ああ、もうほんとに帰ってきて1か月経っちゃいますね。
早いなあ。
で、わかりますか?
このちっちゃい像。
気合いの入らない撮り方ですが、
かの有名な小便小僧です。
ベルギー、ブリュッセル。
正直なところですね、いやほんとに正直に言いますと、
ベルギーは好みじゃなかったんです。
つーか、フランスみたいなフランスじゃない国、と言いますか。
フランス語なのに、よくわからない使い方するし。
おつりくれるときに「シルブブレ」とか言われても、なあ。。
若干調子狂っちゃうなあ、って感じでした。
ちなみにフランスだと「Voila(ワラ)」、って言いますね。ほらどうぞ、みたいなニュアンスで。
でも!
オランダ同様、いろんな人にお世話になったわけです。
タイトルから行きますが、
先週書きかけた【無銭飲食しようとする、の巻】から引き続きの話です。
ベルギー最終日、荷造りしながら考えました。
うーん、こんなにたくさんの荷物があったら大変だから、
中央駅までタクシーで行こう。
そこから列車でアムステルダム。
うん、贅沢だけどそうしよう。
(相も変わらずものすごーく荷物は重いです)
・・・ん? でも待てよ。
お金って持ってたっけ?
ヨーロッパって日本よりずっとカードが発達してるんですね。
ちょっとお金がかかるのはレストランでのごはんとお土産くらい。
そこでカードが使えないことはないので、あんまり現金のことは考えずにいたんです。
お財布(は、アムステルダムで無くしたので実際はポーチです。便宜上お財布と名前をつけます)には、
20ユーロとちょっと。
日本円で言ったら2500円くらいの感覚です。
タクシーで駅まで行ったらたぶん20ユーロぎりぎりくらいだろうな、と目算しました。
うーん、現金だったら厳しすぎる。
でも、これだけカードが使えるならタクシーも当たり前? と思(いたく)ってホテルの人に聞いたら。
「うーん、たぶん現金。タクシーによるわね」てな答え。
まあ、タクシーによるだろうさ。
仕方ない、大変だけど地下鉄で移動だな、と思ってディナーに出ました。
最後の夜です。
おいしいもの食べよう、ベルギーっぽいもの食べよう、と意気込んでおりました。
ポッケにはカードが入っています。
で、入ったレストラン。
どうです?
これら。おいしそうじゃないですか?
上はベルギー名物、ムールフリット。
ムール貝の蒸し煮とフレンチフライ(画像外)の、山盛り。
下はベルギービールです。
普通だったらムールフリットだけで22,3ユーロはするんですが、
安くておいしそうなところを見つけて入りました。
ビールとムール、〆て19ユーロ。
お腹はいっぱいだけどもう一杯ワインくらい飲んじゃおうかななーんて思い、
でも一抹の不安が。
・・・周りの人たち、みんな、現金で払ってるぞ・・・
で、聞いてみました。
「あの、ここってカード、使えますよね・・・?」
「ごめんなさーい、うちにはマシンがないんですー」
(ガーン)「ああ、そうですか、困ったな・・・」
「でもうち、安いから」
なーんて、陽気な感じのお兄さん。
仕方ない、ほとんど全財産の20ユーロを出してしまおうじゃないの。ワインは諦めよう。。。
でもあといくら残る? 3ユーロくらいで地下鉄乗れたっけか?
と思ってお財布(という名のポーチ)を出そうとしたら・・・ない。
ホテルのベッドに置いたままの姿が目に浮かびました。
有り金はたいちゃっていいや! と思ったけど、
はたく現金がない(笑)。
今だから、(笑)なんて書けますが、どーーーんでした。
ワイン諦めようどころじゃないっすよ。
ああもう、困っちゃったな。
とりあえず。
「すみません、実はお財布(ほんとはポーチ)をホテルに忘れてきまして、カードはほらね、あるんですが」
ポッケからカード(これも予備で持ってった東急カード)を取り出して見せて、
命の次に大事なカメラを置いてくから取りに戻らせて、とお願いしました。
最初に質問した時と微妙に意図は変わってます(笑)が、それはこっちの話。
陽気なお兄さんも困り顔です。
外は今回の旅行初の雨。しかも大雨。
そしたら奥から出てきたこわもてのおじさまが。
「いーよいーよ、戻んなくて。うちの姉妹店(英語ではそう言わない気がしますが)でやってやるよ」
「ありがとうございます!!」
・・・と言うわけで、3軒くらい先にあるお店でカード決済してもらえました。
現金を一銭も持たずに夜のブリュッセルをうろうろし、おいしいディナー(白ワインなし)を平らげて、
小降りになった雨の中ホテルに戻ったわけです。
それだったら白ワイン飲んでおけばよかった(笑)。←嘘ですよ(嘘かな?)
夜のブリュッセル、ホテル近く。
そうして無事に20数ユーロを持ったまま翌朝地下鉄に乗れたのでした。
なんだかんだでみんなに助けてもらって、今回も楽しい旅ができたわけです。
ありがたいなあ。
まだ書きたいことはあるんですが、また追々。
すっかり違う楽しいこと(写真とか、写真とか、いろいろ)も始まっているので、
とりあえず今回の旅行記はこんな感じで。
だらだらすんません。
昨日横浜で撮った、夢みたいな色の赤レンガ倉庫の写真を載っけて眠るとします。
今週も走り始めていますが、
皆さま、風邪など召しませぬよう
早いなあ。
で、わかりますか?
