ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

英国のEU離脱決定!

2016-06-25 11:12:32 | 日記
 英国のEU離脱が決定して、世界の金融界が大揺れです。

 ヨーロッパに二度と悲惨な戦争が起こらないように欧州各国がひとつのまとまった国のような制度を作ろうと始まったEUですが、結局は自国の主権を守れないとか、移民に仕事を奪われるとか、などなどの理由から英国のEU離脱を判断した英国民…。

 EU諸国の中でも「経済格差」が広がって、儲かっているドイツが一人勝ち状態で、そんなのについて行けんというのが戦勝国の英国民の心のどこかに巣食っていたんじゃないでしょうか。

 結果は僅差でも多数決を重んじる国のこと…、残留を主張していたキャメロン首相は辞任を表明しました。

 英国の離脱で、EUに不満を募らせている他の国がこれに追随するのではないかと懸念されています。

 これから2年間かけて、英国のEU離脱へ向けての交渉が行われますが、経済問題をはじめ英国にはEU脱退に伴う厳しい条件が出されるだろうと予測されています。

 この状況の中で英国に進出し、英国からEU諸国へ輸出を行っている日本企業も対応を迫られています。

 つまりEUの主要国だった英国が脱退することでヨーロッパ各国向けの製品を生産している工場から出荷される製品には「関税」がかかってしまうからです。

 「儲けること」が最優先の日本の昨今の大企業にとって、英国は不要の産物になり下がり、日本企業のお荷物になってしまいます。

 ここら辺が「英国に進出すれば儲かる」と考えた「儲け第一主義」のサラリーマン経営者の無知なところです。

 他国に何かを売ろうとすれば「関税」を掛けられるのは当たり前です。

 EUから自動車を輸入すれば当然「関税」が掛けられます。

 日本国民が「買う」時には「関税」を掛け、「売る」時には「関税」を掛けられないように考えてEUのどっかの国に工場を建てたりしてるから「痛いしっぺ返し」を食らうことになるんです。

 日本の企業なら地道に日本国内で製品を作り、外国に輸出すればいいのに…。

 日本の企業(特に商社が中心になって)は、安く作って儲けるために「中国」~「インドネシア」~「タイ」~「ベトナム」などへ少しでも安い労働者を求めて徘徊しています。

 「国際競争力」をつけるためとか壮大な夢を追っかけているだけで、結局為替相場がちょっとでも変動すると大騒ぎしています。

 製品開発力もデフレ時代に「開発予算」を大幅に削ったために、中国企業なんかに負けてしまっています。

 どんなに素晴らしい特許や技術を持っていても「製品が売れなきゃ儲からない」という状況に落ち込んでいるのが今の日本企業です。

 他社の開発した素晴らしい技術を買い取ったり、特許料を支払って、それを組み合わせて新製品をアッという間に「売り出し」ているのがシャープを買収した台湾の「鴻海」のような振興の企業…。

 その行動力の早さに日本企業はついて行けません。

 消費者ニーズを的確な情報を使い、他社の技術をイッパイ導入して、迅速に製品開発し売り出しているのが彼らの成功の秘訣です。

 そこには、「消費者ニーズの把握→新製品開発→他社の技術や特許を導入し短期間で製品開発→新製品の発売→大儲け」というキチンとした企業理念があります。

 日本企業にも理念はあるでしょうが、いつの間にか忘れてしまって「どうやったら法の網を掻い潜って儲かるか」しか考えていないから、新しい発想について行けません。

 日本企業には多くの素晴らしい技術があります。

 それを生かして、本来の企業活動を行わなければ、どこまでも深い闇に陥ってしまうでしょう。

 
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英国のEU離脱か、残留か?日本への影響は…

2016-06-24 10:36:55 | 日記
 英国でEU離脱か、残留かの国民投票が行われました。

 ニュースでは、僅差で残留ではないかとの憶測が流れています。

 この国民投票が行われる前には、「離脱するかも」ということで金融界が大揺れして、円高になったり、株価が下がったりという現象が起きていました。

 英国に進出している日本の企業は約千社あると言われています。

 EU加盟国ということでヨーロッパ各国への英国からの輸出は基本的に関税がかかりませんので、日本から輸出するより「お得」というのが最大の理由です。

 「高品質の製品」なら多少高額でも買ってくれるというのなら、日本から輸出しても大丈夫なんでしょうが、日本のお家芸だった「白物家電」なんかは生産技術が向上してきた中国製や韓国製の方が「品質は同じでも安い」ので、日本の製品が売れなくなってしまいました。

