社会のテストでは最近は多くの学校で時事問題が出題されています。
親切なことに、わざわざ「こんなのがあるよ」とでも言うようなプリントが配られて、生徒たちはそれを覚えてテストに臨めば自動的に点になる(なりやすい)というシロモノです。
教室ではそれをまた細かく解説してテストに備えるという二重三重のセーフティネットを整備しているわけですが、それにしてもいまどきの子どもたちのなんと多くがこうした時事モノに弱いことか。
私事で恐縮ですが、自身小学5年生の時には担任の先生に「新聞は5年生レベルの国語の力で読めるように書かれているから」という一方的な?宣言で毎日これを読むよう指導されていましたので、勢いこうした時事モノには強くなり、それがそのまま国語の力や社会の力といったモノに転用された気がします。
翻って今は、新聞を購読していない家庭が場合によっては9割というところさえあって、これでは時事の理解など増すはずもないですよね。
ということで、新聞がないならないなりに、やっぱり時事問題に対してのアンテナは高く張っておくことを強くお勧めしたい心境です。