Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

変化の効用

2019年05月01日 | 日記
変化の効用

★物の見方・考え方を変えてみれば、窮地を脱する戦法や道も見えてくる。

平成時代から令和の時代へと変化することは、旧弊を改め、新しい、より効果的・効率的な社会の仕組みを構築する機会となり得て、国家やわれわれ国民が暮らしているこの社会が未来に向けて存続し続けるための一つの知恵でしょう。

 そういう意味で、定期的な変化は、青虫がさなぎになり蝶へと変化していくのにも似て、生き続けるために不可欠でしょう。

 人口が増え続ける時代に生まれ育った産業や事業も、人口減少の時代になれば、それに応じて変化し続けなければ、衰退から滅亡への道を歩まざるを得なくなってしまいます。

 形態は異なりますが、瀬戸内の海辺や平地の豊かで便利な地から追われて、四国の深山・奥山の祖谷渓谷に逃れて、その過酷な生活条件の中で、知恵と粘り強さでもって今に生き延び続けた人たちの生きざまをつぶさに見て、変化すること、変化を受け入れること、変化すること自体を、むしろ喜び楽しむかのような生きようの尊さを、しっかりと学ぶことができました。

 人間が生きるということ、生き続けるということが、どういうことであるのかを如実に物語る祖谷渓谷の人たちの暮らしぶりは、本当に貴重なものです。

 そういう意味で、私達は、むしろ変化し続けることにこそ、恐れず勇気をもって挑戦し続けるべきでしょう。

 自然環境のみならず、人間社会の情況も、我々の意図や希望とはかけ離れて、否応なく変化してゆきます。その変化に適応する試みを続けることこそが、生き延びるために必須の条件ですね。

 変わり続ける自然や社会環境を、冷静にじっと細かく観察し続け、その変化の本質・ポイントを把握し、それに対応するいくつもの手段を迅速に考案し、見つけ、実行に移してゆく生き方をしてゆくべきでしょう。
 
2019年
令和5月1日
岡村寛三郎
岡村ゼミナール&CJA日本語学校
政府2省認可:協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン
コメント
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