オンナノイッショウ

読んだり書いたりお腹空かせたり酔っ払ったり観たり憧れたり、咥えたり交渉したり惚れこんだり憤ったり失笑したり。要は徒然。

(再)未来に向かって闘え!

2007-07-01 20:16:11 | 考えたこと
表題はオリジナルじゃないです。
3月に見た鴻上尚史さんの『僕たちの好きだった革命』からの拝借。

ひどい裁判がおこなわれてるので、
むかむかしてる休日です。

なんなんだ? あの光市母子殺害事件の弁護団。
あんなどうしようもない殺人犯に嘘つかせてさ。
死刑廃止主義ってのはわかんなくもないけど(頭ではね)、
どうせならいかに更生の可能性が高いかのアピールするべきだよ。

と、大人の論理はいいとして。
一緒に報道番組を見てた弟(24)が
「こんなことが自分に起こったら自殺するよ」
なーんて言いやがる。
そうか? 死ねるか?
大事な奥さんと子供を殺されて、ただただ生きてくのが辛いって言って、
死ねるもんかね。

本村さんはすごいと思う。
死んだら楽だろうな、って思ったこともあるかもしれないけど、
家族の死を絶対無駄にしたくないって気持ちで一人闘ってるんだろうな。
これから判決が出ても、
きっと本当の意味で納得できたりはしないだろうけど、
少しでも真実に近づきたいと思ってるんだろう。
司法が、ちゃんと悪を悪だと認めて、
裁いてくれることを祈るような思いでいるのかもしれない。
これから家族の分まで生きていかなきゃならないんだもの、
法にまで絶望したくないよね。
まったくあたしの想像でしかないけど、
応援してます。

人が人を裁けるのか? 
答えを出すことなんてできないけど、
罪のない人を面白半分で殺して
ドラえもんのせいにしちゃうような人間と、
同じ国民でいたくないよ。同じ空気吸いたくない。
命の尊厳を踏みにじるような人間は、
生かしとく必要なんて全然ないとあたしは思う。

全然関係ないけど、こないだの木曜までやってた
『わたしたちの教科書』、よかったです。
あんな裁判なら、時間かける価値あるね。