満員電車。

大人になって覚えたことのひとつ、満員電車でいかにストレスを感じないか。
最近は女性専用車両もできたのでたまーに乗ったりもするけど、決まった時間に動く習性ができちゃってるので、基本的には同じ時間の同じ車両に乗る。
となると、自然に顔なじみっぽい人も増える。おじさんとその予備軍ばっかりだけど。
首都圏でも有数の超満員電車なので、方向転換は自分の意志じゃできないし、たまに空中に浮いてたり、アバラが変な音立てたり。こわい。
いちいちイライラするとつらすぎるから、あ、このおじさん今日は違うコート着てる、とかこの人本のカバー変えたんだ、とか観察してる。
会社までは２回の乗換えがあるから、ずっと一緒の人なんていない。
と思ってたら、仕事帰りに会社のある駅でおつかれさま、って言われた。
振り向くと、知らないひと。でも知ってる！週に４日は地元から一緒に乗る、にやにやひとりごと言ってるバーコードのちっちゃいおじさん。
決して仲良くなりたくないタイプだから「ん？」みたいな顔しちゃった。
でもその後は１回も見かけない。毎朝ほっとしてるけど不思議。
もしかして定年の日だったりしたのかな、転勤かな。
元気かどうか知りたくないけど、元気だといいな。
でもそんな満員の中、痴漢にまったくあわない。なんで？！そりゃ、あいたいわけじゃないけどさ、、、。