今日「爆笑問題×東大」なる番組を見る。最近忘れがちだった知識への欲望が少し回復した。大学2年の半ば、とあるビデオをずぅっと見ていたことの中から知識へ興味を抱いた。ピカソや太郎が抽象画を最初から描けていたわけではない。膨大なデッサンの裏づけによって初めて描けるのであるとわかったのもこのから。JAZZやROCKのセッションもずぶの素人が出鱈目に吹いて成立しないことと全く同じなんだ。
アカデミックな部分もそう。単なるアイデアだけではそれは「トンでも」でしかない。何故前の大学の経済の教授が本を読め、新聞を読め、テレビを見ろ、ノートを取れと再三繰り返したのか。それは基本的な知識を持ちえなければ、その向こうにあるであろう、それまでよりも格段に面白い知識にはたどり着けないからである。
あれから2年強。少しはましになったのか。もちろん否である。藤原竜也のようなきれいな顔もないし、頭も良くない。