10数年来知己を得ている美術ブロガーです。
「いちばんやさしい美術鑑賞」を出版されました。
この本は美術作品にあまり接してない方が楽しく美術鑑賞をできる手助けとなる本です。...
文章は平易でとても分り易く、紹介されている作品も海外の一流美術館にあるものではなく、日本の美術館で気軽に見れる作品を通しての美術鑑賞の入門書です。
パーティーでは乾杯の音頭を山種美術館の山崎妙子館長がされ、三菱一号館美術館の高橋館長とのトークショーなどなど盛り沢山。楽しい会合でした。
10数年来知己を得ている美術ブロガーです。
「いちばんやさしい美術鑑賞」を出版されました。
この本は美術作品にあまり接してない方が楽しく美術鑑賞をできる手助けとなる本です。...
文章は平易でとても分り易く、紹介されている作品も海外の一流美術館にあるものではなく、日本の美術館で気軽に見れる作品を通しての美術鑑賞の入門書です。
パーティーでは乾杯の音頭を山種美術館の山崎妙子館長がされ、三菱一号館美術館の高橋館長とのトークショーなどなど盛り沢山。楽しい会合でした。
11時から自動選択で座席を選ぶのだが・・・・
今日は広島カープとの最終戦のチケットだけではなく、
巨人戦、阪神戦も同時発売。...
通常ならすぐアクセスできるチケットセンターですが、
15分もかかった。
どうも阪神戦と同じ日の発売だとアクセスが難しい。
阪神戦だけ発売日をずらして欲しいものだ⚾⚾
青磁が好きな私としては見逃せません。
中国では唐王朝が滅び、五代十国の時代を経て趙匡胤が宋を建国しました。
宋では官窯、景徳鎮などで青磁や白磁など精緻なものが作られました。
淡色の釉薬ながらシンプルで研ぎ澄まされたデザインなどその技術は美の極みに達しました。
作品はその後の中国王朝だけでなく、日本の室町将軍でも唐物として珍重されました。
その虜になったのは高貴な人たちばかりではありません。
斯く言うこの私も魅入られ、各種展覧会に足を運ぶのみならず、自らも蒐集にはまってしまいました。
最初は約40年前になりますが、美濃の陶芸で加藤道博(道窯)の徳利と杯。
その後は何人かの作家さんの物を求めました。
今回は海老蔵親子の競演でも話題になっていますが、それよりも、歌舞伎、能狂言、オペラなどとのコラボ、構成が面白い。
物語の内容は日本人なら誰でも知っているもの。
今回の舞台では、光源氏の心を覆う闇の部分と、「光の君」としての輝かしい部分をテーマとし、紫式部が描きたかったことを表現しています。
その象徴として、オペラ歌手二人がそれぞれ白い装束、黒い装束で光源氏の心を歌い上げる。
能狂言方では、須磨に配流された光源氏を救う龍神に観世喜正を配するなど豪華なキャスト。
さらには、能舞台で登場する「合狂言」が舞台のナレーターよろしく舞台を進行させていく。
さらに舞台では、華道家元池坊による生け花ライブなどが見所の一つ。
さらに本公演の最大の見どころは、海老蔵が龍王になり、宙乗りで舞台の袖から3階の揚幕(?)に入るシーン。本来歌舞伎座では拍手はしないものではありますが、客席一同手拍子で盛り上がりました。
さらにびっくりしたのは、歌舞伎公演では有り得ないカーテンコールがあったこと。
しかも2度にわたって。まさにレビューを思わせる幕切れでで客席会場は大いに盛り上がった舞台でした。
ちょっと気になったのは海老蔵の声がいつもと違って聞こえたこと。マイクを使っていたのか、風邪でも引いたのか。とにかく疲れを残さず無事千穐楽を迎えて下さい。
講座は銀座で昭和43年創業のカクテルバーのオーナー中村健二さんが講師。
第1回:世界各国のお酒 そしてカクテルの楽しみ方
第2回:バーの歴史(銀座)とウィスキーの話
第1回ではお酒の歴史、お酒の種類(醸造、蒸留、混成酒)、バーテンダーとは、カクテルの種類
第2回は銀座のバー、ウィスキーの歴史、5大ウィスキーについて、ウィスキーの楽しみ方
☆ ☆ ☆
☆バーテンダーとは、ローハイドに出て来るようなカウボーイが、酒場に来て店の外に馬をつなぐ柵のバーから由来しており、お店のカウンターにも真鍮の手すりがついていて、その手すりに寄り添うカウボーイを優しく迎えると言うのが語源だそうです。バーテンダーはお客さんのことを知ることにより、「しあわせ配達人」、「地域のコンシェルジェ」になるそうです。
☆カクテルの種類には、ロングドリンクとショートドリンクがあり、ロングドリンクは時間をかけてゆっくり楽しむ。ショートドリンクはさっと飲んだり、食後の口直しに飲む。
☆バーは昭和2年に銀座に「ボルドー」と言うお店できたのが初め。
☆ウィスキーはアイルランドが発祥(700年前)、その後スコットランド(520年前)、アメリカ(アイルランドの人が移民 250年前)、カナダ(200年前)、日本(100年前)へと伝わる。
ウィスキーは軟水で作るので、硬水のイングランドやヨーロッパ大陸では作れない。
☆ウィスキーは、モルトウィスキー(材料は大麦)、グレンウィスキー(トウモロコシのような穀物)、ブレンデッドウィスキー(両方を1:2でブレンド )
☆ウィスキーはグラスに注いで色、香り、テースティング。その後ちょっと水を数滴たらすとさらに香りが広がるとのこと。
☆お店に入ったら1杯飲んでも3杯飲んでも料金的にはそれほど変わらない。テーブルチャージやお通しは1杯でも3杯でも変わらないからだと。
「絵里香」での予算は5~6,000円程度だそうです。
長々と書きましたが、今度どなたかご一緒して下さ~い!!!
