埼玉県高校・障害児学校教職員「九条の会」

教え子をふたたび戦場に送らないために

1.17「国会開会日行動」開催  改憲発議反対!実効あるコロナ対策行え!日米地位協定は抜本改正せよ

2022-01-20 19:07:19 | 活動報告
 
 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会と、9条改憲NO!全国市民アクション、 共謀罪NO!実行委員会は、第208国会開会日の17日昼に、国会議員会館前で「改憲発議反対!辺野古新基地建設中止!敵基地攻撃能力保有反対!防衛予算拡大するな!いのちと暮らしと営業を守れ1.17国会開会日行動」を行いました。寒い中、300人が参加。参加者は、岸田政権や日本維新の会などの改憲策動を止めるため、「憲法改悪を許さない全国署名」の取り組みを強めていくことを確認しあいました。
 戦争をさせない1000人委員会の勝島一博さんが主催者挨拶で、「米軍基地がコロナの感染拡大を基地の外にも広めている。PCR検査の不実施などが明らかになった。日本政府の危機感が欠如している。日米地位協定の抜本改正、実効あるコロナ対策を政府に求める。改憲派の議席が発議 に必要な3分の2以上あるのに改憲発議を許さなかった私たちのたたかいに自信と確信を持ち、 改憲阻止の取り組みをさらに強めていこう」と呼びかけました。
 駆け付けた立憲民主党の石垣のり子参議院議員、沖縄の風の伊波洋一参議院議員、社会民主党の福島みずほ参議院議員、日本共産党の田村智子参議院議員が挨拶しました。多数の共産党の国会議員と参加した田村智子議員は、くらしの問題や改憲など、あらゆる課題で根本的な政治の転換を求めて岸田政権と国会で論戦しながら、夏に行われる参院選で必ず勝利したいと訴え。「改憲の動きを絶対に許すわけにはいきません。みなさんとご一緒に頑張ります」と話しました。
 次に4名の市民が発言しました。辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会首都圏グループの毛利孝雄 さんは、「いま、名護市長選がたたかわれている。県知事選もある。沖縄の本土復帰50周年。沖縄 との連帯をつくり直す年にしていこう」と呼びかけました。改憲問題対策法律家6団体連絡会の飯島滋明名古屋学院大学教授は、「自公政権、維新の会、国民民主党は憲法を改正しようとしているが、これは国民のためにならない。改憲手続法もCM規制がなく、金で憲法改正を買うことになり かねない。国民は憲法改正を求めていない。7月の参院選挙では改憲勢力を落とそう」と呼びか けました。さらに、市民と野党をつなぐ@東京の鈴木さん、共謀罪NO!実行委員会の角田さんが発言しました。
 最後に、代表委員の高田健氏が行動提起。「改憲勢力は憲法審査会だけを毎週開催し、憲法を早く変えようとしている。始まった新たな署名運動を強め、改憲阻止のたたかいを広げよう」と提起しました。
この行動の司会進行を憲法会議の高橋事務局長が務めました。(元西部H特別支援学校・現憲法会議事務局、高橋信一)