 そこで「自動車関連」企業を中心にヨーロッパで売り上げを伸ばすために、英国をはじめとするEU加盟のヨーロッパ各国に日本企業が現地法人を立ち上げて工場を作り、そこからヨーロッパ各国にシュアを広げているのが現状です。

 英国がEUを離脱すると、その恩恵を被ることができず(当然英国とEU諸国の間には関税が発生するので)折角英国に工場を作ったのに効果が発揮できません。

 これでは日本企業の思惑が外れてしまいます。

 英国内での離脱派の最大の理由は、移民によって英国人の仕事が奪われているということです。

 移民を受け入れなければ、英国人の仕事量は減らない。

 つまり、英国人に仕事があって安定した暮らしができるということです。

 こうした考えは、特に高齢者に多く、若者たちは残留してEUとの経済圏を守った方が英国のためになると考えています。

 さて、日本が置かれている現状は、これと比較してどうなんでしょうか?

 日本人の考え方(特に自民党の議員さんたち)は、どちらかというと英国の高齢者に近い考え方が多いんじゃないでしょうか?

 TPPで進めている環太平洋の自由貿易に関して、国内産業保護(農畜産物など地方の産業)のために反対論が根強く残っています。

 特に、農畜産物に関しては、現在でも大量に輸入してるのに、これ以上増えたら軒並み農畜産物の生産者は生きていけないという論調です。

 しかし、よ~く考えてみれば、日本のブランド農畜産物や木材などを関税なしで他国に輸出できるメリットもあります。

 杉花粉で多くの人を苦しめている杉を大量に切りだして、アメリカをはじめとするTPP諸国に良質な住宅資材として輸出することもできます。

 切り出した杉の後には、針葉樹だけでなく広葉樹なども植樹して、多様な木々を輸出できる林業国に変貌させることもできます。

 外国からは安い農作物を飼料用に買いつけて、高品質でおいしい農作物を輸出することが農畜産業を発展させることになります。

 当然そこには雇用が生まれ、給与水準も低迷する工業製品より現在と比較できないほど上昇するでしょう。

 政府は、アホな金融策ばかりに走らないで、「日本は工業製品だけでなく、食料品なども輸出できるんだぞぉ~」というPRをして欲しいもんです。

 安倍政権がTPPを受け入れたのは、アメリカから押し付けられて「OKポチ」状態でのこと。

 日本独自の輸出入をして行くと、いつもアメリカから目の敵にされてしまいます。

 奴らは、基本的にアメリカだけがよけりゃ、日本なんてどうでもいいと思っているはず。

 大統領候補のトランプさんがいい例です。

 その一方で米国民の多くは、高品質な日本車が大好きで幅広い階層の人に受け入れられています。

 北米にはトヨタをはじめ日本の自動車会社が進出して、たくさんの人々を雇用しています。

 アメリカのドラマには、日本の自動車メーカーがクライアントになって主役が乗る車は日本製というものもたくさんあります。

 そんな作品で悪人が乗ってるのは、クライスラーやフォードのSUVなんかです。

 国内販売が低迷している今日では、輸出を増やしていかなくては日本経済は立ち行かないのは事実。

 ですが…。

 日本の消費者が必要としている生活物資は、できるだけ国内産のものにして「地産池消」を原則にしていきたいですね。

 なんつっても「安全性」が高いからね。

 中国産の食料なんて何が入っているか分んないですもん。

 企業は「安く作って、安く売る」というデフレを助長するような…、そして儲かることだけを考えて(どっちかいうとこっちの方が優先順位が高い)、中国や東南アジアに工場を作って逆輸入していますが、それを日本国内で生産するように改めれば、国内生産性が高まり、雇用が増え、給与も上昇し、国内消費も高まるとは思いませんか?

