普段の習慣が大事

2014-12-04 21:48:14 | 学習塾・勉強の仕方

人間は、必要に迫られた状況でないと、なかなか行動に移れない生き物です。

満腹のときは敢えてそれ以上食べませんよね。

そのこと自体は人間以外の他の動物も同じ行動パターンですが、それでも例えば熊の場合には、本格的な冬の訪れの前にはしっかり腹に養分を溜め込んでから冬眠に入る知恵があります。

知恵というより、これは本能といった方が正しいでしょうが、動物でもそういう行動を取れるのですから、人間も、例えば勉強するという行為については、次の必要が迫ってくる前に予め様々手を打っておく知恵があってもちっともおかしくないですよね。

でも、現実はどうかというと、一部のしっかり者を除いては、テストが終わればすっかり気持ちが緩みまくって何もしようとせず、もっと悪く言えば自堕落な時間の過ごし方に陥ってしまうことも決して珍しいことではありません。

そういう例に限って、次のテストの前になるとまた付け焼刃を持ち出してあたふた。

そういうことの繰り返しでは、大きな飛躍は望めません。

また、よく「塾に自習に行かせますから」と仰る保護者の方がいますが、こないよりは来た方がマシとはいえ、来るだけで満足してしまい、教室でまったりしてしまう子も珍しくありません。

考えるまでもなく「自習」なんですから、自ら教科書なりノートなりを開かなくてはそもそも何も始まらないのに、ひたすら講師にすがって「わからない、わからない」を連発している姿は、

「自習って意味、知ってるの?」

と聞きたくなることさえあります(苦笑)。

それでも、まだ来るだけマシ。

来れば、私達はしっかり出来るだけのフォローをします。

そうして平素から着実な習慣を身に付けていけば、「必要が迫ったときだけやる派」よりも、確実に力が付いて行くはずですよ。

 


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