rubiconeさんの記事のへお返事をかねて・・・
初めてポリーニの生演奏を聴いたのは、30数年前に、
N響(NHK交響楽団)の定期演奏会のときでしたが、音の切れ、テクニックとも、今までに聞いたことのないすばらしい演奏でした。今まで聞いたピアニストと、音が全然違うんですよ。
ポリーニの演奏では、「音」と「音」との間、つまり鍵盤を弾いていないとき、がまた素晴らしいのです。うまく表現できませんが。
ただただ、「驚愕」です。
そのときの別のチクルスでは、エミール・ギレリスを聴きました。ギレリスの演奏というか、音はやはり、ピアノってこんなに硬い音が出るんだなあ~という印象でした。
当時のポリーニはすごくスマートな体格だったと思います。
2度目に聴いたときは、それから数年後。上野の東京文化会館大ホールでのリサイタルでした。前から3列目の席。前半だか後半だか忘れてしまいましたが、現代曲にチャレンジしていました。ただ、聴衆からの反応は、当然のことながらいまいちでした。
この頃はややお肉が付いていました。
3度目はそれからさらに数年後でしたが、もう完全にお肉が「ダブダブ」
もう別人のようでした。椅子からお尻やお腹がはみ出している感じでした。演奏は前回の反省からか、現代ものはなかったと思います。
CDのジャケットの頃が懐かし~い
今の彼は、何かほんとにお年を召された、って感じですよね。
友人が去年聴きに行った時はベートーヴェンの初期のソナタなどがプログラムだったそうですが、今までになく「すんごく」よかったんですって~。それなら、聴きたかったなぁ~、と思った私です。
昨年あたりですと、円熟味も増して、聴き応えがあったでしょうね。
私もショパンではないのですが、M・ポリーニのシューマン!聴いてました。 ソナタ№1とファンタジィでした
やはり、若~い頃の演奏なので華麗で、幻想的?!でした。
シューマンって、すごいなと思い知らされましたよ