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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

「if」がなくても仮定を表す「would」【第747回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-10-31 04:37:01 | 仮定法
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

従来より早く陶器を製作できる3Dプリンターが登場しました。
「「if」がなくても仮定を表す「would」」について、「Seeker」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「if」がなくても仮定を表す「would」

▷今日の例文

 例▷ What would you print with Cerambot?

 訳例▷ あなただったらCerambotで何をプリントしますか?


▷実際のニュース映像はSeeker

▷解説

 「would」にはさまざまな使い方があります。
 その一つが「仮定法」です。
 例▷ If I were you, I would not do such a thing.
   (もし私があなただったら、私はそんなことはしないでしょう。)

 そして、この仮定法の「would」は、「if節」なしで使われることもよくあります。

 例▷ I would not do such a thing.
   (私だったらそんなことはしないでしょう。)

 「今日の例文」も「if節」のない、「would」を使った仮定法です。

 もし「if節」をつけるならば、「What would you print with Cerambot if you had one?(もしこれを持っていたら、あなただったらCerambotで何をプリントしますか?)」となります。
 
▷その他の単語

 print: 出力する、印刷する

▷今日の例文は「Seeker」から
Watch this mesmerizing ceramics 3D printer in action



過去分詞の形容詞的用法【第746回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-10-30 04:45:05 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ハロウィーンにかぼちゃを与えられたカメがそれを食べようと一生懸命頑張っています。
「過去分詞の形容詞的用法」について、「CBS News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 過去分詞の形容詞的用法

▷今日の例文

 例▷ DON'T GIVE UP: A tortoise at Portland's Oregon Zoo initially struggled to munch on a jack-o'-lantern given to him on Tuesday but was able to persist and devour the gourd.

 訳例▷ あきらめるな:ポートランドにあるオレゴン動物園のカメが、火曜日に与えられたカボチャ提灯をむしゃむしゃ食べるのに最初は奮闘していましたが、頑張り続けてそのウリをガツガツ食べることに成功しました。


▷実際のニュース英語はCBS News

▷解説
 
 過去分詞は形容詞のように名詞を修飾することができます。意味は「〜された」「〜される」という受動態的な受け身の意味です。
 普通は、過去分詞一語の場合は名詞を前から修飾し、数語の句になっている場合は、後ろから名詞を修飾します。

 「今日の例文」の場合は、「given to him on Tuesday」(火曜日に彼に与えられた)が、その前の「a jack-o'-lantern」(カボチャ提灯)を後ろから修飾しています。
 
▷その他の単語

 DON'T GIVE UP: あきらめるな
 tortoise: (陸生の)カメ
 at Portland's Oregon Zoo
 initially: 最初は
 struggle: 奮闘する、もがく
 munch on: 〜をむしゃむしゃ食べる 
 jack-o'-lantern:  (目・鼻・口をくり抜いた)カボチャ提灯
 persist: やり続ける、固執する、貫く
 devour: 〜をむさぼり食う、がつがつ食う
 gourd: ウリ類の実

▷今日の例文は「CBS News」から
DON'T GIVE UP




「get」を使った受動態【第745回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-10-29 04:12:29 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

インドでタールだまりに捕まって動けなくなった3匹の無事に救出され、キレイな姿に戻りました。
「固有名詞の形容詞化」について、「The Dodo」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「get」を使った受動態

▷今日の例文

 例▷ Three puppy siblings get stuck in tar — watch what they look like after 3 days of baths.

 訳例▷ 3匹の犬のきょうだいがタールにはまって身動きが取れなくなりました。3日間のお風呂の後、3匹がどのようになったかを見てください。


▷実際のニュース映像The Dodo

▷解説
 
「〜される」という受け身の意味を表すのが受動態です。
 受動態は「be動詞+過去分詞」で作るのが基本ですが、「be動詞」の代わりに「get」を使う場合もあります。
 例えば、「fire(クビにする)」を使って「私はクビにされた」という場合、「I was fired.」または「I got fired.」のどちらの受動態も使うことができます。

