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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

集合名詞【第198回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2020-04-30 06:24:39 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

インドの警察が自宅待機啓蒙のために、「コロナゾンビ」を生み出しました。

今日は、「集合名詞」について、「ABC News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 集合名詞

▷今日の例文

 例▷ Delhi police dress as coronavirus 'zombies' to deter lockdown violations.

 訳例▷ デリーの警官達が、家にこもるルールに違反している人に注意するため「コロナウィルス・ゾンビ」の格好をしています。



▷解説

 名詞には、見かけは単数のように見えるのに、複数として扱われるものがあります。
 代表的なものは「people」です。
 これには「s」がついていませんが、「人々」という複数の意味で、「The people are...」など、動詞も複数に対応した形になります。
 
 「今日の例文」の「police」も同じで、意味は「警官達」「警察」で、複数扱いです。
 ですので、その後に来る動詞の「dress」には、三単現の「s」はついていません。

 また「The police is...」などとしないようにしましょう。

 ちなみにこうした名詞を「集合名詞」ということもあります。
  
▷その他の単語

 deter: 〜を抑止する、防止する
 violation: 違反

▷今日の例文は「ABC News」から
 タイトル: Delhi police dress as coronavirus 'zombies' to deter lockdown violations.

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名詞の複数形【第197回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2020-04-29 06:53:09 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

かわいらしいカモの親子に警官が道をゆずりました。

今日は、「名詞の複数形」について、「ABC News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 名詞の複数形

▷今日の例文

 例▷ MAKE WAY FOR DUCKLINGS

 訳例▷ カモの子どもたちに道をゆずりましょう。



▷解説

 英語は、数に非常に敏感な言葉です。
 
 名詞には「数えられる名詞」と「数えられない名詞」があります。
 「数えられる名詞」は、それが単数(ひとつ)の場合、その名詞の前に「a(an)」または「the」が必ずつきます。
 複数(ふたつ以上)の場合は、その名詞の最後に「s(es)」がつきます(「the」もつくことがあります)。

 今日の例文の「ducklings」の「duckling」は、「ing」がついていますが、実はこれは「カモの子」という意味の「数えられる名詞」です。
 ですのでここでは、それの複数形として「ducklings」と「s」がついています。
 
▷その他の単語

 allow A to do: Aが〜するのを可能にする(許す)
 pond: 池

▷今日の例文は「ABC News」から
 タイトル: MAKE WAY FOR DUCKLINGS

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複雑な文の構造【第196回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2020-04-28 06:21:14 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

人が減って水が綺麗になったイタリアのベニスの運河を、くらげがゆうゆうと泳いでいます。

今日は、「複雑な文の構造」について、「ABC News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 複雑な文の構造

▷今日の例文

 例▷ A jellyfish is spotted gliding through the canals of Venice, Italy, as decreased boat traffic has made the water more transparent, making it easier to observe marine life — even in the middle of town.

 訳例▷ イタリアのベニスの運河を、クラゲがすいすい泳いでいるのが観察されています。ゴンドラの運航が減って水がより透明になり、そして街の中でさえ、水中の生物の観察が簡単になったからです。


 
▷解説

 長い文章です。
「今日の例文」には、「第5文型の受動態」、「過去分詞の形容詞的用法」、「makeの用法」、「形式目的語」、「分詞構文」などの文法項目がてんこ盛りです。
 
 なお、後半の「as以下」が「〜なので」という意味で前半の理由を説明しています。

 前半部分は「第5文型の受動態」です。
 「spot A 〜ing」は、「Aが〜しているのを見つける」という意味で、「People spot a jellyfish gliding the canals of Venice, Italy」という「第5文型の能動態」を受動態にした形です。
 主語を特定する必要がないため受動態にしているものと思われます。ここでは「People」と入れてみました。

 後半の最初の「decreased」は「過去分詞の形容詞的用法」で、一語のため、前から「boat traffic」を修飾しています。
 過去分詞は、一語の場合は名詞を前から修飾し、数語の句になっている場合は後ろから名詞を修飾します。

 「make」という動詞が2つ出てきていますが、いずれも「〜を〜にする」という意味で使われています。
 一つ目は「has made the water more transparent」で「水をより透明にする」、二つ目は「making it easier」で「それをより簡単にする」です。

 2つ目の「making it easier」の「it」は、実はその後の「to observe marine life」という不定詞を指していて、このような「it」を「形式目的語」と呼んだりします。目的語が長いため、一旦「it」で代理をするわけです。

 なお、この最後の「making以下」は「分詞構文」で、この文の場合、前の文からそのまま流れてきて、「〜そして〜」と訳すのが適切だと思われます。
 
▷その他の単語

 observe: 観察する

▷今日の例文は「ABC News」から
 タイトル: A jellyfish is spotted gliding through the canals of Venice....

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複雑な文の文型【第195回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2020-04-27 06:05:44 | 英文の基本構造
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

人と人との間隔をあけるルールが守られていないスーパーマーケットもあるようです。
今日は、「複雑な文の文型」について、「The Independent」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 複雑な文の文型

▷今日の例文

 例▷ This footage filmed in London and Bristol supermarkets reveals how some people are ignoring social distancing rules.

 訳例▷ ロンドンとブリストルのスーパーマーケットで撮影されたこの映像は、人と人が間隔をあけるというルールを無視している人がいる様子を明らかにしています。



▷解説

 長い文の場合、全体の構造を把握するのが難しくなります。

 文の構造を把握するにはまずは、主語とメインとなる動詞がどれになるのかを見極めるのが大事です。
 「今日の例文」の場合は、「This footage filmed in London and Bristol supermarkets」の部分が主語、「reveals」がメインの動詞、「how some people are ignoring social distancing rules」が、「reveals」の目的語となる名詞節です。

 複雑に見える文ですが、実は「SVO」の第3文型です。

▷その他の単語

 ignore: 〜を無視する
 reveal: 〜を明らかにする

▷今日の例文は「The Independent」から
 タイトル: Social distancing is being ignored in UK supermarkets

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目的を表す「to不定詞」【第194回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2020-04-26 06:00:58 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

体温検知機能付きのハイテクヘルメットをウィルス対策に使っている国があります。
今日は、「目的を表す「to不定詞」」について、「QuickTake by Bloomberg」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 目的を表す「to不定詞」

▷今日の例文

例▷ Authorities in the United Arab Emirates are using high-tech helmets to detect people's body temperatures in order to identify people with the virus.

 訳例▷ UAEの当局は、人々の体温を測り、ウィルス感染者を特定するために、ハイテクヘルメットを使っています。


 



▷解説
 
 「to + 動詞の原形」である「to不定詞」には、「目的・結果などを表す副詞的用法」、「名詞句を作る名詞的用法」、「名詞を説明をする形容詞的用法」などの用法があります。どの意味として使われているのかは、文章全体を見て考える必要があります。

 「今日の例文」の「to detect」は、「〜するために」という「目的を表す副詞的用法」で使われています。
 
 ちなみに、その後に出てくる「in order to」も「〜するために」という意味で、実は「to」だけでもいいのですが、すでに「to detect」という表現が出ているので、「in order to」というふうに形を変えてみたものと思われます。

▷その他の単語

 smart: 賢い、〖名詞の前で〗コンピュータ制御[内蔵]の、精度の高い〈兵器・爆弾など〉

▷今日の例文は「QuickTake by Bloomberg」から
 タイトル: These high-tech helmets are helping authorities detect #coronavirus in the U.A.E..

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