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関係代名詞の非制限用法【第534回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ロシアにバスケット、レスリング、ラグビーを合体させたスポーツがあります。
「関係代名詞の非制限用法」について、「Reuters」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 関係代名詞の非制限用法

▷今日の例文

 例▷ Russian sport Rugball, which became an officially recognized sport in 2003, combines elements of basketball, wrestling, and rugby.

 訳例▷ ロシアのスポーツである「Rugball」は、バスケットボールとレスリングとラグビーの要素を結合したものです。2003年に公式に認定されたスポーツになりました。


▷解説

 関係代名詞が作る関係代名詞節は、文の途中に挿入されて追加的な説明をする役割をすることがあります。

 「今日の例文」でも、「カンマ(,)」で囲まれた「which became an officially recognized sport in 2003」の部分が補足的に直前の「Rugball」を説明しています。
 なお、このように「カンマ(,)」で切って関係代名詞を続ける使い方を「関係代名詞の非制限用法」と言います。
 補足的な説明なので、訳例のように最後に訳すようなこともできます。

 関係代名詞には制限用法と非制限用法があります。
 例1▷ I have a brother who is a doctor.
 例2▷ I have a brother, who is a doctor.
 例1が関係代名詞の制限用法で、「私には医者をやっている兄がいます。」という意味になります。
 この文の場合、他にも兄弟がいる可能性が示唆されています。
 例2は非制限用法で、「私には兄が一人おり、彼は医者をやっています。」という意味になります。
 このように制限用法と非制限用法で意味が変わってくる場合があります。
 また、関係代名詞の「that」には制限用法しかありませんので、非制限用法を使いたい場合は「, which」「, who」などを使います。
 
▷その他の単語

 Russian: ロシアの、ロシア人[語]の、ロシア人、ロシア語
 officially: 公式に
 recognize: 認める、認識する、承認する、認可する
 combine: 〜を組み合わせる、結合させる、結びつける
 element: 要素、要因、部分、成分
 basketball: バスケットボール
 wrestling: レスリング
 rugby: ラグビー

▷今日の例文は「Reuters」から
タイトル:Russians combine basketball, rugby and wrestling – Sports


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