 ただ、「get」を使った場合の方が「動きが感じられる」「やられた感が強い」などと言われています。

 「今日の例文」の「get stuck」は、「stick」(〜を動けなくする)の過去分詞「stuck」を使った受動態で、「動けなくさせられる」=「動けなくなる」という意味です。

 be動詞を使って「Three puppy siblings are stuck in tar — 」と書くこともできます。 

 なおニュースの記事のようなものなので、本来は「got」と過去形であるべきところが「get」と現在形になっています。
 
▷その他の単語

 puppy:  子犬、(動物の)子
 sibling: (男女の別なく)きょうだい
 tar:  タール(coal tar)〘道路舗装などに使う〙
 bath: 入浴

▷今日の例文は「The Dodo」から
Three Puppy Siblings Get Completely Stuck In Tar




固有名詞の形容詞化【第744回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-10-28 04:09:37 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

中国に大きなキノコの模型をたくさん配置したリゾートホテルが登場しました。
「固有名詞の形容詞化」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 固有名詞の形容詞化

▷今日の例文

 例▷ This is a real life 'mushroom hotel,' and it's something straight out of an 'Alice in Wonderland' children's story.

 訳例▷ これは実在の「キノコホテル」です。「不思議の国のアリス」的な子供向けのお話からそのまま抜け出してきたようなものです。


▷実際のニュース映像NowThis

▷解説
 
 名詞と名詞が並ぶ場合1つ目の名詞が形容詞の役割をすることがよくあります。
 例▷ soccer ball:サッカーボール
   
 「soccer」も「ball」も名詞ですが、このようにつながっている場合、最初の「soccer」はその次の「ball」を修飾する形容詞のような役割を担っています。

 「今日の例文」の「an 'Alice in Wonderland' children's story」の部分では、固有名詞「Alice in Wonderland」が形容詞のような形で使われています。「不思議の国のアリスのような」という意味になって後ろの「children's story」を修飾しています。

 ちなみに名詞に「-like」をつけて「〜のような」という意味の形容詞にする方法もあります。
 例▷ butter-like:バターのような
 
▷その他の単語

 real life: 実在の
 mushroom: キノコの(ような)、きのこ型の、急成長する
 something straight out of〜: そのまま抜け出してきたようなもの、まるで〜の世界の物事[出来事]
 Alice in Wonderland: 不思議の国のアリス
 children's story: 童話、子ども向けのおとぎ話

▷今日の例文は「Now This」から
This Mushroom Hotel is Straight Out of a Fairy Tale



確信度が低い「possibly」【第743回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-10-27 04:55:59 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

スクーターに二人乗りして大きな冷蔵庫を引っ張って運んでいます。
「確信度が低い「possibly」」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ
 
 確信度が低い「possibly」

▷今日の例文

 例▷ This might possibly be the most unusual way to get a new fridge home.

 訳例▷ ひょっとするとこれは新しい冷蔵庫を家に持って帰る最も非凡なやり方かもしれません。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「かもしれない」「だろう」など「推量・推測」を表すには「助動詞」を使う方法と「副詞」を使う方法があります。

・「助動詞」の場合
 確信度の強い方から並べると。
 He must be sick.(彼は病気に違いない。)
 He should be sick.(彼は病気のはずだ。)
 He can be sick.(彼は病気かもしれない。)
 He may be sick.(彼は病気かもしれない。)
 He might be sick.(彼はひょっとすると病気かもしれない。) 
 He could be sick.(彼はひょっとすると病気かもしれない。)

・副詞の場合 
 definitely(確実に)
 almost certainly(ほぼ間違いなく)
 presumably(どうやら)
 probably(たぶん, 十中八九)
 hopefully(うまくいけば)
 perhaps/maybe(ひょっとすると)
 possibly(ことによると)

 「今日の例文」では、助動詞「might」と副詞「posiibly」を組み合わせて使っています。
 いずれも可能性が最も低い言葉です。

▷その他の単語

 the most unusual way: 最も異常な[普通でない・変わった]方法[やり方・様式]
 get A home: Aを家に持って帰る
 fridge: 冷蔵庫 ※refrigeratorの短縮形

▷今日の例文は「The Sun」から
Two men filmed trying to transport a fridge on a motorbike