家庭学習の仕方 その壱・・・学習時間を作り出す

2012-03-07 21:30:08 | 学習塾・勉強の仕方

塾に通っている生徒の中には、塾に来ていることだけで安心してしまって、家庭学習を全くしない子供もいます。部活を理由に、宿題すらやってこない場合もあります。

 

でも、ちょっと考えてみてください。

 たとえば数学

   学校・・・週4または5時間

   塾 ・・・週一回80分のみ   

  

このように単純に時間を比較しただけでも、塾の時間だけの勉強量では学校についていくには全く足りないことが分かります。

よっぽど出来る子か、または数学が大得意ではない限り、80分でやりとおせると思うのは大間違いです。 

塾の時間を効果的に使うには、自分でも家で学習することが絶対に不可欠です!!でも、部活や習い事で忙しい場合、どうしたらよいでしょうか。

また、どのように勉強したら塾の時間を効果的につかえますか。

 

はっきり言いますと、最低でも毎日2時間は勉強したほうが絶対にいいです。

ただ、ほとんどの生徒は、そんなことは頭では分かっているでしょう。

でも、分かっているのと実行できるのは全く別問題です。 

部活や習い事などで忙しいと、勉強しなきゃなあ・・・と思いつつも、だらだらしてしまい、結局何もやらずに一日を終えてしまうことはよくあります。

こんな日々を毎日繰り返し、テスト前になって慌ててやり始め、でも、十分力をつけることが出来ないままテスト本番を迎え、全然点数が取れず、成績も上がらない・・・なんて悪循環を毎回繰り返すのはなんとしても避けたいですね。

 

もし、1,2時間毎日勉強をするということ重荷を感じるならば、まずは30分と短い時間からスタートするのはどうでしょうか?

 勉強は、習慣になってしまうと苦にならなくなります。

ただ、習慣になるまでは辛いものです。

はじめは「嫌だなあ」と思うものだと自分に言い聞かせ、とにかく机に向かって勉強をするということになれるのを目標にしてみましょう。

30分があっという間に感じるようになったら、徐々に時間を延ばしていきましょう。辛さがなくなれば、しめたものですよ。

 

長時間まとまって時間をとるのが難しい場合は、細切れの時間をとるという方法もあります。

つまり、10分15分をうまく使うということです。 

たとえば、朝早起きで時間に余裕がある子は、朝学校に行くまでの15分ぐらいを使って勉強することができます。

または、夕方帰ってきてから夕食の前にやってみることも出来るでしょうか。

ちょっとした暇な時間を使ってみるのもいいですよ。

 

このように時間の作り方はいろいろありますが、ただ時間を作るだけでは不十分です。

どんなことを勉強としてやってみたらいいか、内容も大事です。では、次回はその点を取り上げてみたいと思います。

 

 


 

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