軽い気分で観たんだ。
不覚でした。泣いてしまった。。。
メッセージは色々、あるんでしょうけどね・・・
なんていうか少しずつ涙が出てくる感じ。
なんだか、ツンときた。
あ・・ホロリときた。
少し見進めて、つーっと流れた。
ぽろんぽろん零れた。。。でも観終わったときの自分は 重たくなかった。
戦中、戦後、再び戦争って時代背景を、
自分の中でどこまで重きを置くかでずいぶん違って見える映画でしょうね。
そこを土台にするから、見えやすくなるものがあると思うけど、
今日はまず、主要な5人の心の動きや揺れに共感しながら観てました。
オダギリジョーも良かったけど、松岡俊介に注目させられたな。
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高校のとき、学校の近くにジャズ喫茶があって、
2年から3年にかけてしょっちゅう帰りに寄ってた。
いいとこだったなぁ。
オトナも、うちら生意気なこーこーせーも、
隅のテーブルで見つめあうゲイも、
かわいいママの娘も、みんな対等だったし、
おベンキョできる子も、おばかな子も、
お互い知ってること知らないことを交換しあってるような、
そういうとこだった。
それまで苦手だったジャズを 好きになった場所だった。
そこに集まってた当時の彼らが、どこいったか知らない。
とにかくみんなそこに集まっていて、そしてそれぞれ行く道を行った。
映画とおんなじだよ。
映画のラスト。
朝鮮戦争へ派兵される兵士の名前が、一人一人読み上げられる。
私は頭んなかで、喫茶店にいた連中の名前を思い出した。
てるちゃん
さとし
よーこ
しんちゃん
えっちろー
どらちゃん
さちおさん
しゅん
ほりかわくん
みさとちゃん ・
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