 政府や国会を動かしている議員さんたちには、ヘンな「国内生産者への保護主義」じゃなくて、世界に通用する「多くの輸出品の開発」によって国内産業を支えるような政策を実現して欲しいですね。

 そうなれば、仕事が増えて、雇用が安定し、結婚できる人も増えて少子化も改善されて行くんじゃないでしょうか。

 今のままでは、いつまで経っても「少子化」担当大臣がいるのかいないのか分らない状況が変わらないと思います。

 

 
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早朝、スゴイ雨音で目が覚めました

2016-06-23 12:09:37 | 日記
 今朝4時ごろ、もの凄い雨が窓を叩きつける音で目が覚めてしまいました。

 まるで集中豪雨のような勢いでした。

 広島県安芸市では、線路脇の土砂崩れで電車が脱線事故を起こしたり、道路が冠水したりという大雨の影響が至る所で発生しています。

 今年の梅雨前線は、西日本に強い影響を及ぼしているようで、熊本の地震被災地周辺には土砂災害への注意促すアナウンサーの声が連日流されています。

 7時ごろまでベッドでタラタラとTVを見ながら過ごし、トイレに行ったら閉め忘れた窓から雨が降り込んでいて床までびしょ濡れ…。

 洗面所で洗濯していたばあちゃんに雑巾を出してもらって、窓枠から床まで大掃除しました。

 まったく困ったもんです。

 朝食後に、掃除をしてたら急に晴れてきて、今は強い北風が窓から吹き込んでいます。

 まるで、台風一過のようなお天気です。

 梅雨明けには、まだまだ時間がかかりそうですね。

 じいちゃんのゴルフも一時休戦状態で、お仲間とは「梅雨が明けたら、ガンガンやろう」と話しています。

 大雨で死んじゃったり、怪我をしたりしないように、気をつけましょう。
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またか、釧路での無差別殺傷事件…

2016-06-22 10:22:56 | 日記
 釧路市にあるイオンモールで33歳の男が女性客4人を次々刺すという事件が起きました。

 この事件で一人が死亡し、三人が重軽傷を負いました。

 最近、こんな事件がよく起こります。

 容疑者の男は、新聞配達のアルバイトをしていたようで犯行の動機について「人生を終わりにしたかった。死刑になるため人を刺した」と供述しています。

 「人生を終わりにしたかった」のなら勝手に自殺でもすりゃいいのに、ワザワザ人の集まるショッピングモールへ行って面識も何もない赤の他人の命を一瞬で奪い去るなんて、普通の人には理解できないことです。

 しかし、そんな事件が多発しているのが、今の日本の現状です。

 容疑者を知る人たちは、「挨拶もしっかりとしてくれる普通の人」と話して一様に驚いています。

 こんな事件を起こす容疑者の周りの評価は、ほぼ毎回「あの人がなんで?」というものばかり…。

 人間なんて「ヒツジの皮を被った狼」なんですね。

 もちろん、じいちゃんを含めて…。

 米国で先日起きた大量射殺事件では、FBIが容疑者の身辺調査をしていたのに、調査対象から外したとたんに犯行を決行したという情報が流れていました。

 海外で起きている無差別テロのようなものには、犯行の動機が思想的な問題など理由がハッキリしてるような気がしますが、日本で起こる今回のような事件は「ものすごく単純なもの」で大体が「人生に失望したから…」などという本人しか理解できないアホな動機ばかりです。

 この容疑者も33歳にもなって定職につけずに悶々とした日々を送っていたんでしょう。

 自分の将来を見通すことのできる人はいませんが、普通に仕事をして、若干貧しくても普通に暮らしていれば、人を殺して自分は死刑になりたいなんて思わないでしょう。

 今の日本は、普通に暮らしていける人、普通に結婚して子供を育ててみようと思う人が、本当に少なくなってしまいました。

 団塊世代の人が大量に職場から離れ「求人者数」は増加していますが、企業は正規雇用者ばかりだった「団塊世代」から、その穴埋めのほとんどを非正規雇用者で埋めようとしています。

