goo blog サービス終了のお知らせ 
見出し画像

Log Book

20160828 大人の社会科見学 vol.25@『ANAナイトスクール@羽田空港(大人限定)』

8月の最終日曜日2016/08/28に羽田空港で開催された
『ANAナイトスクール@羽田空港(大人限定)』に
参加してまいりました。

使用する写真のANAよる確認が完了しましたので、
やっとUPします。
いくつかNGをもらった写真がありましたが、
まぁ、そうか。仕方なし。
その要請に基づいて、以下は作成されています。

さて、日中帯の機体工場見学には以前行ったことがあるんですが、
今回は、夜間と言う事で、申し込んでみました。
後で聞いたのですが、なんと24倍もの倍率が有ったそうで、
なんか、運を少し使ってしまいました(笑)

日中帯の機体工場見学の場合は、自力で現地に赴く必要がありますが、
今回は、特別編であるからか、国内線第2旅客ターミナルに集合です。
東京モノレールの新整備場駅から機体工場見学までは、
歩くと意外に遠いので、こう言うのは助かりますね。
それと、まぁ、夜間だと暗いから危ないという事もあるんでしょうかね?

集合時間は、18:00なのですが、せっかくなので、
早く着いて、空港内をウロウロと探訪。
国際線ターミナルを冷やかしたんですが、こんなの前からあった?

江戸東京博物館かよっ!(笑)
日曜日と言う事もあり、ちんどん屋さんも出ていたりして、
訪日観光客を喜ばせるイベントが行われていました。
でもここって、少し通路が狭いよね。歩きにくいです。
もっと通路が広いと良いんですけどね。

そんなこんなで、うだうだとしていたら集合時刻。
参加証を手渡しして受付の後に、出発です。

なんか、夜の空港って、ドキドキしますね(笑)
中々来ることが無いからですかね。

見学の場所は、日中開催の機体工場見学と同じビル。
こんなパス(?)をもらって、ビルの中へ。


ロビーに飾られている模型類は、以前とほぼ同じでした。
唯一これだけが例外。

前は、『A321導入記念の「日本の風景」塗装』があった所が、
置き換えられていました。

さて、今回の『ANAナイトスクール@羽田空港(大人限定)』の
スケジュールは、以下の感じ。










時間内容
18:00羽田空港国内線第2旅客ターミナル2階(出発ロビー階)集合
18:20~18:40バスにてANAコンポーネントメンテナスビルへ移動
18:40~18:45開会(オリエンテーション)
18:45~20:00ANA航空教室
20:00~20:10休憩
20:10~21:30ANA機体工場見学
21:30~21:45閉会
21:45~22:00バスにて羽田空港国内線第2旅客ターミナルへ移動後、解散

通常の時の機体工場見学でも使われる、
コンポーネントメンテナスビルの部屋にて
オリエンテーションの後、航空教室が始まります。

航空教室では、17950時間の飛行時間を誇る入社30年の機長、
入社4年目のCA、入社7年目の整備士の方が出てきました。

前半は、通常の業務でも密接に関連する機長とCAによる、
日頃の業務の解説。
飛行当日のタイムスケジュールに沿うような形で、
機長・CAにが、その時間帯にそれぞれ何を行うかということを
解説するような形で説明が進みます。

機長はベテランですし、後でご本人が語っていましたが、
関西人ということでサービス満点のトーク(曰く「大人限定と
言う事なので、通常の航空教室ではあまり言えないような事を
話します」)をなめらかに行うのに対し、CAさんは、
緊張していたのか、あるいは、機長のトークに圧倒されたのか、
固く固く話をする感じでした。

途中、離陸時と着陸時の実際のビデオを流しての解説もあり、
中々興味深かったです。

後半は、整備士の方による解説。
ANAの機体工場は、第一と第二の二つ合わせて、
東京ドームの3.1倍だそうです。
広い!
野球できるな(笑)

あと、もう一つ面白かったのが、アクセスパネルを開ける、
ネジの形状が、ボーイングとエアバスでは、異なるということ。
こんな感じに、ボーイングは、普通に十字ですが、
エアバスは、なにやら風車のような、少し独特の形状です。

