埼玉県高校・障害児学校教職員「九条の会」

教え子をふたたび戦場に送らないために

12.6臨時国会開会日行動  改憲阻止・敵基地攻撃能力・大軍拡は許さない!

2021-12-08 00:50:36 | 活動報告
 
 総がかり行動実行委員会と全国市民アクション、共謀罪NO!実行委員会は6日昼、「憲法改悪反対!辺野古新基地建設反対!敵基地攻撃能力保有反対!いのちと暮らしと営業をまもれ! 12 ・ 6臨時国会開会日行動」を行いました。寒い中、300人が参加しました。
立憲民主党の白眞勲参議院議員、社民党の福島瑞穂参議院議員、日本共産党の井上哲士参議院議員、沖縄の風の高良鉄美参議院議員があいさつしました。
 井上議員は、与党や一部メディアから野党共闘への攻撃が繰り返されているが、「共闘は市民との約束です。共産党はこの道を揺るがず進めていきます」と表明し、改憲策動を許さないたたかいを力を合わせて全力で取り組もうと呼びかけました。
 主催者あいさつで憲法共同センターの木下興全日本民医連事務局次長は、「臨時国会では補正予算が審議されるが、政府はコロナ禍であるのに、病院への交付金を減らそうとしている。いのちの選別がされるようなことをさせてはいけない。コロナ危機を口実に緊急事態条項の創設から改憲議論をすすめようとしている。臨時国会にむけた取り組みを各地で強めよう」と呼びかけました。
 市民からの発言では、小森陽一九条の会事務局長は、「政府は市民と野党の国会開けの声を無視し、半年間も国会を開かなかった。主権者として許してはいけない。これが菅、岸田内閣の本質の表れだ。憲法改正にむけ自民党は『推進本部』を『実現本部』と名称を変更し、日本会議国会議員懇談会会長の古屋氏を本部長、同副会長の新藤氏を事務総長に配置した。危険な本質を国民に知らせ、新署名を集め、改憲派の野望を打ち破ろう」と訴えました。
 共謀罪NO!実行委員会の角田富夫さんは、「2013 年12月6日に秘密保護法が強行採決された。戦争する国づくり、敵基地攻撃能力の保有、軍事大国化が進められている中で、重要な情報が隠されることになる。平和と人権を守るため、秘密保護法廃止のためにたたかおう」と訴えました。
 市民連合の福山真劫さんは、「総選挙では、改憲勢力に3分の2の議席を許してしまったが、くじけているわけにはいかない。市民と野党の共闘路線は間違っていない。候補者の一本化で多くの成果をあげ、課題と展望をつくり出した。 参議院の 32 の1人区では野党共闘でたたかうしかない。 政権の懐柔、分断攻撃に乗せられず、弱点を克服し、本格的な市民と野党の共闘体制をつくるため、参院選にむけてがんばろう」と呼びかけました。
 戦争をさせない戦争をさせない1000人委員会の竹内広人さんが行動提起を行いました。竹内氏は、新たな「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組もうと呼びかけ、当面の行動を提起しました。(元西部H特別支援学校 現憲法会議事務局長 高橋信一)