オンナノイッショウ

読んだり書いたりお腹空かせたり酔っ払ったり観たり憧れたり、咥えたり交渉したり惚れこんだり憤ったり失笑したり。要は徒然。

初体験!

2006-02-25 10:54:41 | 観たもの
年取るとさみしいのが、初めてのことが減ること。
オペラもお芝居も歌舞伎も、結婚も離婚も裁判(笑)も、経験済みだし。
でもって、今週は初体験あり!

道玄坂でストリップを観てきた。
男の人と一緒だったけど、入る前はひさびさに緊張。
ハダカはいいけど、女ってあんまりその部分を見慣れてない。
う、どうしよう、ちょっとこわいや、って思った。
ガン見してる男の人たちを見るのもやだな、って思った。
そしたら!とってもきれいだった~。
なんとなく、ピンク映画館の陰湿な雰囲気を想像してたけど、
そんなことない。皆ちゃんと参加して楽しんでる。
文化としてちゃんと確立されてる感。
さすがにブツは直視できなくて、大開脚の時にはうろたえちゃったけど、
きれいな女は素敵だ。
肌もからだも、ちゃんと大事にしてるのがよくわかる。
プロフェッショナルは違うよな。感動。

通い詰めよう(笑)とは思わないけど、
行きたい人がいたらお勧めしちゃう。

有頂天ホテル

2006-02-25 00:24:29 | 観たもの
やっと観てきた、THE有頂天ホテル。
思ったより混んでなくてうれしい。

豪華すぎるキャスティングに、くらくらする。
お約束の唐沢寿明、面白かった~。
だぶだぶのダブルのスーツ、姉歯なみの偽物っぽい髪型。
死にたがる演歌歌手の西田敏行もよかった。
かっこいいのはなんたってYOU。華やかだった!

でも、感想としてはいまひとつだったな。
期待しすぎたせいなのか?
三谷幸喜の細やかさが、あんまり出てなかったかも。
仕方ないのか、主役級ばっかりだったし。
『みんなのいえ』とかの方が好き。

中勘助さま

2006-02-19 18:06:43 | 読んだもの
犬―他一篇

岩波書店

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誰に言っても知ってる人がいない、もったいないくらいすごい小説。

1週間出かけっぱなしだった分、今日は着替えもせずにひきこもってた。
短編のプロット練ったり、布団に入って小説読んだり。
幸せ。やっぱり内向的生活が好きなんだろうな。

でもって、本日のお供は夏目漱石と同時代の、中勘助。
この人の作品は、“銀の匙”ぐらいだろうか、知名度があるのは。
あれも静かできれいな小説だけれど、
この“犬”はすごい。
1000年前の印度。
醜くて年取った苦行僧が若い一途な女を犬に変え、おまけに自分も犬になって肉欲に耽る。濃いよ~。
華麗にくどい文章もすごいし、ねちっこい描写もすごい。
それでもって、孤独と業の深さで胸が苦しくなる。
大正時代に書かれたものなんて感じさせない。
どんな時代になっても、新しくてかっこいい小説だ。

こんなの書けたら本望だろうな。

しかし、疲れた。。(笑)。
気力体力に自信がないときには、避けたほうが無難だと思った次第。

宿願達成

2006-02-16 21:07:44 | おいしかったもの
前から行きたいと思ってた恵比寿のフレンチ、やっとやっと行けた!
駅から3分くらいのところにある、トゥーティエンっていうお店。
ワイン持ち込み料1,000円、コース3,500円。良心的です。
いっつも予約でいっぱいだったから超満員を予想してたんだけど、
昨日は結構空いてた。月半ばの平日が狙い目なのか?
それも、女同士ばっかりでカップル(じゃないけど)は私たちだけ。
なんか照れちゃうよ。
気張った値段の赤を持ってったらお店の人がほめてくれた。
素直にうれしい。
コースは前菜とメイン、デザート&コーヒー。
前菜のタラときのこの網脂包み焼き、絶品でした。
デザートはチーズに変えてくれたし、それも良心的ね。
スタッフもとっても感じがよくって、
喫煙者には外で吸えるスペースも作ってくれてるし、
いいお店でした。
ただ、もう1軒ハシゴする気満々だった私たちには
コースよりアラカルトのほうがお得だったかも。
ボリューム満点なわけではないので、育ち盛り(じゃないけど)は
パスタを加えてアラカルト、を定石にしたほうがいい気がする。
とりあえず、また行きたい!ごちそうさまでした。

