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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

一人の人物が2つ以上の職業を持っている時の冠詞【第797回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-12-20 04:39:06 | 冠詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

フライドチキンのお店で、超有名人のアメリカのコメディアン、チェビー・チェイスが働いています。
「一人の人物が2つ以上の職業を持っている時の冠詞」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 一人の人物が2つ以上の職業を持っている時の冠詞

▷今日の例文

 例▷ These customers at a Charleston fast food restaurant got a surprise by the famous actor and comedian himself.

 訳例▷ チャールストンのファストフード店で、客たちは、有名な俳優であり、コメディアンである人物その本人に驚きました。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

 ある人物が2つの仕事を持っている場合、例えば、ある女性が医者であり、小説家でもある場合は、以下のように書きます。

 She is a doctor and novelist.(彼女は医者であり、小説家である。)
 この場合、一人の人物のことを表していますので、冠詞の「a」は一つしか使いません。
 「a doctor and a novelist」とはなりませんの注意しましょう。
 「a」が2つつくと二人の人物がいることになります。

 「今日の例文」では「a」ではなく「the」が使われていますが、これも同じです。
 「the famous actor and comedian」で、「有名な俳優であり、コメディアンである」という意味です。
 「comedian」の前に「the」は入りませんので、気をつけましょう。
 
▷その他の単語

 customer: 客
 fast food restaurant: ファストフードレストラン
 get a surprise: 驚く、びっくりする
 famous actor: 有名な俳優
 comedian: コメディアン、 お笑い芸人、喜劇俳優、喜劇作家

▷今日の例文は「Now This」から
Chevy Chase Surprises Customers at Fast Food Restaurant



冠詞「the」を使う時【第618回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-06-24 04:55:25 | 冠詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

中国で移動を続けるゾウたちが今度は、切り立った丘の上を歩いていました。
「冠詞「the」を使う時」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 冠詞「the」を使う時

▷今日の例文

 例▷ The Asian elephant pod whose journey has gone viral continues to migrate through Southwest China.

 訳例▷ 旅する様子がネット上で大きな話題になった例のアジアゾウの集団が中国南西部を縦断する移動を続けています。



▷解説
 
 冠詞「the」は、「なんらかの形で限定されている場合」や「読者がすでに何のことだかわかっている場合」などに使われます。
 代表的な例として、
  There was an old man. The old man worked everyday.
 一つめの文は「old man」が最初に出てくるので「an」がついていますが、2つ目の文では読者がもう知っているので「the」がついています。

 「今日の例文」では、文の最初に「the」がついています。
 これは今まですでにさまざまな動画でこのゾウたちが紹介されているため読者がすでにわかっていると考えられるからです。
      
▷その他の単語

 Asian elephant: インド象、アジア象
 pod: 群れ
 journey: 旅、旅行
 go viral: 〔インターネットや口コミで情報が〕急速に広まる[拡散する・伝播する]、バズる
 continue: 続ける
 migrate: 移動する

▷今日の例文は「Now This」から
タイトル:Pod of Asian Elephants Continue Migrating Through Southwest China



略語につく冠詞【第143回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2020-03-06 07:21:42 | 冠詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
キャッチーな音楽を使ったウィルス対策公共広告がベトナムから発信されています。

今日は、「略語につく冠詞」について「CBS News」の記事をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 略語につく冠詞

▷今日の例文

 例▷ A PSA out of Vietnam is encouraging people to wash their hands through a catchy song.

 訳例▷ ベトナム発の一つの公共広告が、キャッチーな歌を通して人々に手洗いを推奨しています。


 
▷解説
 
 省略語にも冠詞がつくことがあるので、注意しなければなりません。
 「PSA」は「public service announcement(公共広告)」の略語です。
 「announcement」は、加算名詞(数えられる名詞)として使われていますので、文章中で単数形で使う場合には「a」や「the」などの冠詞が必要になります。
 これは省略語になった場合も同様で「一つの公共広告」という場合は、今日の例文のように「a PSA」となります。
       
▷その他の単語

 catchy: 覚えやすい、語呂がいい、興味[注意]を引きやすい、受けそうな

▷今日の例文は「CBS News」から
 タイトル:CORONAVIRUS SONG

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