江戸時代以来芝居の世界では十一月が年度初めのようなもの。
それで芝居小屋にはその1年間に出演する役者の看板を掲げて顔見世お披露目をする。
今回新装なった京都の南座でも、昔からの習わし通りに役者の看板を玄関正面に掲げていました。
今回は歌舞伎座初お目見えの方とご一緒させていただきました。
演目:一、楼門五三桐(さんもんごさんのきり)吉右衛門、菊五郎
二、文売り(ふみうり) 雀右衛門
三、隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ)猿之助、巳之助
楼門五三桐は吉例顔見世に相応しく人間国宝のベテラン二人の競演。それぞれに持ち味を出している一幕。
文売りは雀右衛門による「一人芝居」
隅田川続俤は猿之助演じる法界坊が縦横無尽に活躍する芝居。
一人で男と女の二役をやるシーンが見もの。筋書などの詳細は以下を参照してください。
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/590?
fbclid=IwAR0DU4lntKUYkGLWRwHj5uiTXlF7veYwamBrXkU9UsfeNTB8AmFmZZTXE-Q
舞台が跳ねた後は、前日解禁となったボージョレ・ヌーヴォーで乾杯をして楽しい感想会になり
ました。