【自民党】:菅原一秀前経産相が離党の意向「政治とカネ」菅政権への打撃は必至
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:菅原一秀前経産相が離党の意向「政治とカネ」菅政権への打撃は必至
自民党の菅原一秀前経済産業相(59)=衆院東京9区=は、選挙区内の行事の際、祝儀や会費名目で現金を配布したとの疑惑を受け、近く離党する意向を固めた。
菅原一秀前経産相
関係者が31日、明らかにした。7月の東京都議選や秋までにある衆院選をにらみ、一定の責任を取る必要があると判断したとみられる。菅原氏は菅義偉首相の側近の一人。新型コロナウイルス対応を巡り「後手」批判が続く首相の政権運営への打撃は必至だ。
菅原一秀前経産相(2020年1月20日撮影)
菅原氏は2019年9月、当時安倍内閣の官房長官だった首相の後押しを得て、経産相として初入閣した。直後に、秘書が地元有権者に香典を渡したなどと報道され、同10月に辞任した。これを踏まえ、東京地検特捜部は昨年6月、計30万円相当を提供したと認定した上で不起訴(起訴猶予)にした。だが検察審査会が今年2月、「起訴相当」と議決。特捜部が菅原氏本人を事情聴取するなど再捜査している。
関係者によると、菅原氏は選挙区内で夏祭りといった行事に当たり、主催する商店会などに数千~1万円程度を配った疑惑が新たに浮上。衆院厚生労働委員会の与党筆頭理事を辞任し「当局の要請があれば誠実に対応していく」とのコメントを出した。
自民党では、政治とカネ問題が表面化し、離党や議員辞職などに追い込まれる例が絶えない。
吉川貴盛元農相は鶏卵生産業者元代表からの現金受領疑惑を受け、昨年12月に衆院議員を辞職。その後離党し、在宅起訴された。19年参院選広島選挙区での公選法違反事件では、既に離党していた河井案里氏の有罪が今年2月に確定し、参院議員の当選が無効となった。同じく離党していた夫の克行元法相も公判で買収を認め、4月に衆院議員を辞職した。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・自民党の菅原一秀前経済産業相(59)=衆院東京9区=、選挙区内の行事の際、祝儀や会費名目で現金を配布したとの疑惑】 2021年06月01日 02:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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