O's Note

いつまで続くか、この駄文

ダダをこねつつ・・・

2006-12-17 22:34:53 | 仕事(第2業務編)
 丸2年ほど前から始まった、ある学会の研究部会活動。
 この研究部会は、統一テーマがあって、そのテーマの下で研究するというもの。今回参加させていただいたテーマにはモデルがあり、そのモデルにのっとって、メンバーが事例研究する形式です。
 小生が担当する事例は、顔なじみのTさんが関わっている事例で、情報も比較的取りやすいだろうと思っていました。
 今年に入って5月に最初の中間報告。6月には現地訪問と聞き取り調査。
 そんなこんなで月日が経ち、10月中旬にチーフであるK先生から研究会開催メール。
 ちょうどその時期は、11月下旬の学会発表の原稿準備の真っ最中で、『研究会の方は学会が終わってからまとめよう』と考えてやり過ごしていました。
 学会が終わり、『さーて、研究会の原稿を書くか』と思い、改めて10月中旬のメールを読んでビックリ!
 指令その1「次回の研究会では、モデル沿った形で事例をまとめること。」
 1枚のワークシート(ひな形)に担当する事例を落とし込んでまとめなさいというわけです。すでに何人かのモデルが提示されていましたので、これまで収集した資料から必要な部分を書き込んでいきました。
 指令その2「できれば15,000字以上でまとめること。」
 はじめは、「1,500字」と勘違い(苦笑)。その次は「15,000字以内」と勘違い(苦笑)。これまでの原稿では執筆上限が決まっていることが常でしたが、下限が決まっているなんて驚きました。
 でもって、モデルを作成しながら原稿を書こうと計画を立てて取り組んだのですが、これが想像以上に難渋。
 Tさんと顔なじみというだけに、くどいほどのメールでの問い合わせ。それに対してTさんは、丁寧にそして本音で答えてくれました。
 そうしたメールでのやりとりをすればするほど、モデルに当てはまらない部分があることが明確になってきました。
 『ちょっとマズイよなぁ。』
 チーフのK先生にSOSメール。その日のうちにK先生から電話。
 K先生曰く「大丈夫です。他の事例も完全にモデルに合うものは少ないです。」
 「そうなんですかぁ?」(みんないい事例だと思いますが・・・。)
 「ところで最終締切はいつ頃でしょうか?」(及び腰)
 「来年の学会まででいいんですよ。ぜひ書いてください。」
 「はい。」(観念)
 というわけで、呻吟しながら本格的に原稿執筆。
 今日の研究会では、モデルについての議論白熱。K先生がいっていたように、他の事例でも今のままではモデルに当てはまらないケースがあったわけです。
 結局、モデルはそのままに、事例の見方を変えるということで落ち着きました。しかも、原稿枚数は22,000字まで大幅増加するというおまけ付き。(笑)
 次回研究会は3ヶ月後。さてどうなりますやら・・・。

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