http://www.ginzanoyoru.com/shopinfo/35721030/35721030.html
https://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0335721030/
写真は義兄の形見としてもらったサントリー「山崎18年」です。
私と一緒に飲むのをいつも楽しみにしていた家内の姉の連れ合いです。
かれこれ10年以上続いている講座
講師は元歌舞伎座支配人の金田栄一先生
全5回で以下の内容
第1回:役柄のいろいろ
第2回:「三代名作」から「三之助」まで、歌舞伎の「三」
第3回:観劇の手引きと観劇
第4回:歌舞伎音楽と舞踊
第5回:知っておきたい歌舞伎キーワード
各クルーでゲストに歌舞伎役者が来られます。
過去には、片岡孝太郎、市川右團次などなど。
今回は第4回目の講座の日に「市川門之助」が登場
若い頃先代市川猿之助(現 市川猿翁)に指導を受け、
最近はスーパー歌舞伎などに出ているそうです。
また、八月歌舞伎座第2部の東海道中膝栗毛にも出演されます。
ブログをやってますのでよろしくとのことでした。
https://ameblo.jp/takinoya08/
損保ジャパン東郷青児美術館で開催中。
この美術館はゆえあって無料で観れるので助かります。
...
ターナーは18世紀~19世紀に活躍したイギリスを代表する画家。
https://turner2018.com/
彼は27歳と言う異例の若さでロイヤルアカデミーの会員になりました。
彼は風景画家として素晴らしい作品をたくさん遺し、のちの印象派にも多大な影響を与えました。
また、40代には憧れのイタリアにも行き大いに刺激を受けその後の作品にもその影響は反映されています。
彼の作品を見ていて、あれ、どこかで見たことのあるような絵だと思ったら・・・・
そう、17世紀のフランスを代表する画家クロード・ロランの絵でした。彼は画家としての生涯を殆どイタリアで過ごしていますので、ターナーも彼の影響を受けているようです。
余談ですが、天皇皇后両陛下も7日の日にご覧になりました。
https://mainichi.jp/articles/20180608/k00/00m/040/077000c
http://www.sjnk-museum.org/program/5319.html
絵を見終わった後、何か遠い記憶のかなたの中にいるような不思議な心地がしました。
通し狂言 絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)
片岡仁左衛門一世一代にて相勤め申し候
仁左衛門が悪の二役を演じる。
仁左衛門と言うと菅原伝授手習鑑の菅丞相とか勧進帳の富樫など、凛とした役を思い浮かべてしまう。
しかし、女殺油地獄の与兵衛のような悪役も妙に色気がある。
今回のも悪役だが、二つとも悪役の質が違う。
人殺し的悪役の太平次と大悪党の大学之助。それぞれの悪のスケールの違い分けを演じる。
まさに仁左衛門一世一代にふさわしい演技でした。
一般開場に先立つ12時開場で中に入り、まずはブルゴーニュのブースへ。
ほぼ一番乗りの入場でしたので、手当たり次第に試飲させていただいた。
途中、ローストビーフやスモークサーモンなどもいただく。
1時になり一般入場の方が雪崩を打って入ってくると、あっと言う間に戦場のような喧騒に包まれる。
ブルゴーニュのブースはもちろんボルドーのブースも人でごった返してきた。
有料試飲も1時から始まったのですが凄い行列になってしまったのでしばらく静観。
多少空いてきたので、有料試飲に移る。
ロゼのシャンパーニュ、シャンベルタン(赤)、モンラッシュ2008グランクリュー(白)
帰りには先日桃花林でお世話になった上原ソムリエのおすすめのボルドー(赤)を買いました。
2009年ビンテージながら数千円とリーズナブルな価格ながら香り、口当たり、余韻とも申し分のないものでした。
いただいたチケットですが、最終日に滑り込みで国立科学博物館に行ってきました。
さすが最終日で日曜日とあって親子連れで大混雑。
紀元前3000年からスペインのピサロに滅ぼされるまでのアンデス文明の変遷。
地理的にはアンデス山脈に沿うように南アメリカを南北に細長い地域。