恋して食べて、あとは歌えばあたしもイタリア人並みだ。

しかし、悲しいかなその夜半、ピアスをなくしてしまった。。。
日々何かを失って何かを得ていく、そんな実感。
って、どっちもちっちゃいなー(笑)。


昔の恋

2006-02-13 23:35:42 | Weblog
部屋を掃除していたら、昔の日記が出てきた。
1999年の私、7年前の私。
20代真っ盛りのその頃、あたしは好きで好きでたまらない男とつきあっていた。
奥さんがいたけど、子供は小学生だったけど、
いつか絶対一緒に生きていけるようになると信じてた。
今考えると、馬鹿だね~。
でも、バカだけど可愛い。
明日は何の日?あの人に会える日!とか書いてる。
飲みすぎたときには、明日の電話がこわいよー、ぶるる、とか書いてる。
あの人に会えないときは生きてる気がしない、とか書いてる。
別れたときは泣いて泣いて、1ヶ月くらい家から出られなかった。
毎日毎日、繰り返してあの人の夢ばっかり見てた。
奥さん殺したあたしを迎えに来てくれたりしてた、夢の中のあの人は。
どうして空が普通に太陽を昇らせて風を吹かせるのか不思議だった。
あたしの世界が壊れちゃったのにね。

それからあたしは結婚も離婚もしたし、
プレゼントもらったりエッチしたりもする。
ひとって、忘れやすいし忘れないと生活なんかできないけど、
平気な顔してあの人を忘れて毎日笑ってるあたしが少しこわくなる。
そして頼もしくもある。
そんなこんなで、明日もまた生きていかねばならぬだ。

桜の飛沫

2006-02-12 00:56:46 | 観たもの
長塚圭史の阿佐スパ主催、「桜飛沫」を見てきた。
彼の作品を見たのは初めてだったんだけど、いつもあんな感じなんだろうか。
時代劇で桜の大木が時折はらはら花びらを散らしてた。
陰影がきれいだった~。
しかし随分いっぱい人を殺してたな。
それでもって生首で毬つきなんかしてたもんだから、
どうしたって「桜の森の満開の下」を思い出す。
きっとモチーフにしてるんだろうけど。
好みとしては、もう少し血が出ないほうが、、、。
とまあ、次回に期待してるところ。
結論としては、かっこよかった。

5月には宮藤官九郎のメタルマクベスを観にいこう。
クドカンがいじるシェイクスピアって、どんなかな?

モツ☆

2006-02-10 23:16:30 | おいしかったもの
ここ2年くらいはまっているおいしい新宿のモツ焼き屋、会社の人と行ってきた。
40代中盤のおっさんたちとあたし、仲良しの女の子。
私語厳禁、食べるためだけの会合でした。
牛さん豚さん、どうもありがとう。
白センマイ&ほうでん刺し、絶品でした。もちろん焼きものもね。
しかし、乙女(じゃないけど)には口に出せない部位こそ、おいしいのは罪なこと。

深夜徘徊

2006-02-09 22:35:05 | 楽しかったこと
昨日は平日だというのにやってしまった。
2時までゴールデン街、6時起床、8時半出社。
さすがに休もうかと思ったけど、大人的にそれは無理。
普通に残業もした。割とぴんと仕事した。
でも!ゴールデン街には一緒に飲んでた人が
行きつけのお店に連れて行ってくれたんだけど、
そこはあたしも学生の頃にたまに行ってたとこだった。
10数年ぶりだ。
マスターは少し老けたけど、まだまだダンディー。
なつかしくて、うれしかった。
となると、普通にお酒を飲むようになってもう10数年経ってるのか、、、。
早いわね。
少々の感慨もあり、体力の衰えのなさにうれしさもあり。
人生っていいもんだな、と脈絡もなく思う。

煙草の害について

2006-02-05 17:49:55 | Weblog
そんな題のチェーホフの短編があったな。
そのお題目で講演を依頼されたお堅い教授(だったかな?)が、演壇で延々と
怖い奥さんの愚痴をこぼす、っていうイカした小説だった。
太宰の小説にとっても似たのがあった気がするんだけど、今思い出せなくて悔しい。

それはそうと、4ヶ月くらい前に見つけた恵比寿のフレンチで、
ワイン持込み1本1,000円なんていううれしいお店がある。
仲良しの男の子と一緒に、今回はあそこに行こうと言って電話しても
いつもいっぱい。1週間前でも振られたときもある。
じらされまくったあたしたちは3週間も前もって予約を入れた。
今度こそ大丈夫だった!
が、全席禁煙だってよ。分煙じゃなく、全席。
ひゅうう~、ってしぼんでくあたしのワクワク感。
彼は吸わないけど、あたしはセブンスターが肴&デザートみたいな愛煙家だ。
不自由な世の中になったもの。
まあ、吸わない方が皆のためにいいのは確かだからな。
おいしかったらまた行こう。
楽しみ。