このちっちゃい像。
気合いの入らない撮り方ですが、
かの有名な小便小僧です。
ベルギー、ブリュッセル。
正直なところですね、いやほんとに正直に言いますと、
ベルギーは好みじゃなかったんです。
つーか、フランスみたいなフランスじゃない国、と言いますか。
フランス語なのに、よくわからない使い方するし。
おつりくれるときに「シルブブレ」とか言われても、なあ。。
若干調子狂っちゃうなあ、って感じでした。
ちなみにフランスだと「Voila(ワラ)」、って言いますね。ほらどうぞ、みたいなニュアンスで。
でも!
オランダ同様、いろんな人にお世話になったわけです。
タイトルから行きますが、
先週書きかけた【無銭飲食しようとする、の巻】から引き続きの話です。
ベルギー最終日、荷造りしながら考えました。
うーん、こんなにたくさんの荷物があったら大変だから、
中央駅までタクシーで行こう。
そこから列車でアムステルダム。
うん、贅沢だけどそうしよう。
(相も変わらずものすごーく荷物は重いです)
・・・ん? でも待てよ。
お金って持ってたっけ?
ヨーロッパって日本よりずっとカードが発達してるんですね。
ちょっとお金がかかるのはレストランでのごはんとお土産くらい。
そこでカードが使えないことはないので、あんまり現金のことは考えずにいたんです。
お財布(は、アムステルダムで無くしたので実際はポーチです。便宜上お財布と名前をつけます)には、
20ユーロとちょっと。
日本円で言ったら2500円くらいの感覚です。
タクシーで駅まで行ったらたぶん20ユーロぎりぎりくらいだろうな、と目算しました。
うーん、現金だったら厳しすぎる。
でも、これだけカードが使えるならタクシーも当たり前? と思(いたく)ってホテルの人に聞いたら。
「うーん、たぶん現金。タクシーによるわね」てな答え。
まあ、タクシーによるだろうさ。
仕方ない、大変だけど地下鉄で移動だな、と思ってディナーに出ました。
最後の夜です。
おいしいもの食べよう、ベルギーっぽいもの食べよう、と意気込んでおりました。
ポッケにはカードが入っています。
で、入ったレストラン。
どうです?
これら。おいしそうじゃないですか?
上はベルギー名物、ムールフリット。
ムール貝の蒸し煮とフレンチフライ(画像外)の、山盛り。
下はベルギービールです。
普通だったらムールフリットだけで22,3ユーロはするんですが、
安くておいしそうなところを見つけて入りました。
ビールとムール、〆て19ユーロ。
お腹はいっぱいだけどもう一杯ワインくらい飲んじゃおうかななーんて思い、
でも一抹の不安が。
・・・周りの人たち、みんな、現金で払ってるぞ・・・
で、聞いてみました。
「あの、ここってカード、使えますよね・・・?」
「ごめんなさーい、うちにはマシンがないんですー」
(ガーン)「ああ、そうですか、困ったな・・・」
「でもうち、安いから」
なーんて、陽気な感じのお兄さん。
仕方ない、ほとんど全財産の20ユーロを出してしまおうじゃないの。ワインは諦めよう。。。
でもあといくら残る? 3ユーロくらいで地下鉄乗れたっけか?
と思ってお財布(という名のポーチ)を出そうとしたら・・・ない。
ホテルのベッドに置いたままの姿が目に浮かびました。
有り金はたいちゃっていいや! と思ったけど、
はたく現金がない(笑)。
今だから、(笑)なんて書けますが、どーーーんでした。
ワイン諦めようどころじゃないっすよ。
ああもう、困っちゃったな。
とりあえず。
「すみません、実はお財布(ほんとはポーチ)をホテルに忘れてきまして、カードはほらね、あるんですが」
ポッケからカード(これも予備で持ってった東急カード)を取り出して見せて、
命の次に大事なカメラを置いてくから取りに戻らせて、とお願いしました。
最初に質問した時と微妙に意図は変わってます(笑)が、それはこっちの話。
陽気なお兄さんも困り顔です。
外は今回の旅行初の雨。しかも大雨。
そしたら奥から出てきたこわもてのおじさまが。
「いーよいーよ、戻んなくて。うちの姉妹店(英語ではそう言わない気がしますが)でやってやるよ」
「ありがとうございます!!」
・・・と言うわけで、3軒くらい先にあるお店でカード決済してもらえました。
現金を一銭も持たずに夜のブリュッセルをうろうろし、おいしいディナー(白ワインなし)を平らげて、
小降りになった雨の中ホテルに戻ったわけです。
それだったら白ワイン飲んでおけばよかった(笑)。←嘘ですよ(嘘かな?)
夜のブリュッセル、ホテル近く。
そうして無事に20数ユーロを持ったまま翌朝地下鉄に乗れたのでした。
なんだかんだでみんなに助けてもらって、今回も楽しい旅ができたわけです。
ありがたいなあ。
まだ書きたいことはあるんですが、また追々。
すっかり違う楽しいこと(写真とか、写真とか、いろいろ)も始まっているので、
とりあえず今回の旅行記はこんな感じで。
だらだらすんません。
昨日横浜で撮った、夢みたいな色の赤レンガ倉庫の写真を載っけて眠るとします。
今週も走り始めていますが、
皆さま、風邪など召しませぬよう