─光る波の間─

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体を動かす

2005-05-08 21:55:04 | 身体
「走る」というのは、なかなか実行に移せないままでいます。(汗)
しかし、なにか身体を動かしたい欲求はある。
適当にストレッチはするものの、もう少し系統だったというか、
そういうもんでいいのはないかなぁと、考えていたわけだ。

まず頭に浮かんだのが最近はやりのピラティスというやつ。
テレビでもちょっとやってたりなんかして、面白そうかなと思った。
本を買ってきたりして、試してみる。
・・・・・なんか、しっくりこないなぁと感じた。
一人で勝手にやってることもあり、正しく行ってないということもあるけれど、
う~~む。。。よくわからない。

それで、ヨガをやってみた。
ぬぉ!おもしろいかも♪あの、スポーツとは全く異質なものですね。
「冗談でしょ?(^^;」といいたいポーズもあるけど、不完全な形だけど、
やるとすっきりするのだ。
しかし、つくづく感じるのは“身体が硬くなったなぁ”ということ。
子供のころは平気で頭のてっぺんに足の裏がついてたっていうのに・・・。
今だってそんなに硬い方じゃないけど、ヨガのポーズをやってみると、
自分の身体のどこがどういうふうにうまく動かないかがよく判る。

たとえば股関節は外側には開くけど、内側への可動域が無くて膝が硬い。
背中に柔軟性がなくて肩関節の動きが悪い。
他にもポーズによって右側はいいけど左側は不安定とか、色々わかってくる。
これは面白いよね。自分に対して「そうか、私の身体はこうなんだ」って客観的に判るから。

ヨガにしてもピラティスにしても、呼吸法はやっぱり重要。
幸いにも自分は腹式呼吸で苦労することはない。
腹式呼吸ができるようになるのだけで苦労する人もいるそうなんで、これはラッキーです。
ま、ポーズとるのに精一杯だと呼吸がおろそかになりがちだけどね f ^ー^ ;

で、おもしろいページを見つけました。
『日野晃身体論』です。
身体表現の分野では有名な方のようですが、この方がフォーサイスのカンパニーで
ワークショップを開いたそうで、そのときの様子が載っててすごく面白かった。
フォーサイスは素晴らしい振付家で、フランクフルトバレエで活躍していたけれども
フランクフルト市の財政難によりバレエ団が解散。
ヨーロッパですら、芸術文化の援助ができなくなるっていう現実もショックだったよねぇ。。
え、それでその後フォーサイスは自分でカンパニーを作ったんですね。
そこには安藤洋子さんて、日本人ダンサーもいて、その方が日野さんを招いたというわけです。
『日野晃のサムライなこころ』というウェブ日記から、写真も添えて作られたページです。
この日記もなかなか面白い。身体というものを考えさせてくれます。

そうそう、この日野さんも絶賛のシルヴィ・ギエムの仙台公演が来週に迫ってきました。
今までに観たギエムの公演は現代バレエがほとんどで、今回も古典ではないけれど
ストーリーのあるバレエなので楽しみで仕方がない♪
共演陣も豪華だし。こういうのを観るとまた、ストレッチに熱が入るんだよね(笑)