この地域はものすごい乾燥地帯のようなので、ミイラを作って死者を敬う習慣だったようです。
南米大陸はエルドラド(黄金郷)と言うことで、スペイン人にアンデスの黄金を本国に持ち去られ、地金に溶かされて加工されてしまったので、現在は金製品はほとんど残っていないとのことでした。
スペイン人が来て原住民をいきなり大量虐殺してしまったのかと思っていましたが、スペインに迎合する勢力や反対する勢力が入り乱れインカの国々もばらばらになってしまって衰退してしまったようです。
https://www.kahaku.go.jp/exhibitio…/ueno/special/2017/andes/
演目
狂言 鍋八撥(なべやつばち) 大藏吉次郎 大蔵教義(大蔵流)
素囃子 男舞
狂言 蛸(たこ) 野村萬斎 野村万作(和泉流)
狂言 千切木(ちぎりき) 茂山 七五三(大蔵流)
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2017/11052.html?lan=j
鍋八撥には先日の日本酒の会でご一緒した大蔵教義さんが出演していました。
若い方なので狂言には珍しく激しい動きのある演技をされていました。
ぴょんぴょん跳ねてみたり、橋掛かりを下がる時は側方倒立回転で退いて行く。
器械体操のような溌溂とした演技でした。
終演後は能楽堂の外で皆既月食の開演でした。
このところ抽選で外れていた中央区の講座。
今期も全5回。各回は以下の通り。
1.女方の系譜
2.歌舞伎と傘
3.江戸の用語あれこれ
4.観劇の手引きと観劇
5.高麗屋と幸四郎襲名
受講料:2,500円
観劇料:14,000円(1等席)
講師は歌舞伎座の元支配人金田栄一先生。
今春のNHKラジオ講座で歌舞伎の講座をを担当されました。
毎期ゲストに歌舞伎俳優の方が来られますが、
今期は第3回目に片岡秀太郎さんが来られました。
上方歌舞伎を代表する女方で十三代目片岡仁左衛門の次男。
当代の片岡仁左衛門のお兄様です。
昭和30年代の上方歌舞伎は相当苦労されたようで、
弟の当時の片岡孝夫と切磋琢磨してこられたとのことでした。
実子は娘のみでしたので養子に片岡愛之助をとったとのことでした。
http://www.kabuki-bito.jp/special/welcometokabuki/…/no3.html
話しとしては仇討ちを返り討ちにしたものの、
後日策によりおびき出され、結局は仇を取られてしまうと言うもの。
しかしこの劇は何と言っても片岡仁左衛門の演技が見世物。
勧進帳の富樫や菅原伝授手習鑑の菅丞相など凛とした役に定評があるが。
この芝居の主役藤田水右衛門は悪の中の悪、極悪非道。
この役を淡々とこなすからさらに凄味が増してくる。
そう言えば、女殺し油地獄でも極悪非道を演じているが、こちらはかっかと燃え盛るような殺しで、凄惨な場だった。
仁左衛門の魅力が存分に引き出されていました。
演目も秋にふさわしく、狂言は栗燒、能は土蜘蛛。
鎌倉能舞台の公演は能を始めてみる人にも分かり易く楽しめるための工夫を凝らしています。
演目についても単に難曲ではなく、見ていて何となく楽しめる曲を選ばれているようです。
字幕等も今は試行錯誤の段階かもしれませんがいろいろな試みをされています。
シテの貫太さんは文部科学省の学術振興の一環として全国各地の小学校に出向き能の普及活動をされています。
国立能楽堂は一般の演者にとっては敷居の高い場所と言われていますが、「鎌倉能舞台の能を知る会」の公演では、
あくまでも能を分かりやすく見ていただくという姿勢が貫かれています。
開演前には、元NHKのアナウンサーの葛西聖司氏の分かり易い解説、そして終演後には貫太さんが舞台に登場して質疑応答があります。
至れり尽くせりですね。
次回はの能を知る会横浜公演は11月15日(水)午後2時開演です。
演目は狂言 「腰祈」野村萬斎、能 「谷行」中森貫太
詳細は以下をご覧ください。
http://www.nohbutai.com/
http://www.nohbutai.com/perform/yokohama.htm
今回もソフィアンの後輩の菅家ゆかりさんたちとご一緒さでていただきました。
チケットの手配をして下さったソフィアンの後輩の中森三佳さん、ありがとうございました。