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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

状態動詞が現在進行形になる時【第994回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-07-05 04:41:48 | 状態動詞
Let's get started with day 5 for the month of July.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

道路に落ちていた大きなゴミ袋がまるで生き物のように近づいてきて……。
「状態動詞が現在進行形になる時」を入れる時」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 状態動詞が現在進行形になる時

▷今日の例文

 英文▷  If you think you’re having a bad week, spare a thought for this guy.

 訳例▷ もしあなたが今週は調子悪いなあ、と思っていたら、この男の人のことを考えてください。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「like」「love」「live」「know」「have」などの動詞を「状態動詞」と呼びます。
 状態動詞は「現在のこと」を表す場合も、普通は現在進行形にはしません。

 例▷ 
 I like dogs.(私は犬が好きです。)
    ※I am liking dogs.とはしなくてOK!
 I love cats.(私はネコが好きです。)
    ※I am loving cats.としなくてOK!
 I live in Tokyo.(私は東京に住んでいます。)
   ※I am living in Tokyo.としなくてOK!
 I know the people.(私はその人たちを知っています。)
   ※I am knowing the people.としなくてOK!
 I have a pen.(私はペンを持っています。)
   ※ I am having a pen.としなくてOK!

 ところがこうした状態動詞を意図的に現在進行形で使う時もあります。
 それによって次のような効果が生まれます。

 ・生き生きとした感じを出す。 
 ・始まったばかりの新鮮な感じを出す。
 ・現在起きていることを強調する。
 ・一時的な期間限定の行為であることを表す。
 
 「今日の例文」では状態動詞の「have」が現在進行形の形「having」で使われています。
 ここでは「この一週間」という「一時的な期間限定の行為であることを表す」ためです。

▷その他の単語

 spare a thought for:~について考える、~を思う

▷今日の例文は「The Sun」から
Plastic bag blown by wind wraps around scooter rider