わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

ポリーニの記事の追伸

2007年01月18日 15時56分40秒 | Musik

rubiconeさんの記事のへお返事をかねて・・・

初めてポリーニの生演奏を聴いたのは、30数年前に、
N響(NHK交響楽団)の定期演奏会のときでしたが、音の切れ、テクニックとも、今までに聞いたことのないすばらしい演奏でした。今まで聞いたピアニストと、音が全然違うんですよ。
ポリーニの演奏では、「音」と「音」との間、つまり鍵盤を弾いていないとき、がまた素晴らしいのです。うまく表現できませんが。
ただただ、「驚愕」です。

そのときの別のチクルスでは、エミール・ギレリスを聴きました。ギレリスの演奏というか、音はやはり、ピアノってこんなに硬い音が出るんだなあ~という印象でした。

当時のポリーニはすごくスマートな体格だったと思います。

2度目に聴いたときは、それから数年後。上野の東京文化会館大ホールでのリサイタルでした。前から3列目の席。前半だか後半だか忘れてしまいましたが、現代曲にチャレンジしていました。ただ、聴衆からの反応は、当然のことながらいまいちでした。
この頃はややお肉が付いていました。

3度目はそれからさらに数年後でしたが、もう完全にお肉が「ダブダブ」
もう別人のようでした。椅子からお尻やお腹がはみ出している感じでした。演奏は前回の反省からか、現代ものはなかったと思います。

CDのジャケットの頃が懐かし~い

 


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
曲目も、 (rubicone)
2007-01-19 00:24:55
体形も・・・時間の流れを感じますねー。
今の彼は、何かほんとにお年を召された、って感じですよね。
友人が去年聴きに行った時はベートーヴェンの初期のソナタなどがプログラムだったそうですが、今までになく「すんごく」よかったんですって~。それなら、聴きたかったなぁ~、と思った私です。
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よくわかります (わん太夫)
2007-01-19 01:09:55
若い頃は自分のやりたいように選曲などしていたんでしょうね。
昨年あたりですと、円熟味も増して、聴き応えがあったでしょうね。
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偶然かな? (チャコママ)
2007-01-20 03:30:35
偶然なのかな…?
私もショパンではないのですが、M・ポリーニのシューマン!聴いてました。 ソナタ№1とファンタジィでした
 やはり、若~い頃の演奏なので華麗で、幻想的?!でした。
シューマンって、すごいなと思い知らされましたよ
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