オンナノイッショウ

読んだり書いたりお腹空かせたり酔っ払ったり観たり憧れたり、咥えたり交渉したり惚れこんだり憤ったり失笑したり。要は徒然。

一瞬をとどめたいのです。

2007-06-24 12:54:06 | 好きなもの
アンリ・カルティエ・ブレッソン。
大好きな写真家です。
写真家集団マグナムの創始者のひとりでもあります。

   

19日から竹橋の東京国立近代美術館で
『アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌』 
が始まってます。8月12日まで。
プレオープンに呼んでいただいたのでざっと見ましたが、
かなりのボリューム。
ワインとおしゃべりにつられちゃって小1時間しか見られなかったので、
またゆっくり行くもんと心に決めております。

この写真はマティスですが、サルトルとかジャコメッティとか、
名だたる芸術家のポートレートも多いです。
そして、構図がすごい! 一枚一枚、ものすごく研ぎ澄まされてるの。
写真が好きな人もそうでもない人も、ぜひ見てみてください。

あたしが出会ったのはもう十数年前、
大人っぽい恋をしはじめた頃に、
新宿の小田急美術館でやってた展覧会にぶらっと入ったとき。

関係を続けていっていいのか、
きっぱりやめた方がいいのか、
自分がどうしたいのかもよくわからずもやもやした気持ちでいたときに
ただぼんやり何かを眺めたくて入ったの。

はっとしました。
うまく説明できないけど、
たった一瞬を切り取った写真の中に人の喜びとか怒りとか、
生活にかかわる感情がぎゅっと詰まってるような気がした。

おかげで自分の気持ちに整理がついた、
なんてそんな単純なものではなかったけれど、
若い私にはとっても衝撃でした。
今でもどこか懐かしく、甘くて苦い感覚を伴って
この人の写真を見ます。


惜しむらくは、金曜以外は17時まで。金曜は20時ね。
会社帰りにちょっと、は厳しいかもしれません。
休日にゆっくり行くべきですね。

四季折々の風物詩

2007-06-23 10:52:12 | Weblog
相変わらずランチ難民生活を続けております。
そしておなじみのモスで、
きのう発売のナンタコスをさっそく食べました。
もうそんな季節か~
とまあ、そんなもので夏を感じてしまいました。

同じく、
うちの坊(部長)が結婚記念日旅行で休むと夏だなあと思い、
坊が矢沢永吉ライブだとうきうきしはじめると
秋だなあと思う。。。

逆パターンでは、
桜が咲き始めると中間決算だなあ、
秋風が吹くと本決算だなあ。。
さて、今年から総務なもので、
何で季節を判断するようになるのかしら。
健診か? 採用試験か? 入社式か?
会社員って悲しいね(笑)。
もっとさあ、花火とか朝顔とかで夏を感じたいよね。

そうして、夏の定番コロナを飲むのでした。
あ、ビヤガーデンもいかなくちゃ。
結局いつでも飲み食いで満喫できていたりして

スズナリに鈴なりでした(照笑)。

2007-06-17 23:19:34 | 観たもの
みなさま、ドブリィ ヴェッチェル
   
   ※今週はチェコ語週間です。こんばんは、です。

このところお芝居づいていましたが、ちょっと一段落。
上半期の見納め『少女とガソリン』に行ってきました。
なかなか面白かったです。

   

  しかし長塚圭史っていうひとは
  ちいさいコミュニティを描くのが好きなのね。
  それもどろっとした濃ーい運命共同体(だよね、きっと)。
  なんとなく野坂昭如の『骨餓身峠死人蔓』なんかを思い出させます。

  今回のは、ある隔絶された被差別的な地域に住んでいる人たちが、
  まずーい最下級の酒を造る、それを守るって話。
  そのなかに彼らのアイドル・少女が舞い降りるの。
  きっとこれを読んだ人は??だと思いますが、
  実際そうです。
  かわいかったよ、少女

とまあ、また見てもいいお芝居。絶賛ではないけどね。

中身はそれとして、ハコのザ・スズナリ。
しぶいね~。
ありゃあ、消防法的観点から見れば(見ないけど)即アウトだな。
そうして、ずっとBGMだと思っていたどこからともなく聞こえてくる
カラオケのせつない歌声。「北国の春」とかの。
スズナリ横町内スナックでの本物の熱唱でした。
そりゃあ、沁みるはずだ(笑)。

ズイェツムィ ツォシ スマチュネゴ イ タニェゴ!※

2007-06-10 03:36:29 | Weblog
なんのことやら、わからないと思います。
目下ポーランド語を勉強中。

秋にポーランド→チェコ→ハンガリーという
しぶーい旅行をするので、
せっかく(?)英語もろくに話せないんだから
現地の言葉でちょっとお話したいな、と。

便利な世の中。
ネットで見積もりを依頼したら、
数社から回答が来た。
で、そのうちのひとりから、
「アウシュビッツが有名ですが、
ぼくはビルケナウの方が印象的でした。
クラクフ(アウシュビッツ近く)の町はとてもラブリーでしたし」
とのこと。
ビルケナウ? 聞いたことないけどラブリーなんだろうか、
そう思って返メールをかたかた。
「クラクフは楽しみです。きっとビルケナウも素敵なんでしょうね♪
きれいなところなら行ってみたいです」
そう書いたあと、ガイドブックに載ってたかしらん?
と思ってクラクフ辺りのページをめくってみた。
そうしたら、、、「“第二収容所ビルケナウ”長い引き込み線が有名」
あの、白い巨塔で出てきたやつ(知ってるかな?)だ!
素敵でもラブリーでもあるわけないだろうよ。

送信ボタンを押しちゃわなくってよかった、と思って書き直しました。

ともあれ、わくわくしています。
しばらくこのネタ続きそうです。

※タイトルは「安くておいしいものを食べようよ!」でした。
 果たして使うのでしょうか。
 あっと、ひとりごとで言うかもね。

バラとワインの日々(だといいんだけど)

2007-06-03 22:21:30 | Weblog
  晴れて気持ちがいいね。
  お花屋さんに寄ったので、花束を。 
  たまには(泣)、心穏やかにしたいものです。
   
   

          ↓こっちはお母さん用。
          花を買うって幸せだね。贈りたい相手がいるってことも。
    
          

 秋に中欧へ旅行するので、見積もりとったりルートで悩んだり、
 気持ち落ち着かない一週間でした。