これまで何人もの自称学習障害児の子供たちと出会ってきました。
それらは全て保護者がそのようにいうのであって、決して子供たちが自らそうなるるわけではありません。中にはキッチリしているというか神経質と言うか、何某かの医師の診断書を持参して「うちの子はこうなんです。こういうレベルなんです」といった例もありました。
我々はプロの医師ではないですし、ここで診断や判断を下す資格もありませんから、であればやることとして、保護者の方はこの子の近未来でこの子を
どういったレベルにもっていかせたいと考えているのかをしっかり訊いて、学習塾が出来ることを正確にそれに照らし合わせて納得をされた場合に初めてプロジェクトは動き出します。
大抵の場合は、学校の中、クラスの中で平均的なレベルの学力を何とか養成していくこと、テストの点数や成績表の評価で「これなら」と納得できるものを手にすること、一定程度または特定の志望校に子供を合格させることなどがほぼすべてのケースで目標とされるものとなりました。
結論から言えば、無茶なことを言われたり要求されたり、短兵急に結果を要求されず、月単位での努力期間をしっかり設けて、当然ですがその間サボったりリタイヤしたりしない限り、ほぼすべてのケースで事は成功裏に終わることができました。