報道される諸外国の動きに比べていかにも遅く、しかも間の抜けたコロナ対策を打ち出しては連続して落胆と嘲笑を買っている日本政府ですが、東京に続き神奈川県も少しずつ動き始めた感があります。
昨夜の報道番組で都の出した策の法的根拠について解説したものがありましたので注意深く見ていましたが、それによれば、つまるところ強制力のない休業要請も一応は法的根拠がそこにはあって、ですから営業施設の床面積が1000平方メートル以上であるかないかなどといった(敢えて言いますが)些末なことよりも、ここはやはり感染防止のために効果があるのかどうなのかを第一に考えてこれ(休業)の可否を決めるべきなのでしょう。
私たちの教室の対応もその線で再考し、来週から一部でオンラインを使った授業を導入することにしました。昨日の授業に来た生徒の一部に、そのための家庭でのPCなどの準備をお願いしておきましたが、ちょっと意外だったのは、聞いた生徒たちの全員がyoutubeだの、持っているスマホに関する知識は豊富なのに、skypeやzoomに関するそれが殆どなく、授業時間に食い込まないように説明を試みましたが、なかなか捗りませんでしたので、来週月曜日に改めてこれを行って、なるべく週の前半には例え一部生徒との間でも、オンライン授業を始めます。
中には「いえ、ウチはいろいろな理由があって、やっぱり通塾(教室での授業)でお願いします」と仰る保護者の方もおられますので、そういう場合は引き続きこれまで通り教室での授業を行います。