ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

ロスタイムの失点で、もったいない引き分けだったけど…

2009-07-12 18:09:04 | アルビレックス新潟
今思い出しても、非常に悔しい結果となった。
昨日の新潟対川崎戦である。
先制―同点―勝ち越し―同点(ロスタイムで失点。まもなく、試合終了)…という、手中にしていた勝利を逃す展開だったからだ。
だが、どこか清々しい思いも残っている。

試合開始直後は、しばらく川崎の一方的な攻撃にさらされた。
速い球回しとチェック、トラップも正確だ。
さすが好調川崎。ACLでも日本勢で勝ち残っているだけはある。
アジアで戦っているだけはある。
押され気味だった新潟だが、徐々に相手のペースにも慣れ、反撃に転じ始めた。
そして、FKのチャンスから先制。
後半早いうちに、川崎に同点に追いつかれた。
一瞬の隙をついた川崎・中村憲剛のパス。そこに足を伸ばして決められてしまった。
同点にされても、気を落とさずに攻める新潟。
強くなった、と思った。新潟。昨シーズンは、降格争いをしていたのだった。しかし、今季は、こんなに強い相手に対し、一歩も引かない戦いができている。今までとは違う。
そして、新潟には、こんなにすばらしいプロスポーツチームがある。熱戦を展開し、観衆が沸きかえる試合を見ることができる。
このスタジアムの雰囲気。興奮と熱気。今は、地元のチームが、日本の中でも上位で奮闘する姿を見ることができるのだ。
なんとも言えない感慨に包まれていた。素晴らしい試合を見ることができることを、心からうれしいと思った。
確かに、試合は、勝利目前だった。なのに、相手FWジュニーニョの起死回生のシュート一発にやられ、勝ち点3を逃してしまった。悔しいことは悔しい。
しかし、そんな一発のシュートを放てるレベルの高い選手のシュートを目の当たりにし、今、アルビレックス新潟という、地元新潟にあるチームが、本当に高いレベルで戦っているのだと、改めて実感した。
ロスタイムに失点、は、今季何回目だろう。ホームで、リードしているのに試合最終盤に失点し、同点で引き分けるのは、今季なんと4回目。逃がした勝ち点は、「8」くらいにのぼる。
だけど、勝ち切らないのに、今季半分を終了して3位にいるという、この素晴らしさ。
もし、試合運びまで身につけられれば、もっと強くなる、もっと上位にいるということだ。

次節からは、後半戦に入る。
後半戦でも活躍が続くことを、そしてもっと強くなることを、大いに期待している。
アイシテル、ニイガタ。私たちは、これからも地元新潟に熱い声援を送り続けるぞ。
コメント
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