独力で出来きれないものをプロが仕込む

2014-12-12 21:06:22 | 学習塾・勉強の仕方

今日は中3生対象に、来年の高校受験に備え、26・25・24・23年度の英語、26年度社会の過去問解説をしました。

神奈川県入試が最近そのあり方を変えた影響からか、しばらく前までの入試問題に比べ、だいぶ趣を変えつつあるというのが実感です。

多分来年もこの流れでいくのでしょう。

しかし、英語はじっくり吟味すればかなりの確度でそのパターンを読めますのと、それがあれば取り組み方も余裕が生まれますので、生徒たちの手ごたえも着実に上がってきています。

トップクラスの子は、取り組み前は平均で6割だったのが、今ではほぼ9割以上を安定して維持できるまでになりました。

こうなると、後はこの勢いを入試本番まで維持することに集中すればよいのえ、勉強の仕方と言うことでいえばかなり楽になります。

難しいな、と感じたのが社会の混合問題でした。

日本とフランスを結ぶ航空機の定期航路から、1965年当時の国際情勢(米ソ冷戦)をそこに読み取り、指定単語を必ず用いて「なぜソ連が日本の航空機を領空通過させなかったか」を70字で説明しろ、と言う問題です。

世界地図が問題に添えてありますので、これは地理・歴史・公民の混合問題といえます。

いきなり「やってみ」といわれたら、大人でも「かんたんやんけ」とは行かないレベルかと思いますが、しかし、実際に15歳の彼らはこれを解かなければなりません。

今日の授業では、これを5分でピンポイント解説したわけですが、こういう問題が得意な子ならともかく、これらが苦手な子であれば、これを独力で解けというのはいかにも時間ばかりがかかって非効率かと思います。

ですから、冬期講習やその後の入試直前対策講座では、こういう実戦に即した解き方をばっちり仕込みます。


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