 そんな状態なのに参院選を戦っている安倍首相は「アベノミクスは道半ばだが、求人率の上昇など確実に成果を上げている」と豪語しています。

 円安で内部留保を貯め込んだ大企業や株で儲けた国民の1%程度の人が潤って、99%の人がアベノミクスの恩恵に預かっていません。

 最低でも半数の国民が景気がよくなったと感じなければ、経済政策なんて大失敗です。

 今回の容疑者もそんな格差社会の中で弾き飛ばされた一人じゃないでしょうか。

 今の世の中、安倍政権の悪政のお陰でドンドン住みにくくなっています。

 世間にお金をばら撒けば景気はよくなる(金融緩和策や年金保険料の株投資など)と信じて疑わない首相官邸近辺でウロツイテいる経済学者の言うことなんか聞いてないで、本当に経済を活性化して国民を豊かにするためには、儲けてる企業や裕福な人からガッポリと税金を獲って、苦しんでいる国民に配分するか、企業が雇用者に儲かった分の給与をキチンと支払うようなシステムを早急に作らなきゃいけません。

 自分の念願である「憲法改正」やじいちゃんたちが作り上げてきた自民党とアメリカ政府のパイプを必死で守り抜くこと、また政治献金のために儲かる企業を応援するような政策は廃棄して、国民が豊かに暮らせる社会を少しづつでも実現していくのが本当の政治家なんじゃないでしょうか。

 今回の参院選は、現状の悪政を正す唯一のチャンスです。

 参院選で与党が勝つようなら選挙戦で声をひそめている「憲法改正」に攻勢を仕掛けてくるでしょう。

 特定秘密保護法や安保関連法制の強行採決のように、一方的に国民に負担を強いるような「憲法改正」を安倍自民党は願ってやまないのですから…。
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高浜原発の運転延長…

2016-06-21 12:05:03 | 日記
 原子力規制委員会が「高浜原発1・2号機」の「最長20年間運転延長」を認めました。

 運転開始から40年で廃炉が原則なのに、一定の条件をクリアすれば20年の運転延長が可能になっています。

 政治家たちは、なんでこんな法律を作ってしまったのでしょうか。

 それは、もちろん電力会社の圧力に屈したからです。

 原発は運転開始後も、厳しい点検期間が設けられていて稼働実績が火力発電所に比べて短いことが理由の一つ…。

 稼働期間が短いということは、原発による電力会社の儲けが少なくなってしまい、点検の費用も膨大に掛ります。

 早い話、40年の稼働期間では原発は儲からない施設なんですね。

 そこで「何らかの理由をつけて20年は延長してもいいよ、その期間に儲けてね」という訳です。

 なんで原発は点検ばかりしてるのかというと「放射性燃料」を使っていて、それは危険なエネルギーだということをみんな知ってるからです。

 「日本の原発の安全神話」は、東日本大震災の際の「福島原発事故」でぶっ壊れてしまって、今でもその対応に苦慮しているのに、大企業である電力会社にベッタリの安倍政権・自民党・公明党は「再稼働」に拘りまくっています。

 老朽化した原発なんて、ハッキリ言って「危なくて仕方ない」代物です。

 昨日の夕方のニュースで、延長賛成派の人が「原発関連で働く人にはよかった」という意見を述べていましたが、もし事故が起こったら誰が責任を取るんでしょうか?

 原発の廃炉には40年以上かかると言われていますが、20年運転して40年廃炉作業ということで、高浜は80年間潤うということなんでしょう。

 しかし、その80年間に何らかの事故が起きたら、何百年も高浜に人が住むことができなくなってしまうかもしれません。

 高浜だけじゃなくて隣接する京都府や滋賀県でも住めない地域が出てくるでしょう。

 日本政府は「40年の運転で廃炉という原則」を遵守して、新しいエネルギーでの発電を考える時代になってることを忘れてはいけません。

 そうじゃないと、原発列島である日本は大きな危機を抱えながら国民が暮らすという「憲法違反状態」が続くことになります。

 高浜原発はさっさと「廃炉」にして、地元住民が「廃炉作業」で稼げるような状態になった方がどんなにマシな選択か、よ~く考えてほしいと思います。
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