【財務省】:”赤木ファイル”事務方から上がった時期は「連休のあれ…」と麻生氏 前日は「知ったのはかなり前」と答弁
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【財務省】:”赤木ファイル”事務方から上がった時期は「連休のあれ…」と麻生氏 前日は「知ったのはかなり前」と答弁
森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題。
改ざんの詳細を記したとされる「赤木ファイル」について、国は先週、突然その存在を認めました。
赤木ファイルの存在はいつから分かっていたのか、11日のヒアリングで野党議員が財務省を追及しました。
【立憲民主党 階猛 議員】
「人の死と真剣に向き合ってこないから、皆さんはいつまでたっても信頼を回復できない」
【財務省 担当者】
「そうした評価をいただいたということは、非常に我々としても不本意で不徳の致すところ」
近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)が学校法人「森友学園」に関する公文書の改ざんを苦に3年前に自殺した問題で、野党は11日、財務省の担当者にヒアリングを行いました。
誰が、どのように改ざんを指示したのか…。
国などに損害賠償を求めて提訴した赤木さんの妻・雅子さんは、その過程を書き残したとされる通称「赤木ファイル」を裁判に提出するよう国に求めてきました。
今年3月の非公開の協議で、裁判長が赤木ファイルについて「存在するなら任意の提出を検討してほしい」と発言した際、国は「探索中」と返答。
そして先週、国はファイルの存在を認めました。
さらに10日、麻生財務大臣のこの発言が物議をかもします。
【麻生太郎 財務相】(衆院予算委)
「赤木ファイルと言われるものであろうということを私どもが知ったのはかなり前、いつかは記憶にありません」
3月の時点で「探索中」としていた赤木ファイルについて麻生大臣は「かなり前から知っていた」と述べたのです。
これについて10日、野党がヒアリングで追及。
【野党議員】
「麻生大臣が前から知っていたんだったら、探索中というのは虚偽の主張だと思う。それとも麻生大臣の『前から知っていた』という発言が虚偽か?」
これに対して財務省の担当者は。
【財務省の担当者】
「(赤木ファイルについては)去年4月に到達した訴状の中にも書いてあると思う」
そもそも「1年前に訴えられた時の原告の訴状に赤木ファイルについて記述があったという意味だ」と説明しました。
そして麻生財務相は閣議後の会見で、「1年ぐらい前に話を聞いただけ」と釈明。
その上で。
――Q:大臣のほうに具体的にファイルが存在すると事務方から報告が上がったのはいつ?
【麻生 財務相】(閣議後会見)
「それはこの連休のあれ(前)ぐらいだったんじゃないの?4月20日ぐらいだったと思いますけどね」
雅子さんは11日の野党と財務省のやりとりについて関西テレビの取材に対し、「今回の財務省の答弁も誤魔化しばかりで、『言葉の改ざん』だと感じました。赤木ファイルの存在は認めて頂けたのですから、早く真実を話して欲しいです」とコメントしています。
元稿:関西テレビ 主要ニュース 政治 【疑惑・財務省・森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題】 2021年05月11日 18:33:00 これは参考資料です。 転載等各自で判断下さい。
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