更に言うと、ボーイングでも、ヨーロッパで作られたような部品は、
エアバスと同じネジだったりするという、何ともややこしい・・・。

「勉強すれば、整備士になれる!」見たいな事も、
ありましたが、普段の航空教室は、どちらかと言うと
子供向けと言う事でのネタだそうです。

3人の解説が、一通り終わった所で質疑応答。
そこで判ったのが、飛行機の後ろの席は揺れるということ。
冷静に考えると、当たり前なんですが、飛行機の重心は、
主翼付近にあるので、そこを中心に上下左右に動くということ。
なので、端の方の機体後部はよく揺れるそうです。
もっと言うと、後ろから前の方に向けて飛行機はしなるとか、
実は、飛行機は飛びながら、おしりを振っているとか・・・。
そりゃ、後ろは酔うよ。

あと面白かったのが、出来そうもない距離で出来そうも無いくらい
高度を下げろと言う様な、中々アグレッシブな管制をする
管制官が居るそうです。
そう言う時は、エアブレーキを効かせて高度を落とすそうなんですが、
飛行機に乗っていて、着陸する時とかにエアブレーキが開いていたら、
管制官とパイロットがバトっているそうです(笑)

この辺りで、休憩に。
この間、機長のバッグの中身や、整備士の工具箱の中身
の公開がありました。
中々見ることが出来ないですからねぇ。
機長のバッグには、航空図、マニュアル、iPad、免許証など。
整備士の工具箱には、まぁ、普通の工具ですね。
中々、興味深いです。

あとは、ナイトスクール後半の機体工場へ。

いい眺めです。
ちょうど格納庫の先を着陸していく航空機が居ました。

第一格納庫では、貨物機がドックインしていました。

貨物機と言うのも珍しいんで、面白いんですが、
ここはこれで、ほぼスルー。
第二格納庫に向かいます。

第二格納庫には、B787が入っていまいた。


ここまで機首に寄るのは、中々無いですね。


これは、横顔。


機体の番号は、ノーズギアのドアに書いてあるそうです。

それは知らんかったな。
それと、ギアを下ろしている軸と、タイヤの中心が、
少し偏心しているのが、分かるでしょうか?
こうすることにより、タイヤの直進性が増して、
高速走行の時に安定するそうです。
逆に言うと、こうしないと、滑走路を高速で走行したり出来ない
と言うことです。

えーっと、この機種はB787なんですが・・・。

あとは、申しません。

機首からのアングルがあったので、尾部からのアングル。


ところで、B787では“787”と機体に書かれているんですが、
今後は、このマーキングは無くして行く方向だそうです。


さて、第一格納庫に戻ると、スター・ウォーズ塗装の機体が
丁度格納庫に入ってきていました。
こちらサイドは、R2-D2。


違う角度。


寄ると、R2-D2にケーブルを繋いで
燃料補給しているみたいに見えますね。


反対側のサイドは、BB-8。

って言うか、BB-8見えないですけどね:-p

格納庫の開いたドアの先は、A滑走路。



この時間帯は、着陸機が多いんですね。

さて、格納庫の床にはこう言う表示がいくつもあります。

これは、ここに機体の先頭を合わせるという表示のようです。
これは、B777-300だったかな。

これは、コンポーネントメンテナスビルと格納庫間の
渡り廊下にあった模型。

なんと、尾翼はANAだけど機体には全日空(!)
今はないですよね?

航空教室が少し伸びて、工場見学の時間が
若干押し気味でしたが、面白かったです。

この後は、バスで第2ターミナルまで移動して解散。

22時ごろになると、日中はアレほど混み合っていたターミナル内も、
このとおりの状況。

人が居なくて、不思議な感じがしますね。

セキュリティもこの通り閉鎖。

出発便表示もありません。

そして、ANAチェックインカウンターもこの通り。

これも、中々面白いです。

結果的に、夜の人気のない空港ターミナルも見ることが出来て、
中々良い、ナイトスクールでした。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「大人の社会科見学」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事