼女が英語を勉強した理由)
 ・how she studied English(どうやって彼女が英語を勉強したか)(彼女を英語を勉強した方法)
 ・what she studied(彼女が何を勉強したか)(彼女が勉強したもの)
 ・who studied English(誰が英語を勉強したのか)
  のようになります。

 「今日の例文」では、「how you can have an extra slice of pizza when cutting it up」という「wh名詞節」が登場しています。
 「how」の場合は、「〜する方法」「どうやって〜したか」といった意味になります。

 また、「今日の例文」の最後の部分に「when cutting it up」というフレーズがあります。
 この「when」は接続詞です。
 「when」や「while」が接続詞として使われる場合、基本的にはその後に文が続きます。
 しかし主節と主語が同じ場合にはしばしば主語が省略され、動詞が「-ing」の形になって「when+-ing」「while+-ing」の形で使われます。

 「when cutting it up」は「when you are cutting it up」または「when you cut it up」だったものです。
 
ちなみに少々文法的には成り立ちが違うのですが、同じような使い方をするものが「when」「while」を含め6つほどあります。
 ・when+-ing 〜している時
 ・while+-ing 〜している時
 ・after+-ing 〜する(した)後に
 ・before+-ing 〜する前に
 ・since+-ing 〜して以来
 ・by+-ing 〜することによって、〜することで、〜して 

▷その他の単語

 extra: 追加の、余分の、特別の、臨時の
 slice: 1切れ、1枚
 pizza: ピザ
 cut A up [up A]: Aを細かく切る、切り刻む

▷今日の例文は「The Sun」から
Pizza